スタッフ柿崎社長ブログ

冬の換気扇はこまめにオン・オフ?

私の立場で、こんな事を書いたらお叱りを受けるかもしれませんが、私の自宅の換気扇は、冬の寒い間はオン・オフを頻繁にしています。

建築基準法では、居室の容積の空気を2時間で1回以上換気できる設備をすることが、義務づけられています。

基本的に24時間運転することを前提にしていると思われますが、実際の運転方法までは規定していません。

我が家は、共稼ぎですので、日中誰も居ません。(実際は、増築部分に私の両親が住んでいますが、換気システムが別々です)

誰も居ない暖かい部屋を換気するということは、単に暖かい熱を捨てているので、非常に無駄です。

上の写真は我が家の24時間換気扇の排気部分のフード廻りです。

ちょっと分かりづらいのですが、フードの下の部分の雪が熱でよく溶けています。

誰もいない部屋を換気する必要性はないので、省エネルギーの観点から(ケチとも言います)、いつも日中は換気扇を止めています。

換気扇を止めた時に問題になるとしたら下記の二点です。

窓が結露する

室内が臭う

我が家は、洗濯を夜やり翌朝には、ほとんど乾いていますので、誰もいない日中に換気する必要がありません。

夜洗濯するメリットは他にもあります。

高断熱住宅は、冬に過乾燥気味になるのが欠点です。

その解消方法として、物干しは最適です。

我が家の息子たちは、わざわざ自分の部屋に物干し持って行って就寝しています。

室内の湿度が上がり、風邪も引きにくくなります。

窓の結露は、正直時々することもあります。

しかし、それは臨機応変に換気扇の運転する時間を長くしたりしています。

我が家の換気方法は、下記のような第三種換気です。

給気口からダイレクトに外気が入ってくるので、その廻りにいると冷気を感じます。

その冷気を感じるたびに、寒い冬にわざわざこんな冷たい空気を室内にいれなきゃいけなのかとつくづく思うのです。

②の臭いについては、個人差がありますので、臭うと思ったら換気して頂くしかありません。

私の立場で、換気扇を止めることを積極的に薦めることは、できませんが、各自自己責任に於いて、やってみる価値はあると思うのですが・・・

あくまでも個人の責任でどうぞ。

by kakizaki

2011年02月08日更新