スタッフ柿崎社長ブログ

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Q1.0住宅現場見学会開催

10月21日土曜日

酒田市緑が丘に建築しているテーマ

『広いリビングで思い思いに過ごす家』

の現場で

Q1.0(キューワン)住宅現場見学会を開催しました。

11時からは、

「自然の力を活かした家」にこだわる理由

という内容でセミナーも開催しました。

受講された方は、とても勉強熱心で私の講義の内容をとてもよく理解してくれました。というより、その理解度にびっくりです。

私「第一種換気と第三種換気の違いは・・・」

「実は、UA値には換気負荷が計算されていなんですよ・・・」

来場者「はい、知っています。」

最近の若い人は、本当に勉強されています。

家づくりへの真剣さ伝わってきました。

最後に、アンケートにもしっかり応えて頂きました。

次は、弊社でのセミナーを・・・お待ちしております。

 

 

2023年10月21日更新

暑さ対策の第一歩に挑戦

危険な暑さが日本列島を襲っています。

どこの家でもエアコンを一日中稼働していると思いますが、そうはいってもいくらかでも室内を涼しくする対策を実行して頂きたいと思います。

まず第一に大切なことは、窓から室内に直射日光をできる限り入れないことです。

窓から室内に入射する熱の様子

屋根や壁がキチンと断熱されていても窓からの熱はどうしても入ってきます。

それを遮るのは、カーテン、ブラインド、ハニカムサーモスクリーンなどです。

(ハニカムサーモスクリーン)

但しこれらの商品は、室内に入ってからの対策なので、おのずと効果には限界があります。

理想を言えば、下記の様子のように窓の外で、熱を遮ることが理想です。

これには、簾(すだれ)、よしず、アウターシェードなどがあります。

実は、我が家でも西窓に日射対策を試みました。

最初は、簾対策。

効果はあるが、室内が暗くなるのが難点。

そこで、サッシメーカーで出しているアウターシェードに切り替えました。

これですと、西陽が当たらないときは、上の写真のように巻いて収納できるので、室内は、明るく保つことができます。収納の仕方は、ロールスクリーンと同じなのでとても簡単です。

もっといいのが、外付けブラインドです。

これは、電動でブラインドの角度を変えることができるので、お好み合わせて光を調整できます。

但し、難点は、高額であることです。

上記を参考に、今年の夏を何とか切り抜けて頂きたいと思います。

ポイントは、とにかく直射日光を室内に侵入させないようにすることです。

2019年08月01日更新

HEMS(ヘムス)のある暮らし始まります。

4月23.24日にパナソニックフェアが夢メッセみやぎで開催されました。

私も、見に行ってきたのですが、

HEMSのある暮らし

がいよいよ始まります。

この画面が全体像を表わしているものですが、拡大はパナソニックさんのHPで見て下さい。

実は、このHEMSは、エネルギー政策として2030年までに、全世帯に設置される予定です。

このHEMSを何のための設置するかとい言うと、電気の

見える化+電気設備をかしこく最適制御

をするためです。

2016年には、電力の小売りの全面自由化が計画されていますので、HEMSは、それ以降どんどん設置されていくのではないでしょうか?

電力の小売り自由化が実現されれば、私たちは自由に電力販売会社を選択できます。

そして、電力企業は、自由に電力料金を決めらますので、一日の内で電気料金が、安い時間、高い時間色々なケースが想定されます。

また、各家庭の電力メーターも2016年までに約8割はスマートメーターに変わります。

スマートメーターが設置されれば、リアルタイムでその家庭の電気の使用状況を把握できますので、より正確に電力制御できます。

例えば、

①電力料金の自由化に基づいて時間帯別の料金メニューに対応して電気料金が安い時間を優先した制御が可能になります。

②夏場など電力需給がひっ迫した場合、その地域の家庭に設置したエアコンの設定温度を自動的に制御し、大規模停電などを未然に防ぐことに寄与します。

このように、私たちを取り巻く、電力事業は年々変化していきそうです。

それに合わせて、私たちもお客様に将来を見据えた電気設備機器を薦めていかなければいけません。

世の中の変わり方が早くて・・・

by kakizaki

2014年05月02日更新

日除け(アウターシェード)取り付けました!

