4月27日新木造建築技術研究協議会山形支部の総会が、山形のホテルキャッスルでありました。
新住協の会沢事務局長の挨拶の後、白蟻対策の勉強会を致しました。
講師は、長野県で白蟻駆除をやっている(株)ランバーテックの丸山専務取締役です。
白蟻の生体や特徴、また、白蟻駆除業界のことなど、なかなか知ることが出来ないを情報を教えて頂きました。
実は、白蟻に食われない木材はないそうです。
白蟻に食われるがどうかなんて、はっきり言って良くわからないのが実情だそうです。
しかし、運悪く白蟻に食われたらどのように対処したら宜しいのでしょうか?
専務のお勧めは
「ベイト工法」
だそうです。
ベイト工法は、セントリコン・システムという方法があり、下記の内容になっています。
シロアリは新たな餌場を見つけるとフェロモンによりそこに仲間を誘導する習性があります。
セントリコン・システムはこの生態を利用した方法です。
シロアリが好むように 調整した薬剤を使用し、つぎつぎと薬剤を摂取させます。
コロニー(巣)のシロアリ全体に薬剤が行きわたることによりシロアリを巣ごと壊滅させる根本的な防 除法です
上記の写真の薬剤を家の周りに設置し、この薬剤を白蟻が巣に持ち帰ります。
通常は、薬剤を散布して、白蟻を殺虫する方法が一般的だそうですが、全部の白蟻が退治できるかどうかはわからないそうです。
また数年後に出てくる、可能性があるそうです。
出来れば、こようなものを使用しなくてもいいことを願っております。