男の約3割が「オシッコは座って」

イタリア旅行に行ってもトイレが気になってしまう私ですが、またまたトイレの話で恐縮です。

 

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建築業界新聞の親建ハウジングvol.493号に面白い記事が載っていました。

20代から60代の男性500人へのアンケートで、「自宅でトイレで小用をするときどのような姿勢でしているか」という質問に対して、33.4%が「洋式便座に座って」と回答。

5年前の23.7%の1.4倍に増加したそうです。

今回の調査に、その理由までは記載されていませんが、私が知っている情報では、

「立って小用をすると、便器の廻りが汚れるから」

という理由が主だったと思います。

特に、子供に対しては、便器が汚れないように、座って小用するように、しつけているお母さんが多いとか・・・

我が家は、子供三人とも、男の子で、立って小用しています。

確かに、便器の廻りと床も汚れていることが多いようです。

実は、ティシュペーパーで、時々私も拭いています。

ムー・・・確かに汚い・・・

しかし今のところまだ座って小用する気にはならないのですが・・・

但し、汚したときは、自分で綺麗に掃除するように心掛けるようにしていきます。(宣言)

 

by kakizaki

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耐震補強の効果と限界

2009年11月号日経ホームビルダーにちょっとショックな記事が掲載されていました。

『耐震補強の効果と限界』という記事です。

動画も見れますのでアクセスしてみてください。

 耐震補強した建物と、していない建物を並べて阪神淡路大地震級の震度7で揺らした実験結果が載っています。

写真で解るように、耐震補強していない建物の1階部分が完全に倒壊しています。

それでは、補強した建物が大丈夫だったかと言うと、実験後主催者側は

「補強した住宅も倒壊する可能性はあった。非常にきわどい結果だった」と説明しています。

 

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日本建築防災協会発行の耐震補強マニュアル

 

即ち、何が問題かと言うと、

補強した建物は、日本建築防災協会が発行している耐震補強マニュアルに基づいたもので「評価点1.5」の水準で、このマニュアルでは、『倒壊しない』に当ります。

これは、相当水準の高いレベルです。

 評価点1.0で現行の建築基準法同等だとされます。

私も、耐震診断をやっていますが、評点1.5まで上げるのは、至難の技です。

現実問題としては、評価点1.0以上に補強できれば、上々です。

しかし、評価点1.5の建物でも現実は、相当の被害が生じる可能性が高いということです。

そして、本震でこれほどの被害を生じた場合、 『建物を再使用することは、まず不可能』だともいっています。

 

最後にこの記事では、

この実験は高度成長期に建てられた在来住宅への既存の耐震補強工法について、 「限界」を突きつけたものでもあった。

と結論づけています。

 

私達は、今ようやく、既存建物の耐震補強をやり始めたばかりです。

しかし、この実験結果をどのように生かして行くかを考えなければなりません。

理想と現実のハザマで・・・

またまた難しい問題が発生してしまいました。

だからと言って、耐震補強する意味が薄れるとは言えない事だけは確かです。

これからの課題として残しつつも・・・

 

by kakizaki

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イタリア紀行5

下の写真はなんだかわかるでしょうか?

大きい丸と小さい丸があるのがヒントです。

答えは、一番最後の写真でどうぞ。

 

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レストランの入り口

このポーズをとっているボーイさん達の写真を撮りたくて、カメラを向けた訳ではありません。実は、入り口の上のオーニングを撮りたかったのです。

街角のあちらこちらで、このオーニングやパラソルの下で、ローマっ子は、お茶や食事をしています。

 

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 レストランの内部の様子

 

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 イタリア人の夕食時間は遅く、通常8時半ごろから9時半ごろから始まるそうです。それも、ながーい時間をかけて。

で終わるのはいったい何時になるのでしょうね。

しかし、朝は、結構早起きで、日本人と変わらない時間帯で出勤するそうです。

 

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 イタリアらしい造形が飾られています

 

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 最後の夜は、カンツォーネを楽しみました。

マイクを使わないで歌うのですが、とても迫力があります。

 

質問の答え

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答えは、トイレの水を流すボタンです。

洗練された形でしかもユニバーサルデザイン。

ちょっとした部分にもこだわっていますね。

なんて思うのは、私だけ・・・?