以前ブログでお話していたのですが、漸くYKKの日除け(アウターシェード)を両親が住んでいる西窓に取付ました。

今までは、私の父の手づくりのすだれを掛けていました。

これは、これで悪くはないのですが、我が家の白壁にはちょっと合わないかなーーー。

そこで、ジャーーーン。

アウターシェード+遮熱Low-E複層ガラス

夏場の日射の侵入の約70%は窓からです。

そしてその侵入を防ぐ為には、外で遮るのが一番効果的です。

上の図のように外部にアウターシェード設置し、サッシを遮熱Low-E複層ガラスにすることによって日射の約八割をカットできるそうです。

特にこれからは、西日が厳しくなるので期待しています。

これで、冷房の電気代が抑えられるはずですが・・・

どうでしょうか?

by kakizaki

2013年06月22日更新

エアコンの効き目を良くしよう!

毎日うだるような暑さが続いています。

弊社事務所でも、毎日エアコンを使っています。

今年も去年に引き続き山形方式の県民運動に参加していますので、冷房設定温度は28度です。

しかし、この事務所は、断熱材がきちんと入っていませんので、日中は、32度前後から温度が下がりません。

室内に直射日光が入らないように、南側のブランドは閉めきっています。

7月21日のブログでも、書きましたように、本当は、外付ブランドが理想なのですが・・・

価格が高くて付けられません。

そこで、いくらかでも、冷房効率を上げるために、換気扇をオフ。

下のホタルスイッチの緑のランプがついている状態は、換気扇は停止の印です。

換気は、折角冷やしている空気を外部に捨てているようなものなので、換気扇停止は、結構効果があります。

(但し、室内の匂いが気になるようでしたら、弱で換気扇をつけて下さい。)

車の中を冷房する時も、このことが応用できます。

下の写真の真ん中のレバーが左側にある時は、車中の空気の循環だけをして、外の熱い空気は入りません。

これは、丁度、換気扇を止めた状態と同じです。

レバーを右に向けると、外から新しい空気が入ってきます。

ですから、冷房を効かせるためには、下の写真の状態で使う方が良いのです。

(但し、車に最初に入って温度が相当上がっているときは、一度中の空気を全部入れ替えてから下の写真のようにしてください。)

オーーーーイ。誰だーーーー

冷房中に、事務所の後ろのドアを開けっ放ししている奴は!

by kakizaki

2012年08月01日更新

太陽の恵みが身に沁みます!

2月3日節分午前9時の弊社の事務所

久しぶりに太陽の恵みが事務所にささってきました。

明日はいよいよ立春、気持まで明るくなります。

この太陽の光を、利用しようというのが、パッシブデザインです。

事務所のこの大きな窓は、南向きです。

写真で日の光がどこまでさしているか実際に測ってみると、なんと4.9m。

高さが約2.7mですので、高さの約1.8倍くらいまでさしています。

朝の9時ですので、太陽の高度が低くく、建物の奥まで自然の恵みが注がれています。

事務所の窓は、ガラスが一枚ですので、断熱性が非常に低いのが実情です。

よって、事務所の場合は、太陽から受ける自然の恵みより、この窓がら逃げる熱の方が大きくなります。

弊社が建てている住宅は、ガラスはもちろんペアガラスの断熱サッシを採用していますが、南側と、それ以外の向きの窓の種類を変えています。

南側は、写真のような冬暖かい日光が室内に入りやすいガラスを選定しています。

(ちなみに、南以外は、光が入りにくく、熱が逃げにくいものを選定しています。)

それは、出来るだけ、太陽の光を取り入れ、暖房効率を上げることが目的です。

しかし、光が入りやすいということは、熱も逃げやすいので、それらの窓に、ハニカムサーモスクリーンというスクリーンをお勧めしています。

この商品は、性能は非常にいいのですが、価格が高いのが難点です。

メーカーのSEIKI GROUPさん 

もっと安くしてください!

