今回の東日本大震災で、ここ庄内地方は、それほど大きな被害はありませんでした。
しかし、この地震を機に、私たちに起こりうるであろう将来の災害対策を今から準備しておく必要があります。
とりあえず、ここ庄内地方にまつわる地震について調べてみました。
850年 出羽地震- M 7.0、死者多数。
1706年1月19日 規模不明 湯殿山付近のきわめて局地的な小被害。家屋の破損や地割れがあった。
1780年7月20日 規模不明 土蔵倒れかかって小屋一軒潰れ、死者2名、亀ヶ崎城内で被害。余目・金浦でも小被害。
1804年7月10日 象潟地震- M 7.1、死者500~550人。象潟で2mの地盤隆起と3~4mの津波。
1833年12月7日 出羽・越後・佐渡地震-M 7.4、死者40~130人。東北・北陸の日本海沿岸に津波。 1964年新潟地震の津波よりも規模が大きい。
1894年10月22日庄内地震 – M 7.0、死者726人。
この庄内地震は、震度7位の揺れがあり別名酒田地震と呼ばれ酒田市が局地的に被害を受け、市内の約8割の家屋が焼失したようです。
すなわち、被害は1976年(昭和51年)に起きた酒田大火の比ではないようです。
酒田市全体が壊滅的な状況であったことが、伺えます。
酒田市は、震度6~7の大きな揺れを伴う地震が起きる地域であることを認識するべきです。
これらのデータから言っても、東日本大地震の被災地と同じような状況になっても何らおかしくないのです。
そして一番の問題は、その庄内地震から120年近く経っていることです。
過去の、地震が起きる周期から言っても、もうそろそろ酒田辺りを震源とする地震が起きてもいいように思います。
いつ地震が起きるかは、分りませんが、今回の震災を機に、今から災害のための準備をしておくべきです。
まずは、身近なところから始めましょう。
防災については、折を見て、書きたいと思います。
ところで、酒田市のハザードマップを知っているでしょうか?
自分が今住んでいる地域に災害が起きた時に、どのようになるかを記した地図です。
酒田市のHPに繋がる下記にリンクしてください。
酒田市民防災ガイドブック 保存版
参考になりますよ!
by kakizaki