スタッフ柿崎社長ブログ

やっぱり、自分たちの家が一番いいね!

10月30・31日に庄内町で完成内覧会を行いました。

多くの方にご来場いただき誠にありがとうございました。

弊社の、内覧会には、実は、多くのOB客も来て頂いております。

中には、皆勤賞を差し上げなければならないくらい、毎回来る方もいらっしゃいます。

本当に有難いことです。

この場を借りてお礼申し上げます。

ところで、今回の内覧会であるOB客が、はがきを持ちながら(OB客にも毎回完成内覧会のご案内を出しています。)

『今回は、負けた?』

と言ってご来場して下さいました。

え?    っと思いつつ、そのOB客は、建物内部を見学されました。

そして、最後に

『やっぱり、自分たちの家が一番いいね!』

と言って帰られました。

私は、その言葉を聞いて本当に『ほっと』しました。

そして、とても『ありがたいなー』と、改めて、そのOB客に感謝しました。

私たちは、設計するときは、その家族にあった、その家族のためだけのプランを提案させてもらっているつもりです。

一見、パッと見た時、見慣れない建物を見ると、一瞬『かっこいい』と思うときがあります。

しかし、良く考えてみて、そのプランが、自分たちに合うかと思いきや、やはり合わないのです。

そこで、『やっぱり、自分たちの家が一番いいね!』という言葉がでたのだと思います。

『私たちは、間違っていなかった。』と確信した瞬間です。

自分たちの家が、本当に自分たちに合っているんだと言うことが、確認できたことは、そのOB客にも、私たちにとっても、大変大きな大きな収穫でした。

家づくりって本当に楽しいですね。

やめられません。

by kakizaki

2010年11月05日更新

内装白くし照明楽しむ

山形新聞で、『うるおいライティング 光は使いこなすも』というテーマで、ライティングデザイナーの東海林弘靖さんが連載寄稿しています。

10月28日の内容が非常に共感しましたので、ちょっと紹介したいと思います。

以下記事内容

私が大学生のころ、先輩が住んでいた古くて小さな安アパートを訪れ、光の美しさに感動したことがありました。

すっきりとした室内に、温かみのある白熱電球の光がほんのりとともっていたのです。

まるで欧州の小さな町の居心地のいいホテルの一室のようでした。

築30年は経つとおぼしき古いアパートの部屋を、どうやってここまで素敵に仕立てあげることができるのか?

私は先輩に詰め寄るように質問をあびせたのですが、先輩の答えは至ってシンプル。

「白くすればいいのさ」というのです。

よく見れば、普通なら木の柱や梁(はり)、鴨居(かもい)が茶色く見えるはずなのに、彼は、それら木の部分を白くて固い紙で丁寧に覆っていました。

また天井も、白く塗ったベニヤ板で隠すなど、とにかく徹底的に真っ白い部屋を、手作りで生み出したのです。

一方、真っ黒い部屋を体験したことがあります。

照明器具から出た光を計測するため、床も壁も天井も真っ黒く染め上げた照明会社の実験室でした。

この部屋ではどんなに明かい照明器具を点灯させても、感覚的には全く明るく感じなかったのです。

内装の色の違いは明るさの違いに直結することを、私はこれらの事例を通して学びました。

このことを暮らしに応用すれば、省エネをしながら明るい環境を楽しむことが出来ます。

まず部屋の内装を白くしてみましょう。

白い壁や天井が光を効率よく反射させるので、わずかな光でもとても明るく感じます。

さらに光の微妙な明暗のグラデーションや美しい陰影を楽しむことができます。

照明の効果は照明器具が発する光と内装との相乗効果によるもの。

照明を楽しむ生活のためには、真っ白い部屋と温かな光の組み合わせを是非お勧めします。

という内容です。

東海林さんも言っているように、照明ももちろん大切ですが、内装がいかにポイントであるかです。

それも至って簡単。

答えは、白。

そんなことを、頭の中に入れながら、お部屋のお色直しをしては、いかがでしょうか。

同じ部屋でも、ずいぶん変わった雰囲気の部屋に変わることができます。

by kakizaki

2010年11月02日更新

酒田FMハーバーラジオで収録!