ということで、2月の日本海側の庄内地方といえども、時には、太陽の恵みは注ぐのです。

そして、その恵みを何とか上手く利用していきたいのです。

ところが・・・

アッと言う間に、急にこんな地吹雪になってしまいました。

たった1時間後の10時頃です。

これが庄内地方の現実です。

春は、まだまだ先のようです・・・

by kakizaki

2012年02月03日更新

この夏エアコンなくても過ごせそう!?

『光のダイニングに集う二世帯住宅』の家を、新建ハウジング「パッシブデザイン特集」に掲載させて頂いだお礼に、7月16日(土)の一番暑い2時頃訪問してきました。

実は、この住宅は、いまだに、エアコンを取り付けていません。

あるのは、この家のテーマでもあるダイニングに光を取り入れるための2階の屋根のトップライトです。

しかし、このトップライトにはもう一つ大切な仕事があります。

それは、夏の熱い空気を抜く役割です。

この時の外気の最高気温は30℃。

室内の温度は29℃。

確かに、暑いは暑い。

『トップライトの真下のダイニングの椅子に座ってみな!』

実際に座ってみると、『ホントだ!風が動いている!』

風があると、体感温度は、2~3℃下がって感じます。

んーーーーん。何となく涼しく感じます。

一階の掃出しサッシの前に居ると、風の通り道であることが分かります。

この辺りに座っていると、眠くなりそう。

『夜になると、寒いくらいの風だよ』と。

『このままだと、エアコンなして、この夏は過ごせますかね?』

の問いに、

『かもね』

の応え。

まだまだ夏は始まったばかり。

そう簡単に問屋は卸さないかもしれませんが・・・・

by kakizaki

2011年07月21日更新

夏の暑さ対策は・・・

梅雨といいつつ、今年は、とても暑い日がつづいています。

節電ムードも相まって、エアコンを付けずに、熱中症になる人も多いようです。

余り無理をしない方がいいと思うのですが・・・

節電というと、夏の間ずーーーーとしなければならないと、勘違いしている方がいるようです。

あくまでも、昼の14時ころから16時ころだけの節電ですので、そこは、うまく使い分けて頂きたいものです。

とは、言いつつも、出来ればエアコンなしの生活ができれば、それに越したことはありません。

夏の暑さ対策の一番のポイントは、日中の日射をいかに室内に入れないかです。

日射を遮蔽する代表的なアイテムを紹介しますと、

すだれ・よしず

オーニング

ブラインド

遮光カーテン

等が一般的です。

『遮熱部材は、基本的に窓の外側に設置する方が内側にするより相当効果が期待できます。』

太陽の光は、室内に入る前にさえぎる ことが重要です。

室内に入ってからでは、実は、もう遅いのです。

よって、上のアイテムでいうと、すだれ・よしず、オーニングがそれに当たります。

日本人が昔から使ってきた、すだれ・よしずが理にかなっていることがよく分かります。

実は、この理にかなったお薦め商品があります。

それは

『外付けブラインド』

 

です。

実は、この商品は、ドイツのエーデル社の輸入商品です。

夏の昼間の冷房時、建物内に進入する熱量のほとんどは窓から入り込みます。

屋根を通じて進入する熱量は5~13%にすぎず、71%もの熱量が窓から入り込んできます。

(ブラインドがない場合)

(外付けブラインドを付けた場合)

窓の外側にブラインドを取り付ける「外付けブラインド」は、日射エネルギーの80%以上を遮ることで、高い遮熱性能を発揮します。

この商品の良いところは、

①羽の角度を自由に変えられるので、日中の採光が取れて視覚を遮らない。(一般的な室内用のブラインドと同じ使い方です。)

②冬場などは、羽を上部にたたむこと(収納)が出来るので、冬の採光取得に邪魔にならない。

③少々の風があっても羽は揺れない

④外観の意匠を損なわない(下記の施工事例参照)

といい事尽くめなのですが、最大の欠点はが、価格が高い です。

この場で、値段は言えませんがとにかく高い。

何とかなりませんかね・・・・・・

日本のサッシメーカーさん国産品の価格を抑えた商品を提供してください。

このご時世多くの需要があると思うのですが・・・・

by kakizaki

2011年06月30日更新

LIXIL(INAX)便器eco4見てきました!

