日本が変わり始めている・・・
と少しづつ感じています。
もちろん、東日本大震災後の日本がです。
ついに、菅首相が、25日パリで開かれた経済協力開発機構(OECD)設立50周年式典で
日本の電力全体に占める自然エネルギーの発電比率(現在約9%)について「2020年代のできるだけ早い時期に20%とするよう大胆な技術革新に取り組む」
と表明しました。
これは、とても大きな意義があります。
脱原発までは、言及しませんでしたので、この辺は注視していきたいと思います。
折しも、ソフトバンクの社長は、私財を投じて、自然エネルギー財団を設立しました。
いよいよ日本が変わろうとしています。
今まさに、その転換期が来ています。
これからの子供たちに、未来ある日本を引き継ぐことが出来るかは、ここ一、二年にかかっているような気がいたします。
それは、なんといっても、エネルギー政策です。
私は、日本は、いち早く脱原発路線を謳ってほしいと願っています。
今すぐには、もちろんできません。
しかし、脱原発路線に道筋をつけることが、大切です。
その路線が決まれば、国民一人一人が、努力すれば、何らかの道が必ず拓けると信じています。
私は、建築を通じて、この問題に取り組んでいきたいと思っています。
ライフワークである、エネルギーを出来るだけ消費しない家づくりの研究をより一層進めていきたいと思っています。
そして最終的には、生活上の二酸化炭素発生がゼロもしくは、マイナスの家づくりです。
私が目指しているのは、高級な住宅ではなく、一般の住宅の話です。
24日の私のブログでも書きましたが、そう遠くない将来、住宅は、このレベルまで技術が進むのではないかと期待しています。
約30年前の大学のころ、未来型住宅の屋根に、ソーラーパネルが普通にのっていました。
それが、現実のものに、なりつつあります。
時代は本当に変わりつつあります。
もし、この大震災をきっかけに日本が大きく変わることできれば、世界の見本になるのではないでしょうか。
日本が、第二次世界大戦後、奇跡的な復興を遂げたように、日本人には、潜在能力は十分あると信じて疑いません。
そして、子供たちに、将来ある日本を示すことができます。
私は、日本は、ここ一・二年が本当に勝負の時だと思いますが、みなさんは、どう感じますか?
by kakizaki