 

旅行の終わりに

今日本の建築界は、ビルドアンドスクラップ型社会からストック型社会へ移行するように求められています。

ローマの街をみると、ストック型社会の原型のような気がします。

確かに古い建物が多いのですが、街並みに合わせてそれぞれを上手く改装しています。

イタリアの玄関口として、テルミニ駅がありますが、デザインが新し過ぎて余り人気がないそうです。

新しいといっても、第二次世界大戦のムッソリーニの時代の建物です。

ローマの人たちと、私達の時代の認識が相当違うような気がします。

古いものが良くて、新しいものが悪いと言う訳ではりませんが、私達日本人ももう少し長いスパンで建物を考える必要があると思います。

日本の木造住宅は、新築後25年で、資産価値が殆どなくなります。

木造だから資産価値がなくなるというのであれば、アメリカなどの2×4住宅も同じような現象がおこるはずです。

しかし、アメリカの場合は、中古住宅のほうがむしろ高く取引されるケースが多いそうです。

 これから起こるであろう日本のストック型社会の解決策の糸口が、ローマの街並みの中にヒントが隠されているような気が致しました。

 

by kakizaki

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イタリア紀行4

 ナポリの南にカプリ島というイタリア有数の高級リゾート地があります。

イタリアのみならずヨーロッパ各地からVIPたちが訪れる憧れの場所です。

 

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 ナポリから水中翼船で約40分

 

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 カプリ島の港の風景

 

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 街並みは、パステルカラーやホワイトを基調にした外観が印象的

こういう色彩は、温暖な気候をイメージさせますね。

 

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移動中のあるショピングセンターにあった便座なしのトイレ。

イタリアの公衆トイレはこのような状態が多いらしいのです。

何故便座ないか。これは、女性のほうも同じだそうです。

同伴してくれた女性のガイドさんの話によると、

「便座の上に靴のまま立って用をたすため便座がすぐ壊れるそうです。いくら交換しても同じなので、いつしか便座をつけなくなった」 とのこと・・・

ある日そのガイドさんが用をたしに、トイレに入ろうとしたら、中からとても美しいイタリア人がでてきたそうです。

そして、中にはいってみると、しっかり「便座に靴の足跡」がついていたそうです。

やっぱり、本当だったと、ガイドさんは納得したそうです。

どうやって用をたすかは、ご想像にお任せします・・・?

 

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 何といってもこの絶景は素晴らしい

 

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 アウグストゥス庭園

 

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 建物の中には、昔のかまどがありました。

今でも使えそうなかまどです。 

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ナポリの風景(車から撮影)

未だにベランダに多くの物干しが干されています。

ナポリ人のおおらかさで、全然気にしないそうです。

でも、日本人も同じようなことをやっています。

しかし、住宅内部に、物干し室がある方が理想的ですよね。

 

by kakizaki

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イタリア紀行3

ローマの中心に世界で一番小さい国、ヴァチカン市国があります。

ヴァチカンは、キリスト教カトリックの総本山があるところです。

その中心にあるのがサン・ピエトロ大聖堂です。

この建物は、ルネッサンス様式の代表作で、16世紀に大改装が行われ、内部は、ミケランジェロ、ラファエロら、ルネッサンス期を活躍した画家の絵が描かれています。

 建物のスケールの大きさも驚きますが、その装飾は芸術の最高峰と言えるでしょう。

 

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 サン・ピエトロ大聖堂

 

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 ミケランジェロが設計した巨大なドームはクーポラと呼ばれる。

 

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 サン・ピエトロ大聖堂内部

 

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 中央の装飾は、ブロンズ製で、ベルニーニ作

 

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巨大 クーポラを下から見上げたところ

 このクーポラがあるため、室内に明かりを取り込めると同時に換気も可能です。

形もさることながら、実用性も備えた設計です。

 

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 聖ペテロ像

聖ペテロ像の足に触れてお祈りをするので、磨り減って足の原型がわからなくなっています。

 

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 ピエタ像

ミケランジョロ23歳の作品

数年前に、ある芸術家が侵入し、マリア像の鼻と他の部分を破損したそうです。

その後修復し、現在は、ガラス貼りになっています。

 

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外には、衛兵が24時間体制で護衛しています。

衛兵は、スイス人の若者と決まっているそうです。

 バックの小さな橋も、石で出来ていますまので、アーチ状になっています。

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イタリア紀行2

ローマは、街そのものが博物館でもあり、また美術館でもあります。

『ローマは一日にして成らず』

とは、まさしく文字通りです。

紀元前から現代までの建造物が、いたるところに点在しています。

 ローマ市内には、地下鉄が二本走っていますが、これ以上は、造れないそうです。とにかく、地下を掘ると遺跡にあたるので、工事ができないとのこと。

古代ローマの都市の上に現在の建物が建っているわけですから、当然のことなのですが、なんとも、壮大な歴史を感じます。

 

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 サンタンジェロ城

城と対岸を結ぶサンタンジェロ橋はベルニーニ作で有名

 

 

