スタッフ柿崎社長ブログ

男の関心事、女の関心事

家というものに対して、男と女では、関心を寄せるところがずいぶん違います。

男性が家づくりでこだわる部分は、「躯体」や「性能」「構造」と言った、いわゆるハードであるのに対して女性は、毎日の使い勝手使い心地、細かくい感覚的な部分のようにソフト面にこだわるという傾向があります。

このように、男性は、家というものを大雑把に捉えているに対して、女性は、毎日の生活する場ですので、インテリアや収納などを工夫し、暮らしをいかに快適にするかという細部までこだわっていることが見えてきます。 

収納のカリスマ近藤典子さんがテレビに出て活躍していることからも理解できます。

そして、最近は、住宅購買の決定権が男性から女性に移ってきているようです。

確かに、最終決定は、ご主人がしますが、その段階に行くまでのプロセスの殆どは女性にあるような気がします。

この傾向は、何も住宅に限ったことではなく、全体的にこんな流れになっていることを、皆さんもうすうす気がついているのではないでしょうか。(むしろ、はっきりと・・・?)

ということは、私たち住宅産業に携わるものは、女性を意識した家づくりを心がける必要があるということです。

どちらかというと、私も含め、技術屋は、男性が好むハード面を追いかけたくなります。

しかし、それでは、家づくりの決定権のある世の女性には、見向きもされなくなりますね。

そうか女性か・・・・

そうだ身近に女性がいます。

もちろん我がワイフ。

怖いけど、色々教えてもらおーと。

by kakizaki

2011年01月21日更新

プリウス現象が住宅業界に起こるか?

1月11日FNNニュースでトヨタ「プリウス」の2010年国内販売台数が、「カローラ」の記録塗り替え歴代1位になったと報道していました。

『トヨタ自動車のハイブリッド車「プリウス」の2010年に国内で販売された台数が、「カローラ」が持つ年間記録を20年ぶりに塗り替え、歴代1位となった。
2010年に国内で販売された新車の台数は、トヨタの「プリウス」が31万5,669台に達し、「カローラ」が1990年に達成した30万0,008台の最多記録を20年ぶりに上回り、首位に立った。
エコカーの普及が進む中、プリウスは、高い燃費性能最低価格205万円という割安感が支持されたほか、最近では、エコカー補助金も追い風となり、大衆車の代名詞を「カローラ」から引き継ぐ結果となった。
一方、2位がスズキの「ワゴンR」、3位がダイハツの「タント」、4位がホンダの「フィット」、5位がダイハツの「ムーヴ」などとなっている。』

不況と言われながらも、エコカー補助金があったにせよ、これだけ国民に支持されたのは、いったい何故なのだろうか。

価格がそこそこ安かったと言う事も当然ありますが、私は、国民の『環境』に対する関心の高さ だと思っています。

環境破壊や地球温暖化といった近い将来人間の生命を脅かしかねないことに、とても憂いてるのだと思います。

私たち世代に対する影響も心配していますが、むしろ若い人たちやこれから生まれてくるであろう人たちを憂いているのではないでしょうか。

事実、私にも子供がいますので、その子供たちがどんな地球環境のもとで生活していかなければならないのか、心配しています。

上のグラフは、一世帯当たりの二酸化炭素の排出量の割合の内訳を表しています。

①自動車            28.7%

②照明・家電製品など    32.2%

③給湯             13.8%

④暖房             12.4%

これらからも1/3を占める自動車の二酸化炭素の排出量を減らすことは、非常に意味があることが解ります。

照明についても、LEDへの買い替えや、消費電力の少ない家電の開発などが進むことにより減っていくと思われます。

給湯はエコキュートなどの一見省エネ商品に見えますが、従来の電気温水器などに比べて性能が良くなっているだけで、灯油やガスに比べ二酸化炭素の排出量が少ないわけではありません。

実質ここを減らす一番の近道は、ソーラーパネルの搭載だと思います。

かつて、朝〇ソーラーという会社が強引な販売をした結果、この部門の普及は今現在でも余り進んでいません。

私自身は、費用対効果から言って、給湯のソーラーパネルを上げるのは、近い将来有望だと思っています。

但し、信頼できるメーカーがあればです。

最後は暖房です。

上のグラフをもう一度良く見てください。

暖房の隣に小さく冷房2.4%と書いてあります。

即ち、冷房ではそれほど二酸化炭素は排出していないのです。

ですから、省エネルギーとしての冷房対策は余り効果がないことがわかります。

やはり、暖房対策が重要です。

この対策に対する答えは、住宅の高断熱化です。

断熱性のレベルを上げることが、なにより大切です。

地球環境を憂いてる人は、いつか必ず住宅の燃費』が気になると思います。

こうなってくると、住宅は燃費で選ぶ時代になる可能性も・・・

TNP(低燃費)〇〇ℓ/㎡の家

なんて宣伝する住宅会社が現れるかも・・・

そんなに遠くない将来、プリウス現象が、住宅業界にも起こるような気がするのは私だけでしょうか?

