スタッフ柿崎社長ブログ

住宅の独自工法にご用心!

数年前、ある方から、増築をしたいので、見に来て欲しいという依頼がありました。

行ってみると、有名な某ハウスメーカーの建物でした。

構造体は、軽量鉄骨で、外壁もその会社固有のものでした。

『とても、弊社では、できないので、造ってもらったハウスメーカーにお願いしたらどうですか?』

とアドバイスしました。

すると、お客様は、

『実は、見積もりをもらったのですが、余りにも高くて、地元の業者でできないか相談しているんです。』

という回答でした。

んーーーーーん

これには、困ってしましました。

このようにその会社特有の工法ですと、使っているものが一般的なものでないので、私達では、資材の調達がまず出来ません。

そして、つくり方も一般的ではないので、下手に手を出すこともできません。

 

営業的には、弊社独自工法とか、弊社オリジナリ仕様とかは、聞こえはよいのですが、今回のように、増改築をするときは、厄介です。

特に、大手ハウスメーカーのようなオリジナル商品は、非常に困ります。

住宅を、最後まで当初の状態で使用するのであるならば、このような工法でもよいのですが、家族構成が変わったりして、増改築する予定があるならば、やはり従来型の在来工法をお薦めしたいと思います。

最近は、大手といえども会社が倒産する時代です。

独自工法の住宅は、その会社が倒産すると、どうすることも出来ません。

その辺のことも考慮して、住宅会社選びをしたほうがよいと思います。

柱を使わない2×4工法も増改築しずらいやりかたです。

 

一般的な柱のある在来工法であるならば、仮に施工会社がなくなっても、増改築は、何とでもなります。

住宅選びの一つの要素として、参考にしてください。

 

結果的に、このお客様は、別棟で、小さい小屋を建てました。

 

by kakizaki

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2009年12月03日更新

久々の松杭打ちの地盤改良

9月17日に日経ホームビルダーで、兼松日産農林さんが新しい木杭の工法『環境パイル』を開発した記事を載せました。

以前にもブログの中で何回か意見を述べているのですが、セメント系を使っての地盤改良をすることに対して、私は、少なからず抵抗があります。

セメントという産業廃棄物(言ってみれば、コンクリートガラと同じです)を土地の深くに注入することが何らかの環境汚染に繋がるような気がしてならないのです。(セメントは強アルカリ性です。)

そして、この産業廃棄物は、地中深いため、撤去することは、まず不可能です。

しかし、これをやらないと、地盤の保証を受けることが出来ないので、ここ1~2年は仕方なく採用していました。

(それ以前は、保証はありませんが、通常の松杭を打っていました。)

 しかし、ようやく、兼松日産農林さんが新しく、すばらしい工法を開発してくれました。

 

木杭の薬剤処理について、問題がないかというと何ともいえませんが、これで耐久性を持たせているのでこの処理はどうしようもありません。

コンクリートを地下深くまで注入することを思えば、環境に対する負荷は、数段に軽減できます。

この松杭は、将来引き抜くことも可能です。(仮に地中にあったとしても、材質は木ですので、もともと自然界にあるものです。)

 

今回の鶴岡の現場は造成地で、地盤改良が必要であったため、早速この『環境パイル』を採用することにしました。

環境パイルの説明については、兼松日産農林さんのHPを参照してください。

 

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 材料は唐松で長さは、6mの最大のものを使用

 

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 工場からの保証刻印が押されています。

 

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 径は140㎜

 

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 パドラという重機を使って作業。

振動が少ないのが特徴です。

 

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 杭を打つ場所によって杭の止まる高さが違います。

一本の杭には、18トンの荷重を掛けています。(設計では8トンでOKだそうです)

 

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 杭の高さを揃えるために、チェーンソーでカット

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切り口を防虫処理をします。

工期は2日間(11月22・23日)で、50本の杭を打ちました。

私は、この工法は、是非今後も続けていきたいと思っています。

 