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 パンテオンの外観

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 パンテオンの内部

パンテオンは、完全な形で残る古代ローマの建築です。

初代パンテオンは紀元前27年に建てられましたが、その後消失。118年に再建されたものが現在のものです。

上部の丸い穴は、明かり取りと、換気用ですので、雨が降ると中に入ってきます。

建物の直径が43mの半円形で、鉄柱を用いない石造りの建物としては世界最大だそうです。

 この建物の造り方は、エスキモーが氷の住宅を造る方法と同じです。

石で円形を造って少しづつ石をずらしなが、積み重ねているのだと思います。ですから、鉄柱を使わなくても建築することが可能だったと思われます。

海で、砂だけを使って空間のある建物をつくろうとしたら、こんな形しかならないと思います。

 しかし、1800年以上前にこんな巨大な空間を建築する技術があるとは、私は、ただただ感嘆の溜め息しかでませんでした。

 

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映画 『ローマの休日』で有名なスペイン広場

 

 

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 観光地で有名なトレヴィの泉

噴水に背を向けて立ち、肩越しにコインを一枚投げ入れると再びローマに戻ってこられ、二枚で恋が成就、三枚で、恋人と別れられるという言い伝えがあるそうです。

 

 

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 ローマといえば、古代闘技場のコロッセオ。西暦80年完成。4万人の奴隷を使ってわずか8年間で完成させました。

 コロッセオも当然石でできています。

石でできた柱と柱の間は、アーチになっています。

というより、アーチにしないとその間を空間にできないのです。

日本の木のように石を梁として使えれば、また違った形になっていったのでしょうが、重機もない時代ではとても無理です。

石文化の建物にアーチが多用されているのは、デザインのためではなく、必然だったと言えるでしょう。

 

by kakizaki

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イタリア紀行1

10月9日~16日にイタリアに行く機会がありました。

イタリアは、皆さんもご存知の通り、古代ローマから始まり、とても歴史のある国です。

そして、石の文化ですので、現在でも、昔の建造物がそのまま残っています。

ヨーロッパの建築に触れる絶好のチャンスに恵まれましたので、少し紹介したいと思います。

 ローマの北西、イタリア半島の真ん中当たりにアシッジという町があります。

サッカーの中村俊介が在籍していたペルージャという町の直ぐ隣に位置します。

アシッジは、イタリアの守護聖人、聖フランシスコの生まれ故郷で、中世に建築された建物や、街並みがそのまま残されています。

 

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 アシッジに向かう途中の田園風景

 

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 聖フランシスコ大聖堂

アーチ型の回廊が、中世建築を感じさせます。

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 街の道路幅は、余り広くはありません。恐らく4~6m。しかし、中世の時代にこれだけの幅を設けていることは、驚きです。馬車を走らせるために、ある程度の広さが必要だったようです。

 道は、石畳です。

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 中世の建物をそのまま利用したレストラン

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イタリアの人は、とても音楽好き。

夕食のレストランで、生演奏を聞くことができました。

 

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薪ストーブの注意点は

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先日、山形市にある薪ストーブ専門店の ぜいたく屋 さんに来ていただいて、施工及び取り扱いについての注意点をききました。

私は、とてもとても勉強になりました。

実は、今施工中の新築住宅に薪ストーブを設置することになっているので、その説明に来て頂いたのです。

昔は薪ストーブは、普通に使われていましたので、結構使用方法を安易に考えている人が多いそうです。

その結果火災になる事もあるようですので、実は取り扱いには、十分気をつけなければならないものなのです。

 

特に下記の二点がポイントです。

 

①必ず乾燥した薪を燃やすこと(1~2年乾燥した薪)

乾燥が悪い木材を燃焼させると、煙道火災発生し易くなるそうです。

煙道火災・・・・薪から発生した可燃性スス(クレオソート)がタール状になり、煙道内に付着し、膣然燃え上がる事です。タールが燃えると一気に1200℃の高温になり、火災に繋がりかねません。

 

②建物の室内を負圧にしない

これは、煙突から室内に煙が逆流させないためです。

通常の住宅は、第三種換気を使用していますので基本的に室内は負圧になります。

スカスカ住宅であるならは、余り影響はないのかも知れませんが、現在の高断熱住宅の場合は、特に注意が必要です。

既存住宅に設置する場合は、空気の流れを十分注意する必要があります。

新築住宅は、同時給排気型の換気扇をベースに考える必要があります。

室内がイブ臭いのは、煙突の空気の逆流のせいだそうです。

 

 

他にも、注意点はいっぱいあるのですが、特に、この二点は、薪ストーブを使用する際に非常に重要です。

これからも、自然派住宅を検討するひとが増えるのでは・・・

by kakizaki

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