スタッフ柿崎社長ブログ

2009年8月

太陽光発電は何年で元がとれるか?

 7月30日のブログ『太陽光発電は3~5年後を目途に』を書きましたが、もう少し具体的な数字で計算してみたいと思います。

kentikubu

高畠町に高畠町総合交流プラザが平成19年4月にオープン致しました。このプラザの目的は、

 

高畠町総合交流プラザには、高畠地区公民館、子どもセンター、町民活動支援センターなどの

機能があり、多くの町民が集い、交流することが出来る多目的施設です。

【施設の概要】

構造/鉄骨造2階建 延床面積 約2,060㎡

場所/まほろば通り商店街(旧山形銀行高畠支店跡)

機能/①高畠地区公民館:研修室、調理実習室や音楽練習室があります。

   ②子どもセンター:子育ての応援やファミリーサポートを行います。

   ③町民活動支援センター:交流ルームを設け、町民活動の支援を行います。また、国際・

    地域間の交流活動を支援します。

その他/◎太陽光発電や雨水を利用するなど環境に配慮した施設です。

    ◎安心・安全にお使いいただけるバリアフリーの施設です。

 

その他の項目にもあるように、太陽光発電を設置して、そのデータが公表されています。

財団法人 東北産業活性化センターさんのHPに平成19年度と平成20年度の発電電力量が出ています。

それによると、

平成19年度 9,164kWh

平成20年度 9,453kWh

システム出力が10kWですので、高畠町では、1kw当り900~1,000kWhの発電量と見当をつけることができます。

このデータを基に、私の家を例に試算してみます。

通常家庭用の太陽光発電は3kWですので、1kW当り950kWhの発電量と仮定すると年間2850kWの発電量が見込まれます。

東北電力さんの場合通常1kW当りの電気代が26.75円ですので、2850×26.75=75,435円/年を太陽エネルギーで造ったことになります。

(我が家は、五人家族で、平成19年の電気の消費量は、7057kWですので余剰電力の売電は、ほとんど期待はできません。)

太陽光発電の設備費は、210万~250万円(3kW)程度と言われています。

国の補助金21万円(7万円/1kW)

酒田市の補助金6万円(2万円/1kW)

を利用しても、設備は1,830,000(基の設備を210万円と仮定)となります。

この設備費を発電電力代で割ると1,830,000÷75,435=24.26

即ち、この設備の元をとるためには、24年間かかることになります。

24年もかかるのであれば、私の家では、太陽光発電を設置するのは、難しいですね。

仮に半分の設備費(915,000円)にしても、12年かかることになります。

10年で元を取るためには、陽光発電の設備費が70~80万円程度で出来ないと無理だという計算になります。

太陽光発電の普及は、この辺がポイントのような気がします。

とにかく、設備費を現在の1/2、1/3になるように、努力して頂かないと・・・

by kakizaki

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2009年08月17日更新