by kakizaki

2011年01月13日更新

太陽光発電の雨漏れ対策

太陽光発電の設置に伴い、屋根の雨漏れが増えているそうです。

太陽光発電の雨漏り対策が各メーカーで顕著な違いがあることが、日経ホームビルダーの2011年1月号に載っていました。

下の図は雨漏れが起き易いイメージを表しています。

垂木という下地材に固定しないで、野地合板という板に直接取り付けると防水紙を破り雨漏れがし易くなります。

だだ、どのメーカーも、ソーラーパネルの固定の仕方は、屋根にビスやボルトで穴を開け、その廻りをシーリングするというやり方のようです。

資源エネルギー省は、施工資格制度を準備しているそうですが、私は、もっと根本的なやり方を考えたほうが良いと思います。

屋根の上は、夏は焼けるように熱く、冬は、氷が出来るほど冷え、過酷です。

そのような状況の屋根の穴をシーリング材で雨水を何年間も維持させることに無理があると思うのです。

太陽光パネルメーカーは、屋根に穴を開けないで架台を取り付ける工法を是非開発して頂きたいものです。

今は、どのメーカーの止水防止方法も不十分だと思うのですが・・・

こう感じるのは、私だけでしょうか。

そうこうしている間も、どこかの屋根に穴が開けられていく。

そして、いつか、ポタポタ・・・

by kakizaki

2011年01月08日更新

甘い言葉には・・・

新年明けましておめでとうございます。

今年も、どうぞ宜しくお願いいたします。

新年そうそう余り嬉しくないニュースが1月5日と6日の新聞に載っていました。

2009年3月に自己破産したアーバンエステートのその後です。

2009年は、富士ハウス、アーバンエステート、サンワホームなど住宅会社の大型倒産が続きました。

これについては、2009年12月22日のブログで内容を紹介しました。

記事によると、会社が破産状態であることがわかりながら、住宅建築の請負契約を結ばさせ、多額の工事代金を前払いをさせていたことが、分かりました。

そのときの甘い言葉が

『値引きする』

『オプションが無料になる』

などと持ちかけていたようです。

これらによって、代金を払ったのに住宅が未完成の世帯が1都8県に約500あり、支払い済み代金は総額35億円に上るようです。

この会社のもっと悪質なのは、

『会社が倒産しても住宅の完成は保証される』

と顧客に説明していたことです。

完成保証会社は、「契約時のアーバンエステート社の決算書類が虚偽だった」として保証には応じていないようです。

ここまで来ると、本当に詐欺です。

このようなことが起こる可能性があるため、住宅完成保証は、10年保証の瑕疵担保と違い義務化出来ないようです。

一般的な保証会社の完成保証は、

①工事を引き継ぐことで生じた工事の割り増し金に対する保証(契約金の20%が上限)

②前払い金に対する保証(契約金の20%が上限)

の二つのようです。

仮に2000万円の請負契約の場合、1000万円を前払いしていたら、最高400万円しか保証されません。

ここは、充分気をつけてほしいものです。

何でもかんでも保証されると思ったら大間違いです。

その点、私たちが加入している家づくり援護会の完成保証は、文字通り当初の契約金で、完成するまで保証してくれます。

仮に前払い金があったとしても、その金額に関係なく保証し、とにかく、当初の契約内容にもとづいて完成させるという画期的なものです。

それも、格安の保証料金で。(2000万円の住宅で保証料金は、1万円)

何故こんなことが可能なのでしょうか。

答えは簡単です。

家づくり援護会に加入するには、厳しい審査があるからです。

そして、この限られたグループで互助会的に、この保証機構を運営しているからです。

この制度は、家づくり援護会で推奨する業者が請け負った仕事は、家づくり援護会が責任を持って完成させるという基本姿勢から生まれたものです。

by kakizaki

2011年01月07日更新

入浴事故死は交通事故死の7倍

12月16日号の酒田市の広報に結構ショッキングな内容の記事が載っていました。

この時期になると、あちこちで入浴事故死のことが話題になるのですが、地元でこのように具体的に示されると、明日は、我が家庭かと気になります。(我が家にも、高齢者が二人います。)