地元酒田の専用FM放送ハーバーラジオでトークを収録して来ました。

『ドリームトーク~出会い系ラジオ~』という番組で、パーソナリティは、伊藤裕輔さんという方です。

番組名は、ちょっと怪しげですが、内容は、いたってまじめです。

番組は、酒田米菓さんがスポンサーで、その社長さんからの紹介で出演することになりました。

ラジオ番組には、小学生の時に多くの友達とその他大勢のような形で出た記憶はありますが、個人で出演するのは、初めてです。

非常に緊張しました。

トークの内容は、当然『家づくり』しかなく、何とも、話題性の少なさが情けないですね。

何をしゃべっても良いらしいのですが、私には、それしか話せませんでした。

しかし、パーソナリティの伊藤さんは、旨く話しを誘導してくれました。

色々な人と話す機会はあると思いますが、私みたいに、専門的になりやすい話題も、旨く噛み砕いて、補助してくれました。

さすがプロです。感謝です。

番組の放送は、

10月28日から毎週木曜日午後五時半頃から、四回に分けて放送されるそうです。

もし興味がある方は、是非聞いてみて下さい。

感想を聞かせて頂けると有難いのですが・・・

by kakizaki

2010年10月26日更新

一家に一冊『わが家の診断&対処法』

[建てた後]に読む本

『わが家の診断&対処法』という本をNPO法人家づくり援護会(イエンゴ)さんが出版しています。

この本は、イエンゴさんが出しているベストセラー『[建てる前]に読む本』に続く、家を建てた後の建物の維持の仕方を解り易く解説した冊子です。

家を持っている方から、メンテナンスの事で尋ねられることがよくあります。

私自身は、家づくりの仕事をしていますので、「こんなこと当たり前かな」と思うことが、一般の方は、なかなか解りずらいようです。

その解りづらい部分を、細かく丁寧に説明してくれています。

この本は、基本的に、お施主様本人が一通りメンテナンスできる内容になっています。

とは言っても、現実的には、専門家の建築士や工務店、職人に依頼するケースも多いかと思います。

しかし、依頼する前にこの本を読んでいただいて、何が、どう問題なのか、お施主様自身に理解して頂きたいのです。

業者にお任せっぱなしは、少々危険です。(業者の言いなりにならないように)

この本は、もちろん書店でも購入できますが、弊社でも販売しています。

一冊1680円です。

一家に一冊、いかがでしょうか。

by kakizaki

2010年10月24日更新

建てるならエコ住宅

 

私のブログでも、何回か紹介しましたが、今年の三月に、山形エコハウスがオープンしました。

山形エコハウスは、山形県が環境省の補助金を受け、東北芸術工科大学と連携して建設したモデルハウスです。

①木で家を造る

②省エネルギー化する

③自然エネルギーを使う

をコンセプトに、低炭素社会の住宅の未来形を追及しています。

県地球温暖化防止活動推進センターは、10月27日から、「地球にやさしいエコハウスとはどのようなものか」といったテーマや、間伐などの体験を通じて環境への理解を深めるために、講座を開きます。

講座は、5回シリーズで、受講は無料です。

問い合わせ 023-679-3340

今後の予定

10月27日  研修会・見学会 「エコハウスのデザインと性能」(午前11時、山形エコハウス)

11月27日  体験講座「エコ住宅の森林利用と間伐体験」(午前9時、山形市・悠創館)

12月15日  研修会・見学会「普及版エコハウスの設計」(午前11時、山形エコハウス)

1月15日   研修会・見学会「パッシブハウスはここがすごい!」(午後2時、山形エコハウス)

2月19日   研修会・見学会「自然エネルギーの基礎と住宅での活用」(午後2時、山形エコハウス)

興味のある方は、是非参加してみてはどうでしょうか。

私は、まだ足が完全に治ってなく車の運転ができません。

今月の講座は、ちょっと参加できそうもないようです。

残念です。

by kakizaki

2010年10月23日更新

長く住める家とは?

