スタッフ柿崎社長ブログ

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次世代型照明有機ELパネル量産化へ

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山形県を代表する最先端技術である有機ELパネルが量産化に向けて動きはじめました。

有機ELは、山形大学の城戸淳二教授が中心に開発が進められています。

有機ELは、パネル全体で光る照明を可能にします。

この照明は、今盛んに開発されているLED照明の次の照明と言われています。

この新しい照明は、今までとはまったく違う発想の照明が開発される可能性があります。

このパネルが量産化されれぱ、巷に今まで見たことがないような照明器具が展示されるのも、そう遠くないと思います。

世界の最先端の技術をここ山形でやっているということは、非常に誇らしいことです。

私自身、この照明が一般化することを心待ちにしています。

是非、住宅建築にも使っていきたいと思います。

下の図ような雰囲気の照明が可能です。

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山形有機エレクトロニクスバレー構想というがありますので、そちらも参考にしてください。

by kakizaki

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2010年01月22日更新

住宅の耐震化の無料相談

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先日、新聞の折込の中に山形県建築住宅課で出していた住宅の耐震化・減災対策のチラシが入っていました。

『相談無料』ということですので、是非利用して頂きたいものです。

特に、昭和56年以前に建てられた木造住宅は、倒壊する可能性が高いため、耐震診断を行い補強することをお薦めします。

酒田市の場合は、本人負担6000円で、木造住宅耐震診断士派遣事業を行っております。

残念ながら今年度分は、終了してしまいましたが、恐らく来年度も継続すると思いますので、4月以降の酒田市の広報を見逃さない下さい。

酒田市のHPの案内を参考にしてください。

 

山形県は、幸いにも自然災害が少ないせいか、2008年の地震保険の加入率が、11.3%(全国平均22.4%)で、とても低いことがわかります。

お隣の宮城県は、時々地震が起こるせいもあって30.9%と三軒に一軒は加入しています。

このようなデータからも、住宅の耐震に対する関心度が伺えます。

山形県の人は、是非この機会に住宅の耐震化の相談をしてみたらいかがでしょうか。

 

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2010年01月19日更新

ステンドグラス工房を訪問

先日、ある方の紹介で、隣町の鶴岡市馬場町にある、ステンドグラスを造っている工房を尋ねました。

 お店の名前は、 『遊』と言います。

場所はカトリック鶴岡教会の真ん前にあります。

建物もとてもお洒落で、つい入りたくなる工房です。

美味しいコーヒーも飲めます。(もちろん有料です)

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 玄関ドアを開けると、2階の窓からの真っ赤な花の形のステンドグラスが目に入ります。

とてもインパクトのとあるデザインで、思わず目が釘づけにされました。

太陽の光を浴びて室内に入るステンドグラスは、中世の雰囲気を室内に漂わせます。

 

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 ステンドグラスも大きくなるととても存在感を感じます。

こんなデザインのものを間仕切りなどに使ったらどうですかね。

 

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 ステンドグラスをあしらったオリジナルの建具

 通常、絵の黒い線は、ハンダを使うらしいのですが、この作品は、鉛を使用しているとのこと。

黒い線が太くくっきり見えます。

 

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この壁灯の笠は、何とも言えない影をつくり上げています。

まさしく、オリジナル物が成せる光です。

 

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ステンドグラスは、太陽の光を通して室内に明かりを提供してきました。

しかし、この作品は、まったく光を通さないガラスを使用しています。

まさしく、ステンドグラスの絵と言えるでしょう。

これは、本来のステンドグラスではないという人がいるそうですが、ここのオーナーは、誰かが楽しんでくれればそれでいいんだという遊び心も持って造っているそうです。

そういえば、この工房の名前も

『遊』

でした。

ステンドグラスを建物に組み込むと、また新しいデザインになります。

どこかの現場で取り入れたいですね。

また、遊びに行きたくなる工房でした。

 

by kakizaki

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2010年01月13日更新

リフォーム工事の消費者保護対策を検討中

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悪質な「訪問販売によるリフォーム工事」による消費者被害が社会問題となっています。

