スタッフ柿崎社長ブログ

地震保険の必要性を再認識しよう!

2009年9月4日のブログで地震保険への加入を呼びかけました。

加入率は、2009年度末で、全国で23%、山形県はもっと低く12.41%で、まだまだ低いのが実態です。

東日本大震災を機に是非とも、地震保険の必要性を再認識し、加入することをお勧めします。

(私は、決して保険屋の回し者ではありません。)

ここで地震保険について復習してみたいと思います。

地震保険とは、地震を原因とする火災・損壊・埋没・流失による建物や家財を補償する保険です。

火災保険とあわせて契約する必要があり、地震保険の単独契約はできません。

既存住宅でも、火災保険に契約していれば、追加で地震保険の契約ができます。

ですから、現在掛けている火災保険屋さんに問合せ下さい。

地震保険の主な補償対象は、

①地震による倒壊・破損

②地震によって生じた火災による焼損

③地震によって河川の堤防やダムが決壊し、洪水となったために生じた流失・埋没

④津波によって生じた流失・倒壊

⑤噴火に伴う溶岩流、噴石、火山灰や爆発によって生じた倒壊・埋没

⑥地震や噴火の結果生じた土砂災害による流失・埋没

などです。

住宅に掛けられる保険金額は、火災保険金額の30~50%の範囲でのみ設定する必要があり、限度額が5000万円、家財が1000万円までとされています。

たとえば、住宅新築時に火災保険の保険額2500万円で契約した場合、地震保険の保険額は1250万円まで設定できます。(このように、半分までしか掛けられませんので、注意が必要です。地震保険に加入しても、安心とまでは、言えませんね。)

保険金の支払いは、損害の程度によって下記のようになります。

  建物・家財
全損 ご契約金額の100% (時価が限度)
半損 ご契約金額の50% (時価の50%が限度)
一部損 ご契約金額の5% (時価の5%が限度

 

保険料は、地域によって違います。

ここ山形県は、契約金額100万円あたり保険料は、1000円です。(東京の保険料は、高く3130円です。)

仮に2000万円の住宅であれば、山形県であれば、年間2万円です。

是非、この機会に・・・

この震災の機会を逃したら多分ずーーーーーと加入しませんね。

まずは問い合わせよ!

だいたい火災保険を掛けているかどうかも知らなかったりして・・・(融資を受けている方は、必ず掛けています。)

by kakizaki

2011年04月27日更新