庄内保健所と消防署が平成21年11月1日から半年間に行った「入浴事故実態調査」の結果、庄内地域での入浴事故死は交通事故死の約7倍で、死亡者はすべて65歳以上の方でした。

入浴事故は寒い日に自宅で多く発生しているため、次のことに気を付けて入浴しましょう。
【入浴事故予防のポイント】
1)体調が悪い時、飲酒後、食べてすぐ、早朝、血圧降下剤等の服用後は入浴しない
2)脱衣所には暖房機を置く、浴槽はふたを開け、シャワーを出すなど浴室を暖める工夫をする
3)お湯の温度は41℃以下にする
4)入浴前後は十分な水分補給をする
5)入浴前にかけ湯をする
6)声を掛けてからお風呂に入る・家族は頻繁に声掛けをする
7)心臓に負担をかけないために、半身浴をする
8)浴槽からはゆっくりとあがる
—庄内保健所☎0235‐66‐4736

入浴時の事故死の大きな原因の一つが、血圧の乱高下だそうです。

 一般家庭(従来型の住宅)に於いて、それをどのように具体的に和らげたらよいのでしょうか。

上記の2)以外は、心掛け一つで明日からでも実行できそうです。

しかし2)は、結構面倒臭くて、分かっていても出来ないのが実態ではないでしょうか。

そこで、お風呂について登場したのが、クリナップさんの『常夏シャワー』 (アクリアバス)です。

 

上の写真のように、約1~2分程度洗い場の床にお湯をまくことによって、室内は、サウナ状態になります。

蒸気は、人間の体温を保とうとしますので、とても暖かく感じます。

これは、なかなかの優れものです。

 後は、脱衣場の問題ですが、ここには、やはり気軽に暖房が取れる電気ストーブ等が良いのかもしれません。

ここは各自の工夫が必要です。

とにかく、毎日のことですので、簡単にできることがポイントです。

本当は、上記のような対策が必要なくなるように、建物全体を断熱改修するのな、一番お薦めなのですが・・・

by kakizaki

2010年12月24日更新

『土地を探す心構え』

『土地を探す心構え』

そんな物はあるのか?

ないと言えば、ない。

あると言えば、ある。

かなりいい加減のようですが・・・

簡単に言いますと、ある。

それは、何かといいますと

『諦めない』

 と言うことです。

なーんだ。そんなことか。

実に単純なことなのですが、ここがポイントなのです。

今まで、土地探しからお世話させて頂いたお客様も結構いらっしゃいますが、何故かスムースに決まることは、余りありませんでした。

先日も、せっかくお客様が、気に入った土地があって、仲介業者にその旨を伝え、前向きに検討するところまできていました。

ところが、突然、『売ることが出来ません』と連絡。

えっ。なんで。

実は・・・

何でも、相当前に、ある住宅会社から問い合わせがあって、全然連絡がないので、私たちにその土地の購入を検討しても良い、と言ってしまったらしいのです。

しかし、その住宅会社さんでは、話が進んでいて、どうしても、先方に売らないといけないということのようです。

そ、それは、ないでしょ。

と文句を言いたかったのですが。

喧嘩しても始まらないので、弊社のお客様には、その土地は、ご縁がなかったようです。と諦めて頂きました。

こうなると、誰でも、意気消沈してしまいますよね。

しかし、そこで、めげていてはどうしようもありません。

しばらくは、土地探しに奔走。

すると丁度良い大きさの土地があったのです。

しかし、その土地は売り地になっていません。

通常はそこで諦めてしまうのですが・・・

ところが、良く見ると、その土地の隣は売り地になっているのです。

仮に同じ地主さんであれば、ひょっとしたら売ってくれる可能性も・・・(淡い希望を持ちながら)

ダメ元で問いあわせると・・・

なな何と、購入できる可能性が出てきたのです。

購入したい土地は、やはり、隣りと同じ地主さんで、売りに出すか悩んでいたタイミングだったようです。

この土地は、縁があるのかも。

その後は、トントン拍子に話が進んで、何とか、土地契約ができました。

前の土地よりも結果的に良い土地をお客様は、購入できました。

私は、土地購入は、恋愛のようなものだなーといつも思うのです。

実に、縁です。

しかし、その縁は自分から作っていかなければなりません。

諦めないで、探すと必ず見つかるものです。

これは、不思議ですね。

『絶対に諦めない』

これに尽きます。

なんか、自分の若い頃のことを想い出すなー。

ダメ元で・・・?

え?

そんなことが?

え?

by  kakizaki

2010年12月13日更新

消費税は上がるのか?でも焦るな!

