先日、山形市にある薪ストーブ専門店の ぜいたく屋 さんに来ていただいて、施工及び取り扱いについての注意点をききました。
私は、とてもとても勉強になりました。
実は、今施工中の新築住宅に薪ストーブを設置することになっているので、その説明に来て頂いたのです。
昔は薪ストーブは、普通に使われていましたので、結構使用方法を安易に考えている人が多いそうです。
その結果火災になる事もあるようですので、実は取り扱いには、十分気をつけなければならないものなのです。
特に下記の二点がポイントです。
①必ず乾燥した薪を燃やすこと(1~2年乾燥した薪)
乾燥が悪い木材を燃焼させると、煙道火災が発生し易くなるそうです。
煙道火災・・・・薪から発生した可燃性スス(クレオソート)がタール状になり、煙道内に付着し、膣然燃え上がる事です。タールが燃えると一気に1200℃の高温になり、火災に繋がりかねません。
②建物の室内を負圧にしない。
これは、煙突から室内に煙が逆流させないためです。
通常の住宅は、第三種換気を使用していますので基本的に室内は負圧になります。
スカスカ住宅であるならは、余り影響はないのかも知れませんが、現在の高断熱住宅の場合は、特に注意が必要です。
既存住宅に設置する場合は、空気の流れを十分注意する必要があります。
新築住宅は、同時給排気型の換気扇をベースに考える必要があります。
室内がイブ臭いのは、煙突の空気の逆流のせいだそうです。
他にも、注意点はいっぱいあるのですが、特に、この二点は、薪ストーブを使用する際に非常に重要です。
これからも、自然派住宅を検討するひとが増えるのでは・・・
by kakizaki
2009年10月03日更新