スタッフ柿崎社長ブログ

ブログ

災害に強い家ってなんだろう?

3月11日14時46分東日本大震災があり、ここ酒田も震度5弱の強い揺れがありました。

すぐに酒田市全体が停電になり、その日は、社員全員すぐに自宅に帰るように指示しました。

私も、会社の戸締りなどを確認し、自宅に戻りました。

幸い、自宅の建物は異常なく私の家族は皆無事でした。

ライフラインは、水道とガスは使える。

電気だけが使えない。

3月とはいえこの日は、結構冷えていました。

後で調べたら、最高温度1℃、最低温度-1℃

最近の暖房器具は、電気がないと使えません。

夜の暖房が、問題だ!

今ある暖かい空気を逃がさないようにするには、換気扇を止めるのが一番いい!

というわけで、換気扇を確認。

そうです。停電です。動いている訳ありません。

電気が復旧した時に作動しないように、とりあえず、スイッチオフ!

直観的に、この停電がすぐには復旧しないような気がしたので、夜のためにろうそくや懐中電灯を茶の間の真ん中に集めるよう子供たちに指示しました。

何時水道が止まるかわからないので、飲み水の確保。

実は、私の家には、防災用の飲料水がペットボトルで10本くらいあります。

これは、地元の自治会より毎年2本ずつ支給されているものです。

次にトイレ用の水を確保のために、昨日のお風呂の残り湯に、いっぱいになるように足し水をしました。

夜になって、ろうそくの火を灯しながら、本当に震災に強い家ってなんだろうと考えていました。

①耐震性が高い家

これは、言うまでもありません。

私は、常々どんな地震がきても、ベシャンと潰れない家を提供するようにしているつもりです。(もちろん変形はします。)

どんな地震でも壊れない家を造ることは、難しいと思いますが、せめて、建物がベシャンと潰れないで、人命が助かる家にはしたいと考えています。

②家具が倒れない家

これは、家そのものとは、ちょっと違いますが、地震時は、結構大きなポイントです。

特に、寝室には、大きな家具を置かないようにしてください。

どうしても、設置する場合は、転倒止めの金具などで、しっかり固定してください。

分っているけど、やってない方が多いのです。

③高断熱の家

今回の震災で一番感じたことは、高断熱住宅は震災の時にその威力を発揮するということです。

地震がきた3月11日から、停電と燃料不足のため灯油の暖房器を止めています。

(夜みんながいる時に、リビングだけ、こたつとエアコンで暖を取っています。電気が必要なときの申し訳ありません。)

今年は、3月になっても寒く、明け方はマイナスになる日も結構ありましたが、暖房していない部屋が10℃以下になることは、ありませんでした。

ただし、24時間換気扇を止めているので、窓は、結露する日もあります。

今回の震災で、なかなかできない経験をさせてもらったと思っています。

震災によって、建物が壊れないことは、前提ですが、その後の生活を考えると、改めて、高断熱住宅の必要性を実感しました。

特に冬場は、重要です。

こういう体験は、頭では理解しているつもりでも、実際に経験しないとなかなか分らないものです。

災害はいつ来るか分りません。

しかし、その日のために備えておかなければいけません。

家づくりも、その辺から考えていく必要性がありそうです。

by kakizaki

2011年03月29日更新

今だからこそ・・・

弊社が仕事でお付き合いしているところに、“ツタエル”さんというところがあります。

前にも、ここの社長のメルマガを紹介しましたが、今回もこの巨大地震に関する彼の意見を掲載したいと思います。

要約して誤解を招くといけませんので、そのまま掲載します。

ちなみに、社長は東京に住んでいます。

<こんにちは。ツタエルの岡田です。
 
 東北の地震の後、原発、静岡の地震、計画停電・・・。
 いろんな事態が次々と起こりますが、こういう時こそ、落ち着いて行動
 することが大切でしょうね。

 日本赤十字社で東北関東大震災義援金の受付が始まっています。
 http://www.jrc.or.jp/contribution/l3/Vcms3_00002069.html

 わずかですが、私も募金をさせていただきました。
 
 
 
 ところで、
 
 プロ野球セリーグの開幕の件で揉めていますね。 
 こういう事態にもかかわらず、
 ・予定通り開幕しよう!という球団側。
  (特に巨人オーナーのナベツネさん)
 ・開幕延期を唱える選手会側。
 
 どちらがいいのか?
 
