スタッフ柿崎社長ブログ

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イノベーション完成しました。

酒田市東泉町のイノベーション住宅が完成しました。

今回のイノベーションで大きく変わったのは、LDKです。

元々は・・・

庄内地方に多い和室の二間続き。

縁側は、多くの住宅で南向きの一番太陽の光が注ぐ場所にあり、この住宅も例外ではありませんでした。

書院造りで、とても情緒のある雰囲気の和室です。

縁側には、障子があるため折角の太陽の光が半分遮られてしまいます。

典型的な地元庄内の住宅の間取りです。

そこで、LDKをイノベーション!!!

ジャーーーーーーーーーーーン!

真ん中の柱は、和室の二間続きの中間の柱です。

太陽の光が注ぎ、とても明るくなりました。

庭の木々の観賞をリビングにいながら出来ます。

キッチンはこの部屋で一番いい場所です。

ダイニング超しに庭を鑑賞でき、四季折々の植物を楽しめます。

お施主様からは、

「想像以上の出来です!」

というお言葉を頂きました。

2024年03月13日更新

耐震・断熱改修現場の気密試験の結果は???

酒田市東泉町の耐震・断熱改修工事の現場で気密試験をやりました。

屋根断熱の様子です。

断熱材は、グラスウール16k200mmを詰めています。

断熱材の下には、ビニールシートを敷いて屋根の気密を取っています。

壁付加断熱の様子

外壁は、合板気密を採用。

その上に付加断熱グラスウール16kを詰めています。

室内壁充填断熱の様子です。

この上にこれから防湿シートを張っていきます。

いよいよ気密試験です。

その結果は、

C=0.8㎠/㎡

でした。

新築住宅のやまがた健康住認証基準は、c値1.0㎠/㎡以下ですので、リフォームで、この数値は、とても素晴らしい!!!

リフォームの場合、どうしても既存部分で手を加えないところで気密が弱い部分があります。

一応、新築住宅で要求されるレベルの気密性能は確保できました。

少し、ホッとしました。

これから本格的に内装工事です。

2024年01月12日更新

新住協山形支部現場研修会を開催

11月28日新住協山形支部現場研修会を弊社の東泉町の現場で開催しました。

東泉町の現場は、断熱耐震改修工事を行っております。

弊社でも、一棟丸々の断熱改修工事するのは初めてです。

そこで、新木造技術研究協議会の本部にも色々指導を受けながら進めています。

建築資材高騰の中、新築住宅を諦めリフォーム工事を検討する方も増えてきているように思います。

そして、これからは、部分断熱改修、部分耐震改修といったニーズも増えると思われます。

実は、リフォーム工事は新築工事よりも、ある意味難しいのです。

こういう時こそ、鎌田紀彦先生の技術の基本となるこれらの本で勉強することが重要になります。

何事も基本が大切ですね。

 

2023年11月28日更新

緑が丘の基礎が完成

8月5日

酒田市緑が丘に建築するテーマ

『広いリビングで思い思いに過ごす家』

の基礎がいよいよ完成です。

良くみると、下の写真のように基礎から鉄筋のようなものがニョキニョキ出ています。

これらは、アンカーボルトと言って基礎と土台・柱を結ぶ構造的にとても重要な金物です。

このアンカーボルトには、短いものと長いものの2種類あります。

特に長いアンカーボルト(スティックアンカーボルト)は、構造計算(弊社では、許容応力度計算)で指定された部分に必要な本数を施工します。

何と、今回は、全部で31本。

このスティックアンカーボルトが4号特例の木造住宅に使われるようになったのは、2000年の建築基準法の改正からです。

当時は、建築基準法の仕様規定で、数本程度を施工していました。

それが、計算方法や施工方法も変わって今のような本数になりました。

住宅業界も日々進化していますね。

2023年08月07日更新

断熱・耐震改修工事の工程会議

酒田市東泉町で

住宅の大規模改修工事を致します。

その工程会議を8月2日に行いました。

 

新築住宅で、耐震性が高く、断熱性に優れている住宅を建築するのは当たり前です。

新築住宅は、一から作って行きますので施工としては、比較的やり易いと言えます。

しかし、既存住宅となると、全く話が変わります。

先ずは、『一般診断法による耐震プログラム』で、耐震診断をする必要があります。

このソフトで既存住宅を現況診断をすると、概ね、「倒壊する可能性がある」と出てきます。

これを、「一応倒壊しない」レベルまで上げなければいけません。

実は、施工性やデザイン性のことを考慮すると、耐震性を上げる事はそんなに簡単でないのです。

次は、断熱性の向上です。

※Q1.0住宅を目指した改修工事方法(新木造住宅技術研究協議会提供)

