スタッフ柿崎社長ブログ

2009年10月

イタリア紀行5

下の写真はなんだかわかるでしょうか?

大きい丸と小さい丸があるのがヒントです。

答えは、一番最後の写真でどうぞ。

 

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レストランの入り口

このポーズをとっているボーイさん達の写真を撮りたくて、カメラを向けた訳ではありません。実は、入り口の上のオーニングを撮りたかったのです。

街角のあちらこちらで、このオーニングやパラソルの下で、ローマっ子は、お茶や食事をしています。

 

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 レストランの内部の様子

 

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 イタリア人の夕食時間は遅く、通常8時半ごろから9時半ごろから始まるそうです。それも、ながーい時間をかけて。

で終わるのはいったい何時になるのでしょうね。

しかし、朝は、結構早起きで、日本人と変わらない時間帯で出勤するそうです。

 

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 イタリアらしい造形が飾られています

 

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 最後の夜は、カンツォーネを楽しみました。

マイクを使わないで歌うのですが、とても迫力があります。

 

質問の答え

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答えは、トイレの水を流すボタンです。

洗練された形でしかもユニバーサルデザイン。

ちょっとした部分にもこだわっていますね。

なんて思うのは、私だけ・・・?

 

旅行の終わりに

今日本の建築界は、ビルドアンドスクラップ型社会からストック型社会へ移行するように求められています。

ローマの街をみると、ストック型社会の原型のような気がします。

確かに古い建物が多いのですが、街並みに合わせてそれぞれを上手く改装しています。

イタリアの玄関口として、テルミニ駅がありますが、デザインが新し過ぎて余り人気がないそうです。

新しいといっても、第二次世界大戦のムッソリーニの時代の建物です。

ローマの人たちと、私達の時代の認識が相当違うような気がします。

古いものが良くて、新しいものが悪いと言う訳ではりませんが、私達日本人ももう少し長いスパンで建物を考える必要があると思います。

日本の木造住宅は、新築後25年で、資産価値が殆どなくなります。

木造だから資産価値がなくなるというのであれば、アメリカなどの2×4住宅も同じような現象がおこるはずです。

しかし、アメリカの場合は、中古住宅のほうがむしろ高く取引されるケースが多いそうです。

 これから起こるであろう日本のストック型社会の解決策の糸口が、ローマの街並みの中にヒントが隠されているような気が致しました。

 

by kakizaki

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2009年10月26日更新