『光のダイニングに集う二世帯住宅』の家を、新建ハウジング「パッシブデザイン特集」に掲載させて頂いだお礼に、7月16日(土)の一番暑い2時頃訪問してきました。
実は、この住宅は、いまだに、エアコンを取り付けていません。
あるのは、この家のテーマでもあるダイニングに光を取り入れるための2階の屋根のトップライトです。
しかし、このトップライトにはもう一つ大切な仕事があります。
それは、夏の熱い空気を抜く役割です。
この時の外気の最高気温は30℃。
室内の温度は29℃。
確かに、暑いは暑い。
『トップライトの真下のダイニングの椅子に座ってみな!』
実際に座ってみると、『ホントだ!風が動いている!』
風があると、体感温度は、2~3℃下がって感じます。
んーーーーん。何となく涼しく感じます。
一階の掃出しサッシの前に居ると、風の通り道であることが分かります。
この辺りに座っていると、眠くなりそう。
『夜になると、寒いくらいの風だよ』と。
『このままだと、エアコンなして、この夏は過ごせますかね?』
の問いに、
『かもね』
の応え。
まだまだ夏は始まったばかり。
そう簡単に問屋は卸さないかもしれませんが・・・・
by kakizaki
2011年07月21日更新