全国の消費生活センターには、毎年年間9,000件前後「訪問販売によるリフォーム工事」の相談が寄せられおり、悪質で巧妙な手口も目立ちます。

そこで、リフォーム工事の消費者保護対策(平成22年4月1日実施予定)が検討されています。

見積り価格の相談、工事内容の相談など多岐に渡って電話相談から始まって、弁護士会の協力を得て、専門的なアドバイスそして、紛争処理まで対応していこうという仕組みです。

私は、是非この仕組みをつくって頂きたいと思います。

まじめに一生懸命やっている工務店やリフォーム会社も多い中で、一部の悪徳業者によってこの業界が、偏見の目で見られるのは、非常に残念です。

気軽に、リフォーム工事を依頼できる社会風土ができることが望まれます。

 

そして、これも検討事項なのですが、新築工事については、昨年の10月1日より、住宅瑕疵担保履行法によって資力確保措置(保険の加入または保証金の供託)が我々業者に義務付けられましたが、リフォーム工事に於いても同じ制度を採用することを考えています。

リフォーム工事は、新築工事と違って、工事内容が複雑になるので、どこまで保証対象になるのかはっきりしませんが、消費者保護という観点から、必ず制度になると予想されます。

 

このように、一般の消費者が安心して、建築の工事を依頼することができる仕組みをつくることは、とても大切です。

その中で、対応できない企業は、淘汰されていくでしょうし、本当に社会に役立つ企業しか生き残れないと思います。

まじめに、一生懸命努力している企業が正しく評価される社会であってほしいと願っています。

 

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2010年01月09日更新

住宅版エコポイントの概要が決定

平成21年12月8日の閣議決定によって『住宅版エコポイント』の概要が解りました。

最終的には、平成21年度第2次補正予算が成立しないと、決定されません。

今月始まる国会で審議されますので、恐らく、2月上旬には、成立すると思われます。

 

新築住宅の場合

①次世代省エネルギー以上に適する住宅(弊社の新築木造住宅は全て該当)

②一戸当り30万円

③平成21年12月8日~平成22年12月31日まで着工した住宅

 

中古住宅の場合

①窓の断熱改修(ガラスの交換、内窓の新設、窓交換)「窓1枚からも対象になります」

 外壁、屋根・天井または床の断熱改修

※これらに併せてバリアフリーリフォーム(手すりの設置、屋内の段差解消、通路又は出入り口の幅の拡張)を行う場合にはポイントを加算

②最高15万円前後

③平成22年1月1日~平成22年12月31日までに着工(平成21年度第2次補正予算の成立日以降に、原則として、工事が完了したもの)

 

詳細については、解らないこともあるので、予算が成立し、全てが決定しましたら、再度報告したいと思います。

兎にも角にも、今年新築を考えている人や改築する人に取っては大きな朗報です。

せっかくの機会ですので、これを使わない手は、ないと思います。

 

地元では、今年は三隣亡などとありもしない迷信で、新築住宅を控える風潮が今だに残っています。

せっかく景気対策でこのようなお得な制度ができるのですから、是非この機会を見逃さないように・・・

私たちがお手伝いいたします。

 

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2010年01月08日更新

山形エコハウスいよいよ着工

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昨年の9月16日のブログでも紹介した山形エコハウスがいよいよ今日から東北芸術工科大学の敷地内に着工します。

特徴は

①建物の材料に山形市内の間伐材を使用

②国内トップレベルの高気密高断熱住宅(窓は三重、高性能の断熱材採用)

③暖房や給湯は、太陽光発電ペレットボイラーで賄い、CO2を排出する化石燃料は使用しない。

④夏は日差しが入りにくくし、風通しの良い構造

これらによって、太陽光発電で生み出す電気量と使用する電気量を相殺すると、CO2はゼロかそれ以下になるそうです。

夏は暑くて、冬は寒い山形の環境に合わせた家づくりの指針になるのではないかと期待されています。

完成の暁には、私も是非見学に行きたいと思っています。

しかし、完成が今年度中(工期が三カ月)とは、いくら年度内の事業と言ってもちょっと短いような気がします。

せっかくの事業ですので、内容を十分検討し、施工も時間を掛けていいものを造ってくれたら嬉しいのですが・・・

この辺が役所仕事ですよね。

 

by kakizaki

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2010年01月07日更新

2009年住宅会社相次ぐ破綻

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2009年も、もうすぐ終わろうとしています。

上の記事は、日経ホームビルダー2010年1月号ですが、今年は、大手の住宅会社の破綻が続きました。

 