 
 私は巨人も嫌いで、ナベツネさんはあまり好きではありません。
 が、今回はナベツネさんを支持いたします。
 
 
 ——————————————————————–
 
 批判の意見があることも承知で書きます。

 
 被災していない我々まで、自粛ムード過ぎで経済活動を止めてしまうことは
 良くないことだと思います。
 日本全体が被災地のようになったのでは、復興もままならないのではないで
 しょうか。
 
 経済活動を行いましょう。
 営業活動を行いましょう。
 逆に、消費も行いましょう。

 経済活動を行うことが、やがて被災地を支えることになるはずです。
 できるだけ通常通りに仕事をしましょう。
 被災者でもある病院や避難所のスタッフの方々も必死の思いで仕事をされて
 いることかと思います。
 
 活動ができる方は活動ができない被災者の分まで働きましょう。
 まずは自分の仕事を一生懸命やりましょう。
 そして稼いで、納税しましょう。義援金を送りましょう。
 
 
 消費という観点から見れば、
 プロ野球の観戦に行くこともありですし、
 居酒屋に行って、飲み食いができることに感謝しながら、
 ≪今、自分に何ができるか≫を同僚や友人と語り合うことも大いにありだと
 思います。
 
 スポーツ選手も居酒屋スタッフも、自分たちの仕事でお客さんを元気づける
 ことが今できることではないでしょうか。
 
 ※参照
  海外のサッカー選手からのメッセージ
  http://supportista.jp/2011/03/news14045441.html
 
 
 
 
 ——————————————————————–
 
 今日、ツタエルではスタッフ全員でミーティングを行いました。
 被災地のため、何が一体できるだろう?
 
 今、私たちができること。
 
 
 『今こそがんばろう西日本キャンペーン』を行うことにしました。
 
 
 影響の少ない愛知県、北陸以西の建築業界の皆さんとともに、
 もっと頑張れるキャンペーンをやりたいと思います。
 
 
 私たちができることは、“集客セミナー”。
 
 
 大阪、名古屋で4月早々に西日本の住宅会社、建築会社さんが、
 この状況下でも受注を伸ばすためのセミナーを行います。
 (セミナー内容はこれからスタッフ全員で知恵を絞ります。)
 
 志、想い、理念を持った会社は今こそ活躍の時です。
 
 
 セミナーは有料です。
 ただし義援金として全額寄付いたします。
 
 
 さあ、前を向いて立ち上がりましょう。
 

 「今こそがんばろう西日本キャンペーン」第一弾
 頑張る工務店のための!受注が取れるホームページセミナー
 http://www.2tael.co.jp/top.php?ID=239&cID=5

 

 自粛より“元気”でいきませんか?
 