断熱改修工事は、色々な施工方法がありますが、今回は、上記の工法を基本とします。

屋根断熱採用、壁は付加断熱、そして基礎断熱採用。

既存住宅の改修工事には、Q1.0住宅新築住宅の経験と知識がとても役に立ちますね。

材料の高騰が続き、新築住宅の需要が落ち込む中、これからはリフォーム工事を検討する方が増えそうです。

いよいよ、9月から工事着工です。

2023年08月03日更新

省エネ住宅見学会を鶴岡市みどり町で開催

11月5日土曜日に

山形県主催の「省エネ住宅基礎講座&見学会」

で、鶴岡市みどり町の西方設計さんが設計された現場で、一般ユーザー向けの見学会を開催致しました。

 

最近は、エネルギー価格が高騰している事もあって、省エネ住宅が注目されてきています。

現場見学会では、私たちの説明を熱心に聴いてくれ、又積極的に質問も交わされました。

皆さんの真剣さが伝わってきました。

家づくりで、断熱性能の重要性が少しづつ認知されてきたような気が致します。

2022年11月05日更新

省エネ住宅基礎講座実施しました。

10月22日山形県主催の

「省エネ住宅基礎講座」を開催しました。

事務局は、特定非営利活動法人 環境ネットやまがた

です。

場所は、鶴岡市商工会議所。

参加者は、会場が12名、オンラインが8名です。

最初に、東北芸術工科大学 建築・環境デザイン学科 教授 三浦秀一氏です。

先生は、自宅が本当にゼロエネルギー住宅になるかを実証するために、2011年に実際に建築されました。

今回の講義は、その研究内容を具体的に説明してくれました。

実データもあるのでとても、説得力がある発表です。

その詳細な内容を、一冊の本にまとめています。

私は、今この本を読んでいる最中です。

次に私の発表です。

内容は、高断熱住宅にするための重要な3つのポイントです。

具体的に知りたい方は、是非弊社に連絡頂ければと思います。

次に、トータルハウジング夢空間の佐藤渉代表取締役社長の発表です。

社長の会社は、住宅350棟を超える実績があり、今までの施工事例を中心に説明してくれました。

講義が終わってからも、来場者が残って色々先生に質問していました。

最近の参加者は、とても熱心ですね。

山形県主催でこのような勉強会を、時々開催して頂けたらと切に希望します!!!

2022年10月24日更新

10月22日省エネ住宅基礎講座、11月5日見学会開催!

山形県主催の省エネ住宅基礎講座&見学会を開催します。

事務局は、NPO法人環境ネットやまがた

です。

詳細は下記のパンフレットを参照下さい。

10月22日土曜日講演をされる

東北芸術工科大学 建築・環境デザイン学科  教授  三浦秀一先生

は、私も以前何度か受講させて頂きました。

特に、省エネ住宅に力をいれている先生で、とても勉強になります。

今回は、一般ユーザー向けの講義なので、省エネ住宅の必要性を分かり易く解説して頂けると思います。

一般県民が、このような先生のお話を聴ける機会は庄内では余りないので、是非受講して頂ければと思います。

実は、この日

「庄内地域での省エネ住宅」

と題して、私も、事例紹介させて頂きます。

11月5日土曜日は、現場見学会を開催致します。

トータルハウジングさんと鶴岡で建設中の弊社の現場を見学して頂きます。

 

申込はお早めに!

申込は、環境ネットやまがたの

入力フォーム

から出来ます。

2022年10月13日更新

省エネルギー性能、断熱等級6,7創設

省エネルギー性能の断熱等級6,7が創設されました。

国土交通省で示した等級と新木造住宅技術研究協議会で提唱しているQ1.0(キューワン)住宅を鎌田紀彦先生が比較してくれました。

それに寄ると、

①省エネ7等級は、概ねQ1.0住宅レベル4と同等です。このレベルは相当ハイスペックになると思われます。

②省エネ6等級は、Q1.0住宅レベル2~3と同等です。弊社で施工している付加断熱をしているQ1.0住宅は、概ねこのレベルになります。

③省エネ5等級は、Q1.0住宅レベル1より少し低く、準Q1.0住宅レベルに近いと思われます。省エネ5等級はZEH基準に該当します。国はこのレベルを目指すように指南しています。

④省エネ4等級は、国で2025年に義務化するレベルです。義務化しようとしているレベルはチョット低めです。

この比較は、あくまでも、外皮平均熱貫流率UA値でやっています。

しかし、現在のUA値の計算方法には、省エネ性を大きく左右する換気計算が含まれていません。

という事は、正確な省エネ性を表現できていないと私は思うのです。

何れ、換気計算も含めたUA値で比較するようになって欲しいもです。

 

2022年09月19日更新

配筋工事が完了

鶴岡市みどり町の現場の配筋工事が完了し、検査を受けました。

基礎はベタ基礎で、基礎断熱仕様になっています。

構造計算によって、配筋の間隔が違うのが分かると思います。

来週は、いよいよコンクリートの打設工事を致します。

2022年07月15日更新