ローマの中心に世界で一番小さい国、ヴァチカン市国があります。
ヴァチカンは、キリスト教カトリックの総本山があるところです。
その中心にあるのがサン・ピエトロ大聖堂です。
この建物は、ルネッサンス様式の代表作で、16世紀に大改装が行われ、内部は、ミケランジェロ、ラファエロら、ルネッサンス期を活躍した画家の絵が描かれています。
建物のスケールの大きさも驚きますが、その装飾は芸術の最高峰と言えるでしょう。
サン・ピエトロ大聖堂
ミケランジェロが設計した巨大なドームはクーポラと呼ばれる。
サン・ピエトロ大聖堂内部
中央の装飾は、ブロンズ製で、ベルニーニ作
巨大 クーポラを下から見上げたところ
このクーポラがあるため、室内に明かりを取り込めると同時に換気も可能です。
形もさることながら、実用性も備えた設計です。
聖ペテロ像
聖ペテロ像の足に触れてお祈りをするので、磨り減って足の原型がわからなくなっています。
ピエタ像
ミケランジョロ23歳の作品
数年前に、ある芸術家が侵入し、マリア像の鼻と他の部分を破損したそうです。
その後修復し、現在は、ガラス貼りになっています。
外には、衛兵が24時間体制で護衛しています。
衛兵は、スイス人の若者と決まっているそうです。
バックの小さな橋も、石で出来ていますまので、アーチ状になっています。
by kakizaki
2009年10月23日更新