 微力だけど無力じゃない。
 日本を元気にしていきましょう。
 
 みんなで“元気”でまいりましょう!>

という内容です。

彼も、ある程度批判を受けることを覚悟で、このメールを配信しているようです。

私は基本的に彼の意見に賛成です。

しかし、プロ野球の開幕については、もう少し配慮したほうよいとは思います。

幸い、山形県はそれほど大きな被害は受けませんでした。

しかし、東北地方は、仙台を拠点としていますので、経済が麻痺状態です。

弊社でも、建て方を予定しておりましたが、何時になるか、まったく見当がつきません。

このままで行ったら、本当に東北地方の経済は大打撃を受ける可能性があります。

とかく、こういう場合は、自粛ムードが台頭します。

ある一定期間は、致し方ありませんが、自粛ばかりでは、経済が停滞してしまいます。

こういう時だからこそ、 『それぞれが、それぞれに与えられた仕事をきちんとこなす』ことが大切なのではないでしょうか。

目の前にある仕事をきちんとこなしていくことが、必ずや、被災された人たちの復興に繋がると信じています。

私たちが今本当にやらなけばならないことは、

①被災者に方に具体的に何ができるか考え実行する

②自分は具体的に何をしなければならないを考え実行する

だと思います。

岡田社長は両方やっています。

①被災者のための募金をしている

②自分たちが出来る 「今こそがんばろう西日本キャンペーン」を検討し実行しようとしている

私は、とても、立派だと思います。

ただ、復興を願っていますなどと言葉だけで終わるのではなく、自分ができることを、具体的に実行することの大切さを教えてくれています。

今は、とても大変な時です。

だからこそ、与えられたことを一つ一つやっていくことが大切なのではないでしょうか。

私も、ある団体に募金をしました。

by kakizaki
 

2011年03月19日更新

『24時間換気扇を止めてみよう』

東日本大震災で被災された多くの方にお見舞い申し上げます。

未だに、全体の被害状況が把握できず、どこまで広がるのか解りません。

ここ酒田でも3月11日から、丸一晩停電でした。

幸い、水道と、ガスが使えましたので、食事は問題なかったのですが、暖房器具が使えなくて、足に毛布を掛けて、温まっていました。

ろうそくを灯し、電気の有難さをしみじみ感じながら、静かな時間を過ごすことができました。

私にとっても、あのようなひと時を過ごしたのは、初めての経験でした。

翌日、10時半ごろ通電して、テレビを見て、びっくりです。

太平洋側が震源地で、酒田で震度5弱ですので、相当の被害があるだろうと、予想はしていましたが、それを遥かに超えるものでした。

本当に、言葉に表すことができません。

4日目に入って、平静を取り戻そうとしてはいますが、燃料不足が問題になってきています。

ガソリンや、灯油が特に少なくなってきました。

ここ酒田は、まだまだ夜は寒いので、暖房は必要です。

そこで、緊急対策として、

『24時間換気扇を止める』

事を提案したいと思います。

今の建築基準法では、室内の空気を2時間で一回以上換気することが、義務付けられています。

確かに、法はそうかもしれませんが、背に腹は代えられません。

冬室内を換気をするということは、暖かい空気をそのまま捨てているということと同じことです。

であれば、暖かい空気をいくらかでも捨てないで、暖房費を抑えようとする方法です。

この時の問題点は、

①結露が生じる可能性がある

②臭いがこもる

という事が生じます。

問題がある事を承知の上で、挑戦してみてください。

特に、結露は、カビを誘発しますので、十分気を付けて頂きたいと思います。

そして、暖房の設定温度を1度でも2度でも下げてください。

家の中でも、厚着をしましょう。

こたつは、足を温めますので、とても省エネ暖房です。

どうしても寒いときは、エアコンを付ける方法もあります。

とにかく、灯油ケチケチにして、この急場を何とか凌いでほしいものです。

この時、やってはいけないことがあります。

それは、ファンヒーターや反射式ストーブなどの室内で燃焼する暖房器は使ってはいけないということです。

当然、換気不足になりますので、ここは気を付け下さい。

燃料供給体制が元に戻りましたら、換気扇も元通りにする事は、お忘れなく。