しかし、問題点もあります。

①杭の長さが最大6mまで

 それ以上は、従来の工法しかありませんので、何とか6m以上にも対応できるように研究開発をして頂きたい。

価格が高い

 研究費にお金がかかったのは解りますが、この工法をどんどん採用して頂いて、せめて、柱状改良ぐらいの価格でできるように努力して頂きたい。

 

願っているとほしいものが見つかるものですね。

また、ほんの少し理想の家づくりに近づいたような気がします。

このように弊社の家づくりは、『進化』 し続けて行きます。

 

 by kakizaki

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2009年11月25日更新

グラスウール基礎断熱の実験結果

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今年の春、グラスウールで初めて基礎断熱をやりました。

 

基礎の断熱材をグラスウールにこだわる理由は、白蟻対策です。

白蟻の被害を受けないのは、ガラスだけだそうです。

そこで弊社は、以前から、ガラス加工品の固形タイプのコリグラス(ゲーテハウス)という商品を使っていました。

商品はとても良いのですが、価格が高いのが難点です。

そこで、新住協が提唱している従来型の繊維系のグラスウール(基礎断熱用)で断熱する方法に切り替えました。

しかし、何といっても、水分には余り強くないという印象のあるグラスウールです。

メーカーで実験しているので間違いはないと思うのですが、自分なりに試すことにしました。

 

 やり方は、私の自宅で、ブロック塀の端っこに半分土の中に埋めて、そのまま放置するという非常に簡単な方法です。

 

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2009年11月17日(雨)の状態。

約半年間、屋外にこのような状態で放置しました。

 

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グラスウールを引き抜いた状態。

綺麗な下半分は、土の中に埋もれていた部分です。

撥水性があるためか、土の中に埋もれていた部分は、殆ど水分は浸み込んでいません。

土の上の部分の表面は、確かに汚れていますが、あくまでも表面だけで、中までは水分は、浸みていません。

 

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(雨の中で撮影)

グラスウールの中を調べるために、縦に半分に割ってみました。

中に水分が浸みている様子は確認できませんでした。

このク゜ラスウールは、撥水処理が施されていますが密度が64kg/m3と高いのが特徴です。

私が、見る上では、基礎断熱材としては問題がないように思われます。

これで、少しホッとしました。

商品の詳しい内容は、マグキソボードで確認してみてください。

by kakizaki

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2009年11月20日更新

荘内銀行さん ちゃんと勉強して!

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11月17日(火)の山形新聞に荘内銀行の『エコ住宅設備導入で金利優遇』の記事が載っていました。

対象となる設備は、

太陽光発電システム、電気温水器、IHクッキングヒーター、蓄熱式電気暖房器などのオール電化・・・

と書いています。

ただでさえ、電気温水器蓄熱式電気暖房機は、エネルギーを多く消費する設備です。(電気代は確かに政策的に安くしていますが・・・)

とても、エコ商品とは、言えたものではありません。

やっとその辺を電力会社も考慮して、ヒートポンプ式のものを開発することに躍起になっています。

それでも、東北以北の地域は効率が悪いためあまりお薦めではありません。

この優遇ローンは、リフォームローンです。

こんな商品を断熱改修もやらない建物に設備をしたらどうなるのでしょうか。

考えただけで恐ろしくなります。

エネルギーの垂れ流しです。

せめて、断熱改修をやった家で、ヒートポンプ式の設備をするぐらいを対象にしてもらいたいと思います。

荘内銀行さん、

今週の21日の土曜日、新住協で断熱リフォームセミナー(内容は、ニュースを参照)をやりますので、是非参加して住宅の消費エネルギーについて、もう少し、ちゃんと勉強してほしいと思います。

国は、本気でCO2を25パーセント削減しようとしているのですよ・・・

by kakizaki

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2009年11月17日更新

スマートグリッドって知っていますか?