政治的なことは、余りコメントしたくないのですが・・・・

12月9日(木)の産経新聞に下記のような記事が載っていました。

『自民党税制調査会(野田毅会長)は9日の総会で、平成23年度税制改正の基本方針を正式決定した。

消費税については夏の参院選マニフェスト(政権公約)に引き続き社会保障の財源として「当面10%への引き上げ」と明記。』

民主党でないので、今すぐにどうこうという事はないとおもいます。

しかし、読売新聞によると、世論調査で、消費税を上げることを、66%の人が賛成している。とも報道しています。

え?。そんなに と思うのですが・・・

いずれにしても、いつかは、上がるのでしょう。

この消費税の問題は、住宅産業に於いては、結構大きな問題なのです。

実は、私が自分の家を建築する大きなきっかけが消費税の上昇だったのです。

その時は、3→5%に上がる時でした。

2%上がるだけでも、多くの駆け込み需要があったのです。

私は、それに、まんまと載ってしまいました。

しかしこの2%は、良く考えると結構大きいのです。

仮に2000万円の住宅であるならば、40万円上乗せになるのです。

住宅業界も、このときとばかり、大々的に宣伝やキャンペーンをし多くの需要を生みました。

しかし、その後どうなったかと言うと・・・

住宅販売は、ガタ落ちでした。

これではいかんと、住宅会社も、建材業界、住宅設備業界も、値下げ合戦です。

なんだ、かんだで、結局2%以上安くなってしまったのです

何と言うことでしょう。

全く焦る必要はなかったのです。

むしろ、消費税が上がるのを待っていたほうが良かったりして・・・?

これは、ちょっと言いすぎですか・・・

いずれにしても、住宅を建てようと思っている方は、絶対に焦らず、自分のペースで進めて頂きたいと思います。

いい家を建てるコツは、これに尽きると思います。

エコポイントが終わった車業界もこれと同じようなことになる様な気がするのですが・・・どうなんでしょう?

by kakizaki

2010年12月10日更新

ますます格差社会になります。

主に住宅会社を中心に支援している、 「ツタエル」というちょっとユニークな会社があります。

その会社が定期的にメルマガを送ってきてくれます。

その岡田社長さんが書いた内容に非常に感銘しましので、紹介したいと思います。

以下その文章です。

『あるセミナーで3~4年前に聴いた話しです。
 

 「これからの時代、さらに格差がどんどん広がります。」
 「この格差、勝ち組・負け組はどうやってできていくのでしょうか?」

 「この格差、“収入格差”ができる原因は、“情報格差”です。」
 
 
 「では、なぜ情報格差が生まれるのでしょうか?」

 「以前は、民より官のほうが情報を持ってました。中小企業より大企業
  のほうに情報が集まりました。」
 
 「でも、インターネットの時代になってどうでしょうか?」
 
 
 「誰でも、検索すれば情報に近づくことができます。」

 「それなのに、情報格差ができる原因はなんでしょうか?」
 

 「“情報格差”の原因は、“希望の格差”です。」
 
 
 「希望のある人は検索して、なんとしても必要な情報を見つけ出します。
  希望のない人は検索すらしません。」
 
 
 
 「この“希望の格差”が“情報格差”を生み、“情報格差”が“収入格
  差”を生むことになります。」
 
 
 ……………………………………………….

 
 これと似たような話しを、
 爆笑問題の太田光さんが、以前テレビのゲストで出ていたときにしてい
 ました。
 
 現在、爆笑問題の事務所で働いている方、元・お笑い芸人が不治の病に
 かかった時の話しです。
 
 名前がわからないのでAさんとさせていただきます。
 そのAさんの告白です。
 
 
 Aさんは、昔ボキャブラで駆け出しの頃の爆笑問題なんかと一緒に若手
 のお笑いとして出演していて、当時の仲間たちとその後も交流があった
 そうです。
 
 ところが、ある時から飲み会などでAさんの姿が見えなくなってしまっ
 たのです。
 
 心配した太田光さんが訪ねたところ、Aさんから衝撃の告白が。
 
 「体調が悪くて、お医者さんに診てもらったところ、肝臓の(なんとか
  という)病気で、あと半年の命…。」
 
 
 Aさんは、30代にして、半年の余命を宣告され、毎日悲嘆にくれた生
 活をしていたそうです。

 その話しを聴いた太田光さんの最初にした行動はなんだったでしょうか?
 