先日、あるお客様から、中古物件を購入したいが、どうしたら良いか迷っているという相談がありました。

物件の建物は築30年近く経っているので、建物の査定はゼロで、価格は、土地代程度でした。

その建物をリフォームして住みたいという相談です。

実は、この住宅は、某大手ハウスメーカーのミ〇ワホームの物件です。

このような相談で一番困るのは、大手ハウスメーカーの独特の工法で建築している場合です。

多くの大手ハウスメーカーは、2×4工法、軽量鉄骨工法を採用している場合が多く、また取り扱っている部材も、そのメーカーのオリジナル商品がほとんどです。

それが、我々の建物との差別化にもなっているので、そのメーカーの売りでもあるのです。

実は、こういう建物の改装工事は、非常に困ってしまうケースなのです。

表面上の改修は、出来る場合もありますが、大抵は、手の付けようがありません。

ですから、お客様には、『このまま構造体を、いじらないのであれば、購入してもいいんじゃないですか。』と回答しました。

これからは、スクラップアンドビルドの時代からストック社会へと変わってきています。

長期優良住宅で100年とか200年とか言われていますが、そんなに長い間住宅を使用するのに、増改築がやりにくいのでは、これからの社会には、余りマッチしないように思うのですが・・・

100年以上たった在来工法の建物を改修したこともありますが、『木は大事に使うと長持ちするんだなあ』改めて、実感しました。

私は、中古物件を購入したり、新築住宅を建てるならば、出来うるならば、従来型の在来工法が良いと思うのですが・・・・

後は、皆さんの判断でどうぞ・・・

by kakizaki

2010年10月13日更新

おしゃれな住宅にご用心

ここ庄内地方でも、おしゃれな住宅が、ポツポツと見ることができるようになりました。

ところが、最近、有名建築家が設計した住宅に、欠陥が発生することが少なくないそうです。

新聞にその一例が紹介されていました。

≪「デザインだけが優先され、居住性は最低。基本性能も満たさない。これで住宅とは言えない!」

こう憤るのは千葉県在住の税理士(63)。

2004年夏に入居した税理士宅は、有名私大の建築学科教授の“作品”。

だが、現実は、雨漏り、配水管の勾配不足などによる汚水逆流と屋内浸水、断熱不足、防火性能不足など“欠陥の見本市”だった。

税理士は、約10年前、同窓会で教授と再会。

建築賞も受賞していると聞き、自宅の設計を依頼した。

直接要望を伝え、教授の妻が代表を務める設計事務所と設計監理契約を、教授側に勧められた施工会社と工事請負契約を、それぞれ結んだ。

不具合の続出に、補修を要求したが拒否され、現在、裁判で係争中だ。

施工会社は、「教授の指示に従っただけ」と主張はしたものの瑕疵を認め、「和解」という形で補修費用の一部を負担した。

教授は取材に対して「この件に自分は関与していない。妻に聞いてほしい。」

妻は、「ノーコメント」としている。

税理士は、「入居後5年もたつのに、今も雨漏りの修理をしている。私たちのお金でやりたい放題で、許せない」と怒りを隠さない。

欠陥住宅に詳しい「日本建築検査研究所」代表で一級建築士の岩山健一さんは、「2005年ごろから、有名建築家による住宅の欠陥調査の依頼が増えた」と指摘する。

「住宅リフォーム・紛争処理支援センター」の統計でも、一戸建て住宅における設計者についての相談件数が増えている。

だが、現行法では、個人住宅における設計者の責任はほとんど問われない。

中略

国土交通省住宅瑕疵担保対策室の伊藤昌弘課長補佐は「瑕疵担保履行法で、設計者、施工者の双方が欠陥の責任を認めない場合でも、建て主は保証金や保険金で救済されるようになった。

今後は設計者の責任も問う仕組みが必要だが、建て主も、 『有名建築家だから』と任せきりにしない方がよい」と話している。≫

というような内容です。

ちょっと変わったデザインやかっこいいデザインは、どこかしら施工を無理しているケースが多いことも事実です。

だからと言って、欠陥住宅でいいとは、絶対にならないわけで、施工方法も充分検討して建築士は、施工監理をしなければなりません。

しかし、予算の関係で、設計だけして、施工監理までしていない場合の方が多いのも、また実態です。

ですから、弊社は、

『設計・施工・施工監理全て一括で仕事をやらせて頂いております。』

お施主様にとっては、煩わしくなくて安心して依頼できる仕組みだと思います。

いくらいい設計をしても、施工が悪ければ、お施主様は満足しないのは当たり前です。

責任 設計・施工

これは弊社の当たり前です。

by kakizaki

2010年10月02日更新

3センチの段差が危ない!