先日、NHKスペシャル『自動車革命』という番組をみました。

その中の言葉に『スマートグリッド』という単語がでてきました。

私も、始めて聞く言葉です。

 

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詳しくは、大和総研さんのHPをご覧下さい。

 

今までは、電力会社から、電力を消費する所に電気を供給しているだけの一方通行の流れだけでした。

しかし、今、画期的なことが起きようとしています。

これからは、太陽光発電・風力・バイオマス・地熱(再生可能エネルギー)など電力をつくる場所が至る所に分散するとともに、自然相手の発電が多いため、供給量が安定しますせん。

即ち、電力を供給できる場所と、電力が必要としている場所が、マッチングしません。

そこで考えられているのが、 『スマートグリッド』という方法です。

意味は、『賢い電力網』ということです。

要するに、

ITを活用して再生可能エネルギーを含んだ電力網全体の需給の効率化最適化を行う仕組み」

を進めていこう考えです。

電力を供給できる所と、電力を必要としている所をコンピューターを使って結び、電力を効率よく使っていこうとする仕組みです。

その中心になろうとしているのが、何と「グーグル」です。

グーグルがもっている膨大なネットワークを使って今動き始めようとしています。

このシステムを使って、作り出した再生可能エネルギーをできるだけ効率よく、消費することができるようになり、結果として、二酸化炭素排出量を削減できる可能性が出てきたのではないかと、期待しています。

 

石炭や石油を燃料とした機械による産業革命を第一次産業革命とするならば、これは、ひょっとしたら第二の産業革命になるかもしれません。

  『環境を汚染しにくい燃料(再生可能エネルギー)により、電気エネルギーをつくりそれによって生産する社会』

もし、こんな事が実現できたら、エネルギーの電力化が一気に進むことになるでしょう。

そして、住宅や自動車などありとあらゆる物が電化にならざるをえないでしょう。

そういう意味で、エネルギーの媒体は、電気になることは間違いないと思います。

 

世の中が、一変しそうな気がします。 

もし、電気自動車が主流になったら、自動車産業界は、激変すると思われます。

車で一番難しいのは、エンジンです。

しかし、エンジンが単なる電気のモーターになったら、子供がもっている電池で動くおもちゃと同じです。

すなわち、自動車は、特別な産業が造る時代から、世界のあちこちの小さな町工場で造る産業へと・・・。

車は、家電の一部になり、電気屋さんのコーナーで販売されるかも知れません。

そして、今までに見たことないような、斬新なアイディアの自動車がいっぱい開発されるでしょう。

 

住宅に於いても、オール電化になることは間違いないでしょう。

もちろん、太陽や風などの自然エネルギーを活用するように工夫された、住宅デザインになっていくでしょう。

しかし、スマートグリッグを活用した電気が主たるエネルギーとなると思われます。

再生可能エネルギーを最大限に活用し、その住宅が実質どのぐらいの二酸化炭素を排出しているかをはっきり確認できるような仕組みをつくり、環境を汚染する部分については、環境税を支払う。

 私は、そんな住宅になるのではないかと思います。

 

世の中は、どんどん変わろうとしています。

私達が思っている以上の速さで・・・

 

by kakizaki

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2009年11月02日更新

男の約3割が「オシッコは座って」

イタリア旅行に行ってもトイレが気になってしまう私ですが、またまたトイレの話で恐縮です。

 

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建築業界新聞の親建ハウジングvol.493号に面白い記事が載っていました。

20代から60代の男性500人へのアンケートで、「自宅でトイレで小用をするときどのような姿勢でしているか」という質問に対して、33.4%が「洋式便座に座って」と回答。

5年前の23.7%の1.4倍に増加したそうです。

今回の調査に、その理由までは記載されていませんが、私が知っている情報では、

「立って小用をすると、便器の廻りが汚れるから」

という理由が主だったと思います。

特に、子供に対しては、便器が汚れないように、座って小用するように、しつけているお母さんが多いとか・・・

我が家は、子供三人とも、男の子で、立って小用しています。

確かに、便器の廻りと床も汚れていることが多いようです。

実は、ティシュペーパーで、時々私も拭いています。

ムー・・・確かに汚い・・・

しかし今のところまだ座って小用する気にはならないのですが・・・

但し、汚したときは、自分で綺麗に掃除するように心掛けるようにしていきます。(宣言)