1月16日 富士ハウス破産(静岡県浜松市)

3月30日 アーバンエステート破産(埼玉県川口市)

11月18日 サンワホーム民事再生申し立て(山梨県中巨摩郡昭和町)

 

サンワホームは、一頃無暖房住宅を一生懸命宣伝していた会社ですが、最近は、余りテレビコマーシャルも見なくなったなと思っていた矢先でした。

サンワホームは、前の二社と違いあくどい着工前の多額の集金は、やっていないようです。

 

富士ハウスとアーバンエステートの共通点は、着工前の前受金として、総事業費の70%以上を多くの施主から受け取っていたことです。

この二社の被害者は、集団提訴に踏み切りました。

しかし、返還されるのは、被害額300万円以下の場合で20%、同300万円超の場合で被害の40%というのが実態です。

また、破産時点である程度建物が出来上がっていた仕掛かり物件の顧客は、別の住宅会社に依頼してほぼ完成にこぎつけていますが、二重ローンに苦しんでいるそうです。

この二重ローンで、自己破産に追い込まれるのではないかと懸念されているそうです。

 

このように、契約している住宅会社が破産するようなことに巻き込まれると大変なことになりかねないのが、実情です。

静岡県の弁護士会は、

『個人住宅の請負契約について前受金の比率を一定以下にするか、完成保証を義務付けるべき』

と声明を出しています。

 

弊社は、実は両方やっています。

というのも、私共は、NPO法人家づくり援護会(イエンゴ)という団体に所属してます。

この会では、1000万円以上の物件については、完成保証を付けることを義務づけているのです。

この会の規定で、契約金の

契約時10%

着工時30%

木工事完成時30%

引き渡し時30%

以上の金額を受け取ることを禁止しています。

会社経営からすると、ちょっとつらい面もあるのですが、消費者保護という観点からは、歓迎されることだと思います。

 

また、この会の特徴は、完成保証金が安い上に、バックアップ体制が万全であることです。

保証料金は、契約金の0.05%即ち、2000万円の住宅でたった1万円です。

この会は、互助会方式ですので、もし一社そのような会社が発生すれば、その他の会員全員でその責任を負うことになります。

 

とにもかくにも、会社が大きいからと言って安心できるご時世でない事だけは、確かのようです。

住宅を建てようと予定していらっしゃる方は、十分気をつけて会社選びをやってください。

 

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2009年12月22日更新

窓の結露が換気のバロメータ

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これから冬に向け窓や壁の結露が、気になる季節になります。

結露が起こる仕組みは、室内室外温度がある一定以上のがあるときに起こります。

水蒸気の含まれている空気の量によっても違うのですが、余り難しい話は止めましょう。

 

室内に結露を起こさないようにするためには、

の 断熱材を厚く する(断熱材の性能にも左右されるのですが、一番は断熱の厚みが重要です)

に、樹脂サッシや木製サッシなど 断熱性の高い ものにする

24時間換気扇を取り付ける

があります。

 

弊社の建物は、上記の三つをきちんとやっていますが、時々、③の換気扇がもったいないと思い止める人がいます。

従来型のスカスカ住宅であるならば、それでも結構なのですが、気密性の高い住宅は、基本的に換気扇は24時間つけていることが基本です。

建築基準法でも、二時間に一回その部屋の空気全体を換気するように決めています。

 

確かに、冬に換気するということは、暖かい空気を捨てていることになるので換気量が少ないほうが省エネルギーになることは確かです。

そこで、熱交換型の換気扇(弊社のQ1住宅は、この換気扇を使用)をつけるほうがよいのですが、予算の関係上通常の排気だけの換気扇を付ける場合が多いのも事実です。

 

