スタッフ柿崎社長ブログ

住宅性能

新住協山形支部現場研修会を開催

11月28日新住協山形支部現場研修会を弊社の東泉町の現場で開催しました。

東泉町の現場は、断熱耐震改修工事を行っております。

弊社でも、一棟丸々の断熱改修工事するのは初めてです。

そこで、新木造技術研究協議会の本部にも色々指導を受けながら進めています。

建築資材高騰の中、新築住宅を諦めリフォーム工事を検討する方も増えてきているように思います。

そして、これからは、部分断熱改修、部分耐震改修といったニーズも増えると思われます。

実は、リフォーム工事は新築工事よりも、ある意味難しいのです。

こういう時こそ、鎌田紀彦先生の技術の基本となるこれらの本で勉強することが重要になります。

何事も基本が大切ですね。

 

2023年11月28日更新

緑が丘の基礎が完成

8月5日

酒田市緑が丘に建築するテーマ

『広いリビングで思い思いに過ごす家』

の基礎がいよいよ完成です。

良くみると、下の写真のように基礎から鉄筋のようなものがニョキニョキ出ています。

これらは、アンカーボルトと言って基礎と土台・柱を結ぶ構造的にとても重要な金物です。

このアンカーボルトには、短いものと長いものの2種類あります。

特に長いアンカーボルト(スティックアンカーボルト)は、構造計算(弊社では、許容応力度計算)で指定された部分に必要な本数を施工します。

何と、今回は、全部で31本。

このスティックアンカーボルトが4号特例の木造住宅に使われるようになったのは、2000年の建築基準法の改正からです。

当時は、建築基準法の仕様規定で、数本程度を施工していました。

それが、計算方法や施工方法も変わって今のような本数になりました。

住宅業界も日々進化していますね。

2023年08月07日更新

断熱・耐震改修工事の工程会議

酒田市東泉町で

住宅の大規模改修工事を致します。

その工程会議を8月2日に行いました。

 

新築住宅で、耐震性が高く、断熱性に優れている住宅を建築するのは当たり前です。

新築住宅は、一から作って行きますので施工としては、比較的やり易いと言えます。

しかし、既存住宅となると、全く話が変わります。

先ずは、『一般診断法による耐震プログラム』で、耐震診断をする必要があります。

このソフトで既存住宅を現況診断をすると、概ね、「倒壊する可能性がある」と出てきます。

これを、「一応倒壊しない」レベルまで上げなければいけません。

実は、施工性やデザイン性のことを考慮すると、耐震性を上げる事はそんなに簡単でないのです。

次は、断熱性の向上です。

※Q1.0住宅を目指した改修工事方法(新木造住宅技術研究協議会提供)

断熱改修工事は、色々な施工方法がありますが、今回は、上記の工法を基本とします。

屋根断熱採用、壁は付加断熱、そして基礎断熱採用。

既存住宅の改修工事には、Q1.0住宅新築住宅の経験と知識がとても役に立ちますね。

材料の高騰が続き、新築住宅の需要が落ち込む中、これからはリフォーム工事を検討する方が増えそうです。

いよいよ、9月から工事着工です。

2023年08月03日更新

省エネ住宅見学会を鶴岡市みどり町で開催

11月5日土曜日に

山形県主催の「省エネ住宅基礎講座&見学会」

で、鶴岡市みどり町の西方設計さんが設計された現場で、一般ユーザー向けの見学会を開催致しました。

 

最近は、エネルギー価格が高騰している事もあって、省エネ住宅が注目されてきています。

現場見学会では、私たちの説明を熱心に聴いてくれ、又積極的に質問も交わされました。

皆さんの真剣さが伝わってきました。

家づくりで、断熱性能の重要性が少しづつ認知されてきたような気が致します。

2022年11月05日更新

省エネ住宅基礎講座実施しました。

10月22日山形県主催の

「省エネ住宅基礎講座」を開催しました。

事務局は、特定非営利活動法人 環境ネットやまがた

です。

場所は、鶴岡市商工会議所。

参加者は、会場が12名、オンラインが8名です。

最初に、東北芸術工科大学 建築・環境デザイン学科 教授 三浦秀一氏です。

先生は、自宅が本当にゼロエネルギー住宅になるかを実証するために、2011年に実際に建築されました。

今回の講義は、その研究内容を具体的に説明してくれました。

実データもあるのでとても、説得力がある発表です。

その詳細な内容を、一冊の本にまとめています。

私は、今この本を読んでいる最中です。

次に私の発表です。

内容は、高断熱住宅にするための重要な3つのポイントです。

具体的に知りたい方は、是非弊社に連絡頂ければと思います。

次に、トータルハウジング夢空間の佐藤渉代表取締役社長の発表です。

社長の会社は、住宅350棟を超える実績があり、今までの施工事例を中心に説明してくれました。

講義が終わってからも、来場者が残って色々先生に質問していました。

最近の参加者は、とても熱心ですね。

山形県主催でこのような勉強会を、時々開催して頂けたらと切に希望します!!!

