弊社が仕事でお付き合いしているところに、“ツタエル”さんというところがあります。
前にも、ここの社長のメルマガを紹介しましたが、今回もこの巨大地震に関する彼の意見を掲載したいと思います。
要約して誤解を招くといけませんので、そのまま掲載します。
ちなみに、社長は東京に住んでいます。
<こんにちは。ツタエルの岡田です。
東北の地震の後、原発、静岡の地震、計画停電・・・。
いろんな事態が次々と起こりますが、こういう時こそ、落ち着いて行動
することが大切でしょうね。
日本赤十字社で東北関東大震災義援金の受付が始まっています。
http://www.jrc.or.jp/contribution/l3/Vcms3_00002069.html
わずかですが、私も募金をさせていただきました。
ところで、
プロ野球セリーグの開幕の件で揉めていますね。
こういう事態にもかかわらず、
・予定通り開幕しよう!という球団側。
(特に巨人オーナーのナベツネさん)
・開幕延期を唱える選手会側。
どちらがいいのか?
私は巨人も嫌いで、ナベツネさんはあまり好きではありません。
が、今回はナベツネさんを支持いたします。
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批判の意見があることも承知で書きます。
被災していない我々まで、自粛ムード過ぎで経済活動を止めてしまうことは
良くないことだと思います。
日本全体が被災地のようになったのでは、復興もままならないのではないで
しょうか。
経済活動を行いましょう。
営業活動を行いましょう。
逆に、消費も行いましょう。
経済活動を行うことが、やがて被災地を支えることになるはずです。
できるだけ通常通りに仕事をしましょう。
被災者でもある病院や避難所のスタッフの方々も必死の思いで仕事をされて
いることかと思います。
活動ができる方は活動ができない被災者の分まで働きましょう。
まずは自分の仕事を一生懸命やりましょう。
そして稼いで、納税しましょう。義援金を送りましょう。
消費という観点から見れば、
プロ野球の観戦に行くこともありですし、
居酒屋に行って、飲み食いができることに感謝しながら、
≪今、自分に何ができるか≫を同僚や友人と語り合うことも大いにありだと
思います。
スポーツ選手も居酒屋スタッフも、自分たちの仕事でお客さんを元気づける
ことが今できることではないでしょうか。
※参照
海外のサッカー選手からのメッセージ
http://supportista.jp/2011/03/news14045441.html
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今日、ツタエルではスタッフ全員でミーティングを行いました。
被災地のため、何が一体できるだろう?
今、私たちができること。
『今こそがんばろう西日本キャンペーン』を行うことにしました。
影響の少ない愛知県、北陸以西の建築業界の皆さんとともに、
もっと頑張れるキャンペーンをやりたいと思います。
私たちができることは、“集客セミナー”。
大阪、名古屋で4月早々に西日本の住宅会社、建築会社さんが、
この状況下でも受注を伸ばすためのセミナーを行います。
(セミナー内容はこれからスタッフ全員で知恵を絞ります。)
志、想い、理念を持った会社は今こそ活躍の時です。
セミナーは有料です。
ただし義援金として全額寄付いたします。
さあ、前を向いて立ち上がりましょう。
「今こそがんばろう西日本キャンペーン」第一弾
頑張る工務店のための!受注が取れるホームページセミナー
http://www.2tael.co.jp/top.php?ID=239&cID=5
自粛より“元気”でいきませんか?
微力だけど無力じゃない。
日本を元気にしていきましょう。
みんなで“元気”でまいりましょう!>
という内容です。
彼も、ある程度批判を受けることを覚悟で、このメールを配信しているようです。
私は基本的に彼の意見に賛成です。
しかし、プロ野球の開幕については、もう少し配慮したほうよいとは思います。
幸い、山形県はそれほど大きな被害は受けませんでした。
しかし、東北地方は、仙台を拠点としていますので、経済が麻痺状態です。
弊社でも、建て方を予定しておりましたが、何時になるか、まったく見当がつきません。
このままで行ったら、本当に東北地方の経済は大打撃を受ける可能性があります。
とかく、こういう場合は、自粛ムードが台頭します。
ある一定期間は、致し方ありませんが、自粛ばかりでは、経済が停滞してしまいます。
こういう時だからこそ、 『それぞれが、それぞれに与えられた仕事をきちんとこなす』ことが大切なのではないでしょうか。
目の前にある仕事をきちんとこなしていくことが、必ずや、被災された人たちの復興に繋がると信じています。
私たちが今本当にやらなけばならないことは、
①被災者に方に具体的に何ができるか考え実行する
②自分は具体的に何をしなければならないを考え実行する
だと思います。
岡田社長は両方やっています。
①被災者のための募金をしている
②自分たちが出来る 「今こそがんばろう西日本キャンペーン」を検討し実行しようとしている
私は、とても、立派だと思います。
ただ、復興を願っていますなどと言葉だけで終わるのではなく、自分ができることを、具体的に実行することの大切さを教えてくれています。
今は、とても大変な時です。
だからこそ、与えられたことを一つ一つやっていくことが大切なのではないでしょうか。
私も、ある団体に募金をしました。
by kakizaki