by  kakizaki

2011年03月14日更新

大手五社のサッシの耐火不足ニュースについて 

2011年3月9日新聞やテレビで、大手五社のサッシの耐火不足のニュースが大きく報道されました。

朝日新聞の記事によると

『サッシメーカーの「YKK AP」「新日軽」「不二サッシ」の3社が、国の耐火基準を満たさないサッシ窓を出荷していたことが国土交通省の調べでわかった。

すでにトステム三協立山アルミでも同様の問題が判明しており、業界上位5社がそろって違法な商品を流通させていた。

交換や改修が必要な住宅は計3万棟に上る見通し。

 問題があったのは、窓枠の素材が室内側は樹脂、室外側はアルミを使った複層ガラスで、左右に引いて開閉する窓。

2002年2月以降に出荷された戸建て住宅用で、窓枠がアルミだけのものより断熱性が高く、寒冷地や都市部で普及している。

 YKKは「エピソード」、新日軽と不二サッシは「アルプラクラス K3」の商品名で販売した。

不二サッシは新日軽に製造を委託していた。

 建築基準法では、住宅密集地での延焼を防ぐため、20分以上、炎の熱に耐えてガラスが窓枠から外れない性能を求めている。

しかし、公的な機関の試験で3社の商品は屋外からの炎では10分以内、屋内からの炎でも15分以内で燃え、ガラスが割れて窓枠から外れた。

 問題の商品を使った住宅は都市部の耐火基準を満たさず、違反になる。

3社の出荷数は戸数に換算して1万5千棟前後とみられる。

 すでに耐火性能の不足が発覚したトステムは1万棟分、三協立山アルミは7千棟分が出荷され、耐火性の高い商品に交換したり、窓の外側に防火シャッターを取り付けたりといった対策を進めている。

 木造住宅用のアルミサッシ・ドアでは、大手5社で100%近いシェアを占める。

問題の商品を使った住宅には建築中の物件も相当数あるとみられる。

年度末の今月は完成した新築住宅が建築主に引き渡されるピークで、問題発覚で混乱が広がる恐れもある。』

という内容です。

このような、報道を聞くと、2009年1月10日に『エクセルシャノン サッシ性能偽装』をブログで書いたことを思い出します。

次から次へとサッシ関係の不手際が明るみに出てきます。

一社だけでなくサッシメーカーのほとんどがこのような問題を起こすということは、サッシ業界そのものの仕組みの在り方のような気がします。

多くの方は、全てのサッシが耐火不足しているのではないかと心配されると思いますが、この問題に該当するかどうかは、住んでいる場所によります。

具体的には、用途地域が《準防火地域》で使用したサッシが該当します。

準防火地域とは、都市の中心部に位置し建物が密集するため、特に火災に強くするために、市などが指定している地域です。

酒田市でいうと、本町を中心とした周辺です。

弊社は、この手の商品は主にYKKさんと取引しております。

今、調査中ですが、弊社では、三棟該当するようです。

何しろ昨日のニュースですので、メーカーでも、どのように対応するがまだ決まっていないようで、弊社には、何の連絡もありません。

ある程度の具体策が決まりましたら、個別に対応させて頂こうかと思っています。

何しろ、一昨年のエクセルシャノンの問題は、ようやく今月より改修工事が始まります。

解決まで二年以上かかっています。

この手の問題は、少々時間がかかりそうです。

by kakizaki

2011年03月10日更新

建築費の目安

弊社のホームページの中にコスモホームのスタイルというコーナーがあります。

実は、二年前にこのコーナーの説明ブログを書いていましたが、途中で尻切れトンボのなっていました。

その続きに再挑戦してみたいと思います。(今回は、最後まで書き終えます。)

過去のブログを読みたい方は、下記を参考願います。

理想の住まいへ(2009/5/22)

一室複数灯計画・明かりだまり(2009/5/23)

床下暖房システム(2009/5/27)

熱回収率(2009/6/3)

グラスウール(2009/6/23)

長持ちの秘訣(2009/6/1)

電気代1/4以下(2009/6/13)

建てる前に断熱性能が分ります(2009/6/29)

気密性能を測定します(2009/7/8)

サッシは重要です!(2009/7/09)

ハニカムサーモスクリーン(2009/7/13)

