スタッフ柿崎社長ブログ

2011年5月

小名浜復興計画に賛同

新建ハウジングの5月10日号に新住協仲間の豊田善幸さん(豊田設計事務所代表)(福島県いわき市)が提案する

『小名浜復興計画』

が掲載されていました。

「あたらしい小名浜をつくるための三策」ということで、三つのポイントを上げています。

①持続可能なエネルギー政策の立案

②環境負荷の小さな暮らしの提案、普及

③いわきらしい街並みの保存と再生

内容については、リンクされている計画書を見て頂きたいと思います。

基本的に、私は、豊田さんの考え方に賛成です。

持続可能なエネルギーの代表は太陽です。

その太陽の使い方は、建物南側の開口部から直接日差しを取り込むダイレクトゲイン、あるいは集熱パネルでお湯をつくる太陽熱温水器です。

太陽が出ないときのエネルギーを薪やペレットなどの木質燃料に求めています。

そして、いわきらしさ街並みのデザインを再生していきたい。

大きく要約するとこんな計画のようです。

福島第一原子力発電所の問題で日本のエネルギー政策の見直しをせまられています。

今後どのような展開になるか、まだはっきりしませんが、多くの国民は、根本的な大転換を望んでいるように感じます。

出来るか出来ないかではなく、やらなければならない事だと思います。

豊田さんの提案は、何もいわき市に限ったことではありません。

そのまま、全国の街に言えることではないでしょうか。

3年前に、友人に会いに九州の大分に行って来ました。

私は、街並みを見て驚きました。

ここは、酒田か?

と思えるくらい街並みが同じです。

特に、大通りの看板は見慣れたものばかりです。

これでは、どこを観光しても同じです。

その街らしさが見える街づくりが必要だと思います。

そういう意味で、小名浜は、新しい小名浜らしい街づくりをする絶好のチャンスです。

この機会を逃したら、もう二度とありません。

豊田さんの今後の活躍を期待したい思います。

by kakizaki

2011年05月11日更新