東芝ライテックは3月17日、栃木県・鹿沼工場で一般白熱電球の製造を終了する「一般白熱電球製造中止式典」を催しました。
消費電力の低いLED電球への切り替えを進める同社は、2008年4月に「2010年度をめどに一般白熱電球の製造を中止する」と宣言。
それを約1年間前倒しで実現したかたちになります。
「CO2削減の大きな“最初の一歩”を踏み出しました」(東芝の佐々木則夫社長)。
長年親しまれた白熱電球が消えるのは、ちょっと寂しい気もしますが、これも、時代の流れです。
致し方ありませんね。
住宅用照明器具は、もう既に8割ぐらいは、蛍光灯です。
これからは、上のグラフからも予想されるように、有機ELやLED照明が増えてくることが予想されます。
有機EL照明は、私も何回がブログで紹介していますが、面全体が光る今までにない新しい照明です。
確か、新商品が山形県庁で3月末まで展示しているはずですので、私も機会があったら見てみたいと思います。
LED電球の価格もだいぶ下がってきて、今後益々普及することが予想されます。
LED電球に交換する場合、ちょっと注意する必要があります。
パナソニック電工さんの場合、ダウンライト断熱材施工器具(SB,SGⅠ,SG形表示器具)には、使用することができません。
LED電球は、ランプ後方に放熱するするしくみになっており、周囲温度45℃までの時、ランプ寿命40,000時間です。
これが、10℃上がるとランプ内のトランス寿命が短くなりランプ寿命が4,000時間の1/10になってしまいます。
ダウンライト内温度は、一般型で30~35℃ですが、SB,SGⅠ,SG形表示器具は、密閉度が高いため45度以上に上がる可能性があります。
せっかくLED電球に交換しても、短寿命でランプが切れたり、場合によっては煙が出てランプが切れることも考えられるそうです。
交換する場合は、注意事項を十分読んで理解した上でご使用ください。
あれ。最後は、電気屋さんの宣伝になってしまいました。
by kakizaki
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