今回は、建築費の目安という題です。

よく、お宅の会社の建物は、

『坪単価いくらですか?』

と聞かれます。

住宅の価格は、誰しもが気になるところですが、実は一概にいくらとは言えません。

建物の価格は、その形状によっても、かなり違ってきます。

通常総二階タイプが経済的で、平屋建ては高くつきます。

仮に同じ40坪の家の場合、平屋の基礎や屋根は、40坪分必要ですが、総二階の場合は、約半分で済みます。

そして、40坪家も70坪の家も、通常お風呂などの設備は、一つです。

それらの設備費を大きい面積で割れば、当然坪単価は安くなります。

弊社の場合、いわゆる企画住宅というものがなく、一棟一棟オーダーメイドのため建物のデザインが全て違い、仕様も違います。

そして、一番違うのが、建物の断熱性能によって、価格が違ってきます。

要するに、光熱費の性能が良い家は、建設費が少々高くつきます。

しかし、燃費が良い分、暖房費を安く押さえることできます。

私は、省エネルギーの観点から断熱性能の良い家を建てませんかといつも言っています。

特に、新木造住宅技術研究協議会が薦めているQ=1(キュウワン)住宅を推奨しています。

(Q=1住宅とは、国で定めている次世代省エネルギー基準の1/2~1/3の燃料費で済む家です。)

このように、建物の形状や断熱性能によって価格が違うのですが、あえて言うならば、

『今までの経験からだいたい坪50万円くらいから始まっています』

と応えています。

坪50万円が安いか高いかは私どもは何とも言えませんが、お客様によっては、坪70万円くらいになる方もいます。

請負金額をただ単純に面積で割った金額がどれだけ意味をなすのかは解りませんが、私は、ようするに、建物の総額とその建物にどれだけの価値を見いだせるかが問題になるのだと思います。

50坪×40万/坪=2000万円

40坪×50万/坪=2000万円

どちらが満足するか?

仮に面積が少々小さくてもそれらをカバーする『何か』があればそれでよいのではないでしょうか。

と言うより、その『何か』が重要なような気がします。

by kakizaki

2011年03月09日更新

山形県もリフォーム補助金制度新設!

2011年 2月23日(水) 山形新聞

山形県でリフォーム工事に対して、補助金制度を新設します。

都道府県でリフォーム住宅補助金制度を開設するのは、秋田県に続いて全国で2番目になるそうです。

新築工事の着工数が少なくなっていく中で、リフォーム工事に注目が集まっています。

“住み続ける”ために住宅に手を入れたいという需要は底堅いものがあります。

景気対策の一環として、山形県が予算を計上してくれました。

対象は

①耐震化

②断熱や高効率給湯機器設置などの省エネルギー化

③手摺り設置などのバリアフリー化

④県産木材使用

のいずれかを含む工事です。

補助対象は6千戸で、額はリフォーム工事費全体の10%(上限20万円)

耐震化の中でも一定基準をクリアする高度なリフォームについては別枠で40戸を対象に上限60万円の補助を検討しています。

仮に新住協の断熱耐震の改修工事で国から200万円補助に県の補助80万円が上乗せなって、合計280万円頂ける可能性もあります。

(しかし、同時支給はできないかもしれません。)

いずれにしても、行政は、景気対策と名売って、リフォーム工事に力をいれてきています。

日本という国が、成長ではなく成熟社会に突入していることを象徴しているような出来事のように感じるのは私だけでしょうか?

by kakizaki

()

2011年03月03日更新

太陽光発電、太陽熱温水器の最大の欠点は何?

太陽光発電や太陽熱温水器など自然を相手にする設備の最大の欠点は、何でしょう?

それは・・・

それは・・・

それは・・・

《二重設備》です

二重設備とはどういう意味でしょうか。

それは、通常の設備に、プラスαとして新たに設備投資しなければならないということです。

太陽熱温水器を設置したら石油や電気等の給湯用ボイラーが不要になるならば良いのですが、そうは問屋が卸しません。

自然相手の設備はここが大きなネックです。

普通の乗用車を一台買って、ガソリン代をいくらかでも浮かすために、ソーラーカーをもう一台購入するようなものです。

(普通人は、こんなことをせずに、燃費の良いハイブリッド車を買うと思います。

住宅では、高断熱住宅はハイブリッド車のようなものです。

よって私は、太陽光発電の設置を考える前に、建物その物の性能を上げることが先決じゃないですか?と言ってきました。)

