酒田市東泉町で
住宅の大規模改修工事を致します。
その工程会議を8月2日に行いました。
新築住宅で、耐震性が高く、断熱性に優れている住宅を建築するのは当たり前です。
新築住宅は、一から作って行きますので施工としては、比較的やり易いと言えます。
しかし、既存住宅となると、全く話が変わります。
先ずは、『一般診断法による耐震プログラム』で、耐震診断をする必要があります。
このソフトで既存住宅を現況診断をすると、概ね、「倒壊する可能性がある」と出てきます。
これを、「一応倒壊しない」レベルまで上げなければいけません。
実は、施工性やデザイン性のことを考慮すると、耐震性を上げる事はそんなに簡単でないのです。
次は、断熱性の向上です。
※Q1.0住宅を目指した改修工事方法(新木造住宅技術研究協議会提供)
断熱改修工事は、色々な施工方法がありますが、今回は、上記の工法を基本とします。
屋根断熱採用、壁は付加断熱、そして基礎断熱採用。
既存住宅の改修工事には、Q1.0住宅新築住宅の経験と知識がとても役に立ちますね。
材料の高騰が続き、新築住宅の需要が落ち込む中、これからはリフォーム工事を検討する方が増えそうです。
いよいよ、9月から工事着工です。
2023年08月03日更新