 『ゴリッ』と鈍い音が足元で!

やってしまっただーーーーー

9月25日土曜日の穏やかな昼下がりでした。

こんな醜い足で申し訳ありません。

実は・・・

自宅の駐車場の前で・・・

3センチの段差で・・・

足を・・・

くじいてしまいました。

わずか3センチ

されど3センチ

くじいた足に、私の体重全体が乗ってしまったため、足の甲にヒビがはいったようです。

我が家を新築したのは、平成8年の末。

その頃は、まだ“バリアフリー”と言う考え方がなく、家のなかも、3センチ位の段差は、当たり前のようにあります。

その後、1~2年後くらいから、バリアフリーが、融資の優遇金利の対象になり、一般化してきました。

『大きな段差より、2~3センチくらいの一見何でもないような段差が、一番つまずき易い』と言われきましたが、なかなか実感がわきませんでした。

しかし、今回は、身をもって貴重な経験をさせていただきました。(負け惜しみです)

ますます高齢化が進む社会では、建物の中も外もバリアフリーが基本ですよね。

痛いながらも、大変勉強になった週末でした。

治るまでは、3週間ぐらいはかかかるようです。

焦ってもしょうもない。

 当面静かにしなさいということですよね・・・・トホホ

by kakizaki

2010年09月30日更新

弊社改装中の現場が新聞記事掲載!

9月16日(木)の読売新聞に弊社で改装工事をやらせて頂いている現場が記事掲載さました。

現場は、舟形町舟形にあり、元幼稚園を改装し、

『カトリック新庄教会』

になります。

ここの教会の信者さんは、フィリピンからの花嫁さんが中心で、最上地方だけでも、約40人程いらっしゃるそうです。

山形県内では、特に1980年代半ばから90年代にかけて、農家の跡取り息子などの結婚相手としてフィリピンなどから多くの外国人女性が嫁いできました。

彼女たちの多くは、キリスト教で、心の拠り所となる教会がなく、とてもつらい思いをしてきました。

長年の彼女たちの願いがかなって、今回ようやく教会の建設となりました。

縁あって、弊社で、今回の改装工事を請け負うこととなり、大変光栄に思っております。

完成しましたら、ビフォーアフターの写真を交えながらご紹介したいと思います。

10月28日(木)に落成式があります。

by kakizaki

2010年09月16日更新

エコキュート騒音問題がテレビで放映

9月12日(日)にNHKのニュースで、 『エコキュートの騒音問題』が放映されました。

実は、この問題について、私は、今年の4月27日のブログで書いていました。

通常、日曜日のブログのアクセスは、30件前後なのですが、この日は、101件と3倍以上ありました。

翌13日(月)も、264件とこれまた3~4倍のアクセスです。

私のブログを読んで頂いた方の反応は、分かりませんが、こういう問題があることを多くの方に知って頂いたことは、大変良かったとおもいます。

この類の問題は、知らず知らずのうちに、加害者になってしまうことです。

そして運悪く、被害者になると、ニュースに出てきたご婦人のように、ノイローゼになるかも知れません。

この問題のもっと厄介なのは、近隣同士のことなので、一度もめると、お互いに非常に気まずい状態になり、最悪の場合その土地に住みたくないということに、なりかねないのです。

当然のこととは思いますが、家を造るときは、出来る限り近隣に迷惑がかからないように心がけるべきです。

それは、その住宅に住む方は、もちろん、その住宅を建てる設計者・施工者も十分気を付ける必要があります。

近隣ともめごとが起きたら、省エネどころではありません。

音や振動が伴う機器を選択する場合は、本当に細心の注意を払う必要があるのです。

by kakizaki

2010年09月15日更新