6月6日の森のブログ『本当はeco4を見たかったのですが・・・』の続きです。

東京新宿のショールームに行くことが出来ましたので、eco4便器の流れ方を動画に収めてきました。

その流れを見てください。

こんな水量で流れるのかと思うくらい少ないです。

4リットルという驚異の水量の少なさは、下記にしるした、 『エアドライブユニット』という構造が内臓されているからです。

水の圧力で、時間差攻撃をし、水の流れをスムースにしています。

電気を使っていないのが、いいですね。

今の時代にぴったりです。

これによって、

従来型(大13ℓ)のトイレに比べ、約73%の節水になり、年間約14,700円も節約できます。

こらは、見逃せませんね。

実は、約1年くらい前に、他社メーカーで、4.8リットルという商品が発表になり、見にいってきました。

その時の問題点が、

①便器に溜まる水の面積が非常に狭い(下の写真参考)

これでは、汚物が便器の周りにつくような気がするのですが・・・

(使ったことがある人は是非その状況を教えてください。私は、実際に、用を足したわけではありませんので、はっきりしたことは解りません。)

便座(座る部分)が従来より小さい

発表された日にある会社の方が、その便座に座りました。

偶然というか、ちょうどいいというか、とても体が大きい人でした。

その便器に座った状況を見た瞬間、

『あっ。これは無理だわ』

と思いました。

お尻がはみ出て、とても、窮屈そうなのです。

色々な方が座る便座にしては、チョット余りにも小さすぎるような気がするのですが・・・?

これらの問題があったので、弊社では、当面INAXのeco6を薦めてきました。

しかし、さすがに天下のINAXさん。

某社に負けない水量の商品を開発しました。

それが、eco4,eco5です。

Eco5←動画が見れます

eco5は、エアドライブユニットを使わず、従来型の流し方です。

私の自宅でも使っている、eco6の動画も見てください。

Eco6←動画が見れます

サティスもeco4を出しました。

サティスEco4←動画が見れます

サティスは、水道の水圧を利用して流しているので、ある一定の水圧(0.07MPa以上(17ℓ/分))が必要です。

一般的な住宅では、ブースターなしでいけそうです。

仮にこれ以下の水圧の場合は、ブースター(後付け可能)を取り付ければ、設置可能です。

INAXさんに今回の節水型トイレの開発主旨を伺ったところ、

eco5は、 『従来品に比べ価格を変えないで、節水便器を提供する』

eco4は、『さらに進んだ節水トイレを提供する』

と言うことだそうです。

しかし、

アメージュC(eco6)  定価  81,060円(税込)

アメージュZ(eco5) 定価  94,500円(税込)

アメージュZ(eco4) 定価 100,800円(税込)

※価格に便座は含まれておりません。

んーーーん。チョット違うような気もしますが・・・

マッ、いずれにしても、良い商品を開発してくれました。

これぐらいの価格差であれば、eco4をどんどん推奨していきたいと思います。

by kakizaki

2011年06月28日更新

私たちにできること3

震災で混乱と様々な物資不足の中、不安な日々が続きます。

ついこの間までは、食べたい物や欲しい物、生活用品などお金さえあれば何でも買えました。

もったいないという言葉は使ったことはありましたが、今この状況の中に身をおいて本当に実感させられています。

足るを知る・・・この経験は物にあふれた現代を生きる全ての人にとって原点を見つめる機会になるでしょう。

一刻も早く救助を待つ方々の救出と、被災地の復興を願います。

今、私たちが出来ること。それは気が付いたことを、効果の大小を考える前にまずやること、自ら一歩でも、できるだけ早く動くこと。

日中の業務は照明を控え、暖かい服装で暖房を節約することからはじめました。

byIto

2011年03月18日更新