2月3日節分午前9時の弊社の事務所
久しぶりに太陽の恵みが事務所にささってきました。
明日はいよいよ立春、気持まで明るくなります。
この太陽の光を、利用しようというのが、パッシブデザインです。
事務所のこの大きな窓は、南向きです。
写真で日の光がどこまでさしているか実際に測ってみると、なんと4.9m。
高さが約2.7mですので、高さの約1.8倍くらいまでさしています。
朝の9時ですので、太陽の高度が低くく、建物の奥まで自然の恵みが注がれています。
事務所の窓は、ガラスが一枚ですので、断熱性が非常に低いのが実情です。
よって、事務所の場合は、太陽から受ける自然の恵みより、この窓がら逃げる熱の方が大きくなります。
弊社が建てている住宅は、ガラスはもちろんペアガラスの断熱サッシを採用していますが、南側と、それ以外の向きの窓の種類を変えています。
南側は、写真のような冬暖かい日光が室内に入りやすいガラスを選定しています。
(ちなみに、南以外は、光が入りにくく、熱が逃げにくいものを選定しています。)
それは、出来るだけ、太陽の光を取り入れ、暖房効率を上げることが目的です。
しかし、光が入りやすいということは、熱も逃げやすいので、それらの窓に、ハニカムサーモスクリーンというスクリーンをお勧めしています。
この商品は、性能は非常にいいのですが、価格が高いのが難点です。
メーカーのSEIKI GROUPさん
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ということで、2月の日本海側の庄内地方といえども、時には、太陽の恵みは注ぐのです。
そして、その恵みを何とか上手く利用していきたいのです。
ところが・・・
アッと言う間に、急にこんな地吹雪になってしまいました。
たった1時間後の10時頃です。
これが庄内地方の現実です。
春は、まだまだ先のようです・・・
by kakizaki