ですから、私は、この類いの営業が来ると必ず『その設備は何年でペイ出来ますか?』と尋ねます。

もし仮に設置するするならば、一年でも早く設備費を回収し、その後は、儲かったという感覚が大切だと思っています。

私は、大学の卒業論文で太陽熱を利用した時のイニシャルコストとランニングコストの比較をしました。

その当時は、お話にならないくらい設備にお金がかかりましたし、パネル自体の性能も良くありませんでした。

あれから30年、ソーラーパネルの性能が良くなったとはいえ、まだちょっとお薦めできる状況にはなっていないと思います。

(前回のブログでも書いたように今だに設備費回収まで約17年かかります。)

しかしもう少しです。

新築住宅にはソーラーパネルが当たり前という時代が目の前まで来ていることは、間違いないでしょう。

この分野は、注視していきたいと思います。

by kakizaki

2011年02月28日更新

最近の間取りの傾向?

最近の間取りの傾向なんてあるの?

実は、そんなものはありません。

と言うよりも、バラバラと表現したほうが良いかも知れません。

建売住宅というものがあります。

通常、夫婦二人に子供二人という家族を想定して家づくりをしています。

高度成長期時代から今まで、このあたりを中心に家づくりがされてきました。

今でも、最初に住宅を取得する30~40代の人は、この仮定はあったていると思います。

しかし、これからは、同じ年代の人でも、色々なケースが増えているように思います。

まったく独立するタイプの家

実家の家族と一緒に住む家

実家の土地を利用して住む家

また、私のようにある程度の年代に差し掛かっている人は、自分たちの終の棲家を想定しています。

夫婦で趣味を楽しめる家

将来介護しすい家

畑や庭いじりがし易い家

そして最近は、環境意識が高いのか、薪ストーブを設置したいという人も増えています。

実は、以外に思うかもしれませんが、暖房を何でするかで、間取りが大きく変わるものなんです。

多くの方は、通常の家で石油ストーブから薪ストーブに単純に変更すればいいと思うかもしれませんが、これは、大間違いです。

薪ストーブは、まずストーブを中心に間取りを考えなければいけません。

そして、熱源が一ヶ所ですから、出来るだけ解放的にする工夫も必要です。

また、煙突が必要ですので、屋根の形状も考慮しなければなりません。(特に雪国は考慮が必要)

すると、外観のデザインも変わってきます。

そして、これからは、リフォームして長く住み続けようと考える人も増えてきています。

多くの場合、今まで住みにくい間取りを大きく変え、使い易いように変えています。

その変え方も、既存の住宅の構造にある程度規制されますが、LDKを中心に解放されている傾向があるようです。

このように、今までは、造られた家に合わせて生活してきたのが実態でした。

しかし、今は、自分たちの生活に合わせて家を選択する時代になりました。

この傾向は、ますます強くなると私は想定しています。

ここでポイントになるのが、私たち住宅会社の提案力です。

コスモホームは、この提案力を大切に考えています。

というより、弊社の最大の特徴は、提案力だと思っています。

これなくして、コスモホームの存在意義がない言っても過言ではありません。

そのためには、お客様とのコミュニケーションが非常に重要です。

すべては、お客様との会話から始まります。

心と心が通じ合い、お互いに信頼できる関係性からいい家が出来上がると私たちは信じています。

そこから楽しい家づくりが始まります。

遊び心を入れて、楕円型の吹き抜けを提案

by kakizaki

2011年02月20日更新

太陽光発電は本当にお得?

最近、事務所にいると、太陽光発電の営業が、飛び込みで来ます。

環境に対する関心が高くなっているという意味に於いては、非常に良いことだと思います。

しかし、現在の太陽光発電システムがお客様にメリットが本当にあるのかは、チョット疑問です。

いや、これは、損得の問題ではなく、CO2を削減する事に意義があると言われれば、それはそれで意味はあると思いますが、やはり、お金と連動して考えるほうが自然のような気がいたします。