 

by kakizaki

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2009年10月28日更新

耐震補強の効果と限界

2009年11月号日経ホームビルダーにちょっとショックな記事が掲載されていました。

『耐震補強の効果と限界』という記事です。

動画も見れますのでアクセスしてみてください。

 耐震補強した建物と、していない建物を並べて阪神淡路大地震級の震度7で揺らした実験結果が載っています。

写真で解るように、耐震補強していない建物の1階部分が完全に倒壊しています。

それでは、補強した建物が大丈夫だったかと言うと、実験後主催者側は

「補強した住宅も倒壊する可能性はあった。非常にきわどい結果だった」と説明しています。

 

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日本建築防災協会発行の耐震補強マニュアル

 

即ち、何が問題かと言うと、

補強した建物は、日本建築防災協会が発行している耐震補強マニュアルに基づいたもので「評価点1.5」の水準で、このマニュアルでは、『倒壊しない』に当ります。

これは、相当水準の高いレベルです。

 評価点1.0で現行の建築基準法同等だとされます。

私も、耐震診断をやっていますが、評点1.5まで上げるのは、至難の技です。

現実問題としては、評価点1.0以上に補強できれば、上々です。

しかし、評価点1.5の建物でも現実は、相当の被害が生じる可能性が高いということです。

そして、本震でこれほどの被害を生じた場合、 『建物を再使用することは、まず不可能』だともいっています。

 

最後にこの記事では、

この実験は高度成長期に建てられた在来住宅への既存の耐震補強工法について、 「限界」を突きつけたものでもあった。

と結論づけています。

 

私達は、今ようやく、既存建物の耐震補強をやり始めたばかりです。

しかし、この実験結果をどのように生かして行くかを考えなければなりません。

理想と現実のハザマで・・・

またまた難しい問題が発生してしまいました。

だからと言って、耐震補強する意味が薄れるとは言えない事だけは確かです。

これからの課題として残しつつも・・・

 

by kakizaki

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2009年10月27日更新

イタリア紀行5

下の写真はなんだかわかるでしょうか?

大きい丸と小さい丸があるのがヒントです。

答えは、一番最後の写真でどうぞ。

 

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レストランの入り口

このポーズをとっているボーイさん達の写真を撮りたくて、カメラを向けた訳ではありません。実は、入り口の上のオーニングを撮りたかったのです。

街角のあちらこちらで、このオーニングやパラソルの下で、ローマっ子は、お茶や食事をしています。

 

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 レストランの内部の様子

 

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 イタリア人の夕食時間は遅く、通常8時半ごろから9時半ごろから始まるそうです。それも、ながーい時間をかけて。

で終わるのはいったい何時になるのでしょうね。

しかし、朝は、結構早起きで、日本人と変わらない時間帯で出勤するそうです。

 

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 イタリアらしい造形が飾られています

 

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 最後の夜は、カンツォーネを楽しみました。

マイクを使わないで歌うのですが、とても迫力があります。

 

質問の答え

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答えは、トイレの水を流すボタンです。

洗練された形でしかもユニバーサルデザイン。

ちょっとした部分にもこだわっていますね。

なんて思うのは、私だけ・・・?