 
 
 家に帰って、
 パソコンを立上げ、
 ヤフーで検索。
 
 
 検索のキーワードは、「肝臓の(なんとかという)病気 治療法」
 ↑※テレビでは実際の病名を言っていましたが、覚えていません。
 
 
 そして、またAさんのところへ引き返して言った言葉。
 
 
 「半年後におまえが死ぬのは、肝臓の病気で死ぬのではなくて、バカだ
  から死ぬんだ。」
 
 「ヤフーで検索したら、1行目に治療法がちゃんと書いてあった! 
  アメリカで肝臓移植したら、助かるんだ!」
 
 「それを、医者の話しを鵜呑みにして、嘆いているだけで無駄死にする
  のは、バカだから死ぬ!」
 
 
 まさに、
 希望のある人間は検索する。
 希望のない人間は検索すらしない。
 
 答えを手繰り寄せようと思った人にだけ、答えは出てくる。
 夢と希望を自分の手で手繰り寄せようと思った人にだけ、夢と希望は近
 づいてくる。
 
 
 このAさんは、現在、爆笑問題の事務所で裏方として働いてられます。
 彼が当時を振返りながら楽しそうに話されているのを、太田光さんが照
 れくさそうに聴いていたのが印象的でした。』

このように、情報の格差社会になるということです。

知っていると、知らないでは、天と地ほどの差になってしまう時代になってしまいました。

どんな時でも、希望を捨ててはいけないのですね。

by kakizaki


 

2010年12月08日更新

セミナー参加ありがとうございます

12月5日(日)に今年三回目の家づくりお役立ちセミナー

 《初級者向》『家づくりで失敗しないための3つの決め事』

を行いました。

今回は、二組のご家族が参加して頂きました。

お休みの中本当にありがとうございました。

お陰様で、受講された方からは好評で、参考になったと言う意見を頂いております。

『家を建てようと思っている方が、何から始めたらよいのか解らない』

という方が、一般的です。

そんな方には、最適なセミナーだと思いますので、是非気軽に問い合わせ下さい。

次回は来年になると思います。

また改めてご案内させて頂きますので宜しくお願いいたします。

by kakizaki

2010年12月05日更新

『努力は人を裏切らない』

日本電産㈱社長  永守重信氏

12月1日の「報道ステーション」で、司会の古館氏からインタビューを受けるのを、偶然見ました。

私は、初めてこの社長のことを知ることができました。

いやーーーーすごい人ですね。

一例を挙げると

デジタルカメラや光ディスク装置用のモーターなどを製造している三協精機が平成14年間から3年連続の大 幅赤字で倒産寸前の状況だったのを、日本電産が資本参加し、 永守社長が経営指導をすることで、最初の一年目から黒字に転換さ せました。

しかも、この間に、一人もリストラしていません。

すなわち、同 じ人々が同じ設備で同じ製品を作り、景気の波もそれほど変わっていないのに、平成16年の純損益ベースの赤字額が287億円だったのが、17年には150億円の黒字になったのです。

永守社長率いる日本電産グループはこのような人を切らない企業買収や合併を23件も成功させてきています。

この社長が、28歳で会社を起業する時、母親から、 『人の2倍働くんだったらいいんじゃない』と言われたそうです。

『人と同じ仕事量で成功しようとしても、無理だろうけど、人の倍働けば何とかなるんじゃない。』

それ以来、彼は、忠実に実行しているそうです。

言われたことを、やり続けるということは、簡単ではありません。

すごい。

昨日のインタビューの中で、心に残った言葉が、

『人は人を裏切るかもしれない。国家も国民を裏切ることがあるかもしれない。ただ、努力は人を裏切らない

さすがですね。

この言葉は、私の心にビンビン響きましたね。

まさに、その通りと拍手喝采でした。

その時、大学受験の息子が、丁度休憩して、

『必ずそうとは限らないんじゃない』とボソッと

いや、確かに目先のことだけを見れば、結果がでないこともあります。

しかし、長い人生の中で考えれば、永守社長の言葉は、間違いなく当てはまります。

この言葉は、彼の人生からでた言葉そのものだと思います。

私は、息子に言いました。

『仮に、自分が進みたい大学に進学できなくても、何も悲観する必要はない。

大学は、将来自分が何をするかの為の準備であって、目的ではない。

大切なのは、自分は将来なにをして、社会に貢献しながら生きて行くかだ。

それが、なんなのかを見つけることが大切だ。』

実は、この番組の前に、NHK歴史秘話ヒストリア『絶対に裏切らない男!高山右近』を見ていました。

彼はまた彼ですごい人生を生きました。

昨日は、裏切りという言葉を考えさせられる日でした。

by kakizaki

2010年12月02日更新