先日は、サンヨーの代理店の方がいらっしゃいました。

私は、その担当者に

『それでは、このシステムをつけたら、何年で元が取れるのですか?』と尋ねると

『一概に何年とは言えません。

日中の余剰電力の売電状況にもよるので、10年~20年はかかると思います』

という回答でした。

余剰電力買い取り制度とは、

太陽光発電による電気が、自宅等で使う電気を上回る量の発電をした際、その上回る分の電力を、1キロワット時あたり48円10年間電力会社に売ることができる制度です。

三洋電機ホームページより

買い取り制度は、あくまでも余剰電力ですので、日中家族がいて電気を多く使っている場合は余りメリットがありません。

逆に、共稼ぎの家庭では、この制度を有効に活用できます。

とりあえず頂いたパンフレットで一度シュミレーションしてみました。

地域       大阪市

パネル容量   4.3kw

予測発電量   5,025kw/年(サンヨー NKH215)

発電料金    193,000円/年(発電量の自家消費と売電量の比率は40:60と仮定)

システム価格  3,010,000円(700,000円/kw)

補助金      206,400円(48,000円/kw)  平成23年度版

実質価格     2,803,600円

単純計算で

          193,000×10年=1,930,000円

                               2,803,600-1,930,000=873,600円

           873,600÷120,600=7.2年  (10年以降は5,205kw×24円=120,600円の電気料金)

                                10+7.2=17.2年

かかる計算になります。

んーーーん

やはり17年くらいかかるようです。

17年が短いか長いかは、何とも言えませんが、設備の耐用年数や建物のメンテナンスのことなども考慮するとちょっと長いような気がします。

私の考えでは、10年が一つの目安だと思っています。

10年は何とか待てますが、17年はチョット無理。

設備を10年でペイし、その後は電気代はほとんどかからない、むしろ売電できるとなれば、多くの方が考えるのではないでしょうか。

というわけで、太陽光発電はもう少し待ったほうがいいというのが私の結論です。

こんなこと言ったら、環境に関心のある人から怒られかもしれませんね。

断っておきますが、この計算はあくまでも、場所は大阪市のシュミレーションです。

雪の降るここ庄内地方では、どのようになるのでしょうか。

もっと詳しいデータが分かりましたら、再度お知らせします。

by kakizaki

2011年02月17日更新

エコキュート騒音問題に波紋

ホームページのアクセス解析にグーグルアカウントというサイトがあります。

それを見ると2010年4月27日に書いた『エコキュート騒音問題』のコンテンツにコンスタントにアクセスが来ていることが分かりました。

エコキュートが良いか悪いかは、別問題として、この問題に多くの方が関心があるようです。

改めて、この問題について考えてみたい思います。

実は、1月31日に東北電力さん主催の

ヒートポンプ電力セミナー『省エネ住宅にベストマッチ!ヒートポンプ暖房』

に参加してきました。

講習の内容は、題名の通りヒートポンプは素晴らしいの一辺倒でした。

テレビでも宣伝しているように

『 ♪ 快適な暮らしが、そのままエコになる ♪』

と一般的には、オール電化に対する印象は、非常にいいのではないでしょうか。

確かに、性能のことを考えると、ヒートポンプ方式の給湯器・暖房器は優れていると思います。

しかし、このブログでも何回も書いているように、ヒートポンプ方式は振動の問題がある事を知っておく必要があります。

この問題が少々厄介なのが、近隣にご迷惑をかける可能性があるということです。

特に、エコキュートは、深夜電力を利用しますので、みんなが寝静まった頃に、運転します。

実は、これが大きな問題になりかねないのです。

この振動や音が一度気になると、多分どうしようもなくなるくらい気になるのだと思うのです。

どんな音かというと、エアコンの屋外機の音です。

『グーーーーーン』

こんな音を、夜中聞かされた多分私も、耐えられません。

省エネも大切ですが、近隣との関係は、もっと大切です

快適な暮らしとは、自分たちだけでなく、近隣の方たちも含めて進めなければいけません。

ヒートポンプ電化が本当によいのか、慎重に検討しなければいけないと思うのですが・・・

皆さんは、どう考えますか?

by kakizaki

2011年02月14日更新