久しぶりに東京に行ってきました。
今回は、銀座を散策してきました。
私は、大学を卒業してすぐに京橋に本社がある東洋熱工業㈱という会社に勤めました。
銀座はこの本社から目と鼻の先で、入社当時は銀ブラを良くしたものです。
久しぶりなので、本社でも寄ってみるか。
と思いきや。
ガーーーーーン
会社がない!
何故か工事をやっている。
ということは・・・
やはり本社の建て替えをやっていました。
さすが,儲かっている会社は違います。
以前の本社は、一階部分が駐車スペースのピロティになっていて、建設当時は、結構話題になった建物だったそうです。
新しい本社が完成したら、是非見に行きたいですね。
私の同僚がいる内に建物の中も見せてもらいたいです。
楽しみです。
では銀座に戻って早速散策です。
銀座二丁目界隈です。
MIKIMOTO Ginza2
設計 伊東豊雄
竣工 2005年
ミキモトが扱っている真珠のイメージだそうです。
外壁の仕上げ面はツルツルでとても綺麗でした。
しかし、こんな形がビルになるなんて今までは想像も付きませんでした。
デザインは下の写真のTOD`S表参道の形を踏襲しています。
こっちのビルは、表参道の欅の木のイメージです。
MIKIMOTO Ginza2ビルの隣の隣にまたまた面白い建物が・・・
何と、建物全体が歪んでいます。
デビアス 銀座ビル
設計 光井純
竣工日 2008年
この歪みは一体何を表現しているのでしょう。
美しい女性美だそうです。
この曲線で女性と云えば、もちろん・・・?
建物そのものをこれ程までに歪ませることができるんですね。
今の建築の技術は本当にすごいです。
「Tiffany(ティファニー)」の本店
設計 隈研吾
竣工日 2008年(改修工事)
この一枚一枚のパネルは、ダイヤモンドの輝きを表しているそうです。
本当に建物そのものが輝いて見えます。
下から見上げると、それぞれのパネルの向きが違っていることが分かります。
パネルの下地を覗いて見ましたが、アームのような物でパネルを支えているようです。
改修工事をするときの大きなポイントは、建物のファサード(建物の正面)を変えることです。
この建物は、この方法で見事に建物全体のイメージを変えてくれました。
改修前のファサード
以前の建物はオフィスビルにちょっとした店舗が入っているようです。
全くイメージが変わってしまいました。
このようにデザインされた建物を見ると、『建築は芸術』だとつくづく思います。
アートですね。
by kakizaki
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