通常の換気扇を使う場合は、省エネルギーを考えて、換気量は弱運転にし、もし、室内が結露するようであるならば、中又は強運転することを薦めています。(換気の風量を変えられない換気扇は、通常運転しかありませんが、弊社は、必ず風量調整できるものを選定しています。)

そういった意味で、窓の結露は換気のバロメータといえるかも知れません。

換気の運転を止めてしまうと、人間・台所などの水周り・物干しなどの水分で、必ずといっていいほど窓は結露します。

換気扇を止めることは、衛生上も芳しくありませんので、必ずつけるようにしてください。

 

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2009年12月18日更新

どの産業が景気いいんですかね?

先日、床屋さんで、『どの産業が景気いいですかね?』

などと、世間話をしていました。

私は、どの産業というより、これからは、 『どの企業が景気がいいですかね?』 と尋ねた方がいいような気がします。

日本は、人口が減り、高齢化がどんどん進み、経済全体のパイが縮小しています。

即ち、たとえ必要な産業であっても、社会そのものが縮小している訳ですから、その産業の中で、淘汰される企業がおのずからでてきます。

繊維産業では、ユニクロは、最高益を上げているが、その他の企業がダメ。

一昨年、マンション供給戸数ナンバーワンだった、穴吹工務店が、会社更生法を申請するなどということが、平気で起こっています。

住宅業界も同じです。

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上のグラフからもわかるように、新築住宅の着工戸数は、年々減る傾向にあります。

多くの工務店が、売上を減らしている中で、元気の良い工務店もあります。

元気の良い工務店は、これからの社会に向け、一生懸命勉強しています。

多くの会社は、自分のところは、努力していると思っているでしょう。

しかし、世の中は、

人生に起こる結果能力×熱意×考え方

 但し  能力   0~10    
      熱意   0~10    
      考え方 -10~10

なのです。

どんなに、能力があっても、どんなに熱意があっても、考え方が間違っていたら、マイナスの方向に進んでしまうのです。

アンテナを高くし、世の中がどの方向に向かおうとしているのかを、的確にキャッチし、その対処を実行する会社のみが生き残っていけるのだと思います。

益々難しい社会になっていますね。

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2009年12月17日更新

金利は安い方がいい?

 

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先日、地元の金融機関の鶴岡信用金庫さんが訪ねてくれました。

住宅ローンの新しい商品の紹介です。

なんと、

10年固定  年1.8%確(通常金利3.2%)

全てのお客様について採用可能(もちろん、諸条件はあります)

私が、平成8年に借りた住宅ローンが、カッコの通常金利と同じ3.2%(住宅金融公庫30年固定)ですので、なんと1.4%も安いことになります。

私の月々の支払いは、93,845円ですが、この金利ですと、78,054で、15,791円も支払う必要がありません。

私が、家を建てる頃は、パプル経済は弾けていましたが、消費税が、3%から5%に上がるため、一次的な、住宅ブームでした。

その頃は、3.2%の金利でも、非常に安く感じたものです。

実は、本来であるならば、もう一年前にマイホームを建てる予定でした。

しかし、転職のことがあり、一年ずれたことになるのですが、結果的にこれが大正解でした。

というのも、一年前の金利が確か、4.25%ぐらいだったと記憶しております。

経済がどんどん悪くなる状況で、金利は、じわじわ下がり始めていました。

しかし、下がってはいましたが、その当時の常識として、3.0%は切らないだろうという予測でした。

ところが、

ゼロ金利政策もあり、このラインは簡単に突破されました。

住宅を購入する人にとっては、安い金利は助かりますが、安い金利の社会情勢は非常に暗く感じます。

逆に、高い金利の頃の住宅購入者の方が、顔が生き生きしているように感じるのは、私だけでしょうか。

 

金利は、本当に、その時代を反映します。

少々金利が高くても、皆の顔が生き生きしている方が、嬉しいのですが・・・

by kakizaki

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2009年12月15日更新