 

旅行の終わりに

今日本の建築界は、ビルドアンドスクラップ型社会からストック型社会へ移行するように求められています。

ローマの街をみると、ストック型社会の原型のような気がします。

確かに古い建物が多いのですが、街並みに合わせてそれぞれを上手く改装しています。

イタリアの玄関口として、テルミニ駅がありますが、デザインが新し過ぎて余り人気がないそうです。

新しいといっても、第二次世界大戦のムッソリーニの時代の建物です。

ローマの人たちと、私達の時代の認識が相当違うような気がします。

古いものが良くて、新しいものが悪いと言う訳ではりませんが、私達日本人ももう少し長いスパンで建物を考える必要があると思います。

日本の木造住宅は、新築後25年で、資産価値が殆どなくなります。

木造だから資産価値がなくなるというのであれば、アメリカなどの2×4住宅も同じような現象がおこるはずです。

しかし、アメリカの場合は、中古住宅のほうがむしろ高く取引されるケースが多いそうです。

 これから起こるであろう日本のストック型社会の解決策の糸口が、ローマの街並みの中にヒントが隠されているような気が致しました。

 

by kakizaki

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2009年10月26日更新

イタリア紀行4

 ナポリの南にカプリ島というイタリア有数の高級リゾート地があります。

イタリアのみならずヨーロッパ各地からVIPたちが訪れる憧れの場所です。

 

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 ナポリから水中翼船で約40分

 

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 カプリ島の港の風景

 

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 街並みは、パステルカラーやホワイトを基調にした外観が印象的

こういう色彩は、温暖な気候をイメージさせますね。

 

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移動中のあるショピングセンターにあった便座なしのトイレ。

イタリアの公衆トイレはこのような状態が多いらしいのです。

何故便座ないか。これは、女性のほうも同じだそうです。

同伴してくれた女性のガイドさんの話によると、

「便座の上に靴のまま立って用をたすため便座がすぐ壊れるそうです。いくら交換しても同じなので、いつしか便座をつけなくなった」 とのこと・・・

ある日そのガイドさんが用をたしに、トイレに入ろうとしたら、中からとても美しいイタリア人がでてきたそうです。

そして、中にはいってみると、しっかり「便座に靴の足跡」がついていたそうです。

やっぱり、本当だったと、ガイドさんは納得したそうです。

どうやって用をたすかは、ご想像にお任せします・・・?

 

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 何といってもこの絶景は素晴らしい

 

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 アウグストゥス庭園

 

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 建物の中には、昔のかまどがありました。

今でも使えそうなかまどです。 

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ナポリの風景(車から撮影)

未だにベランダに多くの物干しが干されています。

ナポリ人のおおらかさで、全然気にしないそうです。

でも、日本人も同じようなことをやっています。

しかし、住宅内部に、物干し室がある方が理想的ですよね。

 

by kakizaki

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2009年10月24日更新

イタリア紀行3

ローマの中心に世界で一番小さい国、ヴァチカン市国があります。

ヴァチカンは、キリスト教カトリックの総本山があるところです。

その中心にあるのがサン・ピエトロ大聖堂です。

この建物は、ルネッサンス様式の代表作で、16世紀に大改装が行われ、内部は、ミケランジェロ、ラファエロら、ルネッサンス期を活躍した画家の絵が描かれています。

 建物のスケールの大きさも驚きますが、その装飾は芸術の最高峰と言えるでしょう。

 

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 サン・ピエトロ大聖堂

 

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 ミケランジェロが設計した巨大なドームはクーポラと呼ばれる。

 

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 サン・ピエトロ大聖堂内部

 

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 中央の装飾は、ブロンズ製で、ベルニーニ作

 

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巨大 クーポラを下から見上げたところ

 このクーポラがあるため、室内に明かりを取り込めると同時に換気も可能です。

形もさることながら、実用性も備えた設計です。

 

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 聖ペテロ像

聖ペテロ像の足に触れてお祈りをするので、磨り減って足の原型がわからなくなっています。

 

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 ピエタ像

ミケランジョロ23歳の作品

数年前に、ある芸術家が侵入し、マリア像の鼻と他の部分を破損したそうです。

その後修復し、現在は、ガラス貼りになっています。

 

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外には、衛兵が24時間体制で護衛しています。

衛兵は、スイス人の若者と決まっているそうです。

 バックの小さな橋も、石で出来ていますまので、アーチ状になっています。

by kakizaki

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2009年10月23日更新