2022年10月24日更新

10月22日省エネ住宅基礎講座、11月5日見学会開催!

山形県主催の省エネ住宅基礎講座&見学会を開催します。

事務局は、NPO法人環境ネットやまがた

です。

詳細は下記のパンフレットを参照下さい。

10月22日土曜日講演をされる

東北芸術工科大学 建築・環境デザイン学科  教授  三浦秀一先生

は、私も以前何度か受講させて頂きました。

特に、省エネ住宅に力をいれている先生で、とても勉強になります。

今回は、一般ユーザー向けの講義なので、省エネ住宅の必要性を分かり易く解説して頂けると思います。

一般県民が、このような先生のお話を聴ける機会は庄内では余りないので、是非受講して頂ければと思います。

実は、この日

「庄内地域での省エネ住宅」

と題して、私も、事例紹介させて頂きます。

11月5日土曜日は、現場見学会を開催致します。

トータルハウジングさんと鶴岡で建設中の弊社の現場を見学して頂きます。

 

申込はお早めに!

申込は、環境ネットやまがたの

入力フォーム

から出来ます。

2022年10月13日更新

省エネルギー性能、断熱等級6,7創設

省エネルギー性能の断熱等級6,7が創設されました。

国土交通省で示した等級と新木造住宅技術研究協議会で提唱しているQ1.0(キューワン)住宅を鎌田紀彦先生が比較してくれました。

それに寄ると、

①省エネ7等級は、概ねQ1.0住宅レベル4と同等です。このレベルは相当ハイスペックになると思われます。

②省エネ6等級は、Q1.0住宅レベル2~3と同等です。弊社で施工している付加断熱をしているQ1.0住宅は、概ねこのレベルになります。

③省エネ5等級は、Q1.0住宅レベル1より少し低く、準Q1.0住宅レベルに近いと思われます。省エネ5等級はZEH基準に該当します。国はこのレベルを目指すように指南しています。

④省エネ4等級は、国で2025年に義務化するレベルです。義務化しようとしているレベルはチョット低めです。

この比較は、あくまでも、外皮平均熱貫流率UA値でやっています。

しかし、現在のUA値の計算方法には、省エネ性を大きく左右する換気計算が含まれていません。

という事は、正確な省エネ性を表現できていないと私は思うのです。

何れ、換気計算も含めたUA値で比較するようになって欲しいもです。

 

2022年09月19日更新

配筋工事が完了

鶴岡市みどり町の現場の配筋工事が完了し、検査を受けました。

基礎はベタ基礎で、基礎断熱仕様になっています。

構造計算によって、配筋の間隔が違うのが分かると思います。

来週は、いよいよコンクリートの打設工事を致します。

2022年07月15日更新

鶴岡市みどり町の現場基礎工事中

鶴岡市みどり町の基礎工事が進んでいます。

基礎周りの捨てコン状況

基礎下の防湿シート敷き

今回は、西方設計さん特有のコラム基礎を使ったベタ基礎工法です。

そして、基礎断熱ですので、土間下と立ち上がりの断熱材には、パフォームガードを採用しています。

パフォームガードの断熱材は、プレカットされて来るので、現場組立は非常に簡単に出来ます。

7月8日までの状況です。

来週からいよいと配筋工事に入っていきます。

2022年07月08日更新

西方設計さんの現場を施工します!

新住協のメンバーの秋田県能代市の西方設計さんが設計した住宅を施工します。

場所は、鶴岡市みどり町です。

今回のオーナー様は建築を勉強している方で、基本プランは、本人自身がされています。

そのプランに基づき、西方流にアレンジし設計しています。

外壁は、杉赤身で、縦すのこ張り(ファサードラタン)ですので、とてもウッディな家になります。

南面

何と言っても、最大の特徴は、一階と二階が繋がる南面の大きな窓です。

この窓から冬期間は、日射を最大限取り入れます。

そして、この大きな窓には、外付けブラインドが設置されるので、夏の日射遮蔽対策もバッチリです。

 

北面

 

東面

玄関は、この面にあります。

西面

断熱性能は、

熱損失係数Q値[W/㎡K]=1.003

外皮平均熱貫流率UA値[W/㎡K]=0.34

です。

工事の進捗状況を、その都度報告する予定です。お楽しみ!

 

 

 

2022年06月23日更新