スタッフ柿崎社長ブログ

ブログ

弊社のホームページが紹介されました

住宅情報の専門誌『新建ハウジング』で今年から、 『全国工務店ブログ広場』というホームページをつくり、その編集部の人たちがブログを発信しています。

実は、今年の2月16日のブログ(ブログ広場編集部)で、弊社のホームページが紹介されていました。(全然気が付きませんでした。)

編集部のkurokuroさんが書いてくれていますが、その文面を拝借。

      

全国工務店ブログ広場 編集部のkurokuroです。

将来は絶対に家を建てたいと思うkurokuroなので、概観、内観、施工実例などが大好き

         
全国工務店ブログ広場に登録していただいているつくり手さんのブログの中にある、お施主さんのこだわりや完成した家の写真を見ながら、どんな家がいいかなぁと思いを馳せています。

みなさんはどんな家を建てたいですか?

       
全国工務店ブログ広場に遊びに来ていただく方は、自然素材やナチュラルな感じを好む方が少なくないよう。

そんな方に見ていただきたい家づくりがこちら。

山形県酒田市 コスモホーム

「薪ストーブが楽しいナチュラルハウス」の、ここを見て欲しいシリーズ記事①~⑧

     
黒の薪ストーブが映える白い室内と、薪ストーブの質感に似たアイアン使いがとても印象的

        
また、「思い出の品をただ飾るだけではなく建物の一部として取り込みたい」というすまい手さんの要望に応えるアイディアなどなど。。。
ひとつひとつは小さなことかも知れないけれど、ここまでこだわって創れるんだとうれしくなる家でした

     

と紹介されています。

ここのブログを一般の方が読んでいるのか解りませんが、このように紹介されることは、とても嬉しいものです。

実は、只今、より解り易く弊社を紹介できるようにホームページを改造中です。

お気付きの点がありましたら、教えて頂くとありがたいと思います。

by  kakizaki

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2010年03月16日更新

ブログが雑誌に掲載されました。

新建ハウジング プラス1という住宅の専門誌に弊社のブログが紹介されました。

この雑誌は、弊社のような住宅建築に関わる人が読む本で、一般の方には、余り馴染みのない専門誌です。

住宅会社の『ウェブ力再構築』という特集の中で、二つの項目で掲載されています。

『生活者の視点を徹底する』

コスモホーム一級建築士事務所の柿崎圭介さんは自戒を含めこう話す。

「ブログについて、私は自分の言葉で書くこととともに、建築に関連して書くことを自ら課している。お客様は建築のことを知りたくてホームページに来ると思うからだ。ただ、それがひょっとしたらわかりにくさを招いているかもしれない。できる限りわかりやすくを心がけていきたい。」

生活者視点でウェブをつくるということは、自分の伝えたいことよりも生活者が知りたいであろうことを優先するということだ。その点で言えば、まだまだ生活者が知りたいことが、しかも生活者に理解しやすい言葉で解説されている工務店のウェブは少ない。

と紹介されています。

二つ目の記事

『「物語」化して伝える』

前出のコスモホーム一級建築士事務所の柿崎圭介さんは、物語化して伝えることの重要性についてこう話す。

「私は基本的に、建築を真正面から伝えたいと思っている。だが、それは、スペック重視の情報発信になりやすい。そのためホームページでは、建築のデザインの発信に重きを置く。ただしデザイン性も、その背景にある「物語」をもう少し伝えたほうがいいと、ウェブコンサルタントからアドバイスされている。」

たとえば、顧客によるレンガ積みのセルフビルドがそうだ。「ものづくりのシーンを切り取り、別のバナーで発信するなどしてよりわかりやすく、伝わるホームページを目指したい。」

スペックをただ紹介するだけだと、たとえばレンガというモノのアピールで終わるが、そこに「施主自らレンガを積んでセルフビルドした」という物語(エピソード)が重なると、コトの提案になり、モノだけを提示されるより関心がわき、そのモノの魅力も伝わるようになる。これが物語の力だ。

と紹介されています。

                                           

私たちのブログは、まだまだ発展途上ですが、このように、一定の評価を頂くことは、大きな励みになります。

読者の参考になるような住宅に関することを、今後も発信し続けていきたいと思っています。

宜しく、お願い致します。

by kakizaki

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2010年03月10日更新

薪ストーブの注意点

『薪ストーブが楽しいナチュナルハウス』の完成内覧会には、多くの方に来場頂きありがとうございました。

結構、薪ストーブが人気があって、薪ストーブが主な目的の方もいらっしゃいました。それは、それで良かったのですが・・・

ところで、薪ストーブについては、山形市にある暖炉・薪ストーブ専門店の「ぜいたく屋」さんに施工をお願いいたしました。

暖炉や薪ストーブは、施工や使い方を間違えると火災に結びつきます。

やはり、ここは、専門の方にお願いするのが一番です。

餅屋は餅屋ですから・・・

しかし、薪ストーブをする場合は、建物の設計の段階から検討する必要があります。

いままで部屋の端っこにあった石油ストーブの位置に、ポンと置けば終わりとはなりませんので、十分気をつけてください。

薪ストーブをするときの注意事項

室内の空気を負圧にしない

  通常の住宅は、室内の換気は排気だけのため、建物の外が正圧になり、室内は負圧になります。

  薪ストーブの原理は、室内の空気を燃やしながら煙突を通り外に出ようとするわけですから、まったくその流れに逆らおうとするわけです。

  室内が、いぶ臭くなるのは、煙突から空気が逆流するからです。

      この状態は、火が煙突の方向ではなく、室内に向かおうとするわけですか、非常に危険です。

  即ち、建物全体の換気計画が非常に重要であるということです。

②薪ストーブの位置は、出来るだけ建物の中心に

  薪ストーブをする住宅は、薪ストーブを中心に設計してください。薪ストーブは空いているスペースでいいと思ったら大間違いです。

③出来るだけ薪ストーブの回りは、吹き抜け に

  薪ストーブの暖気を建物全体に廻すためには、吹き抜けが最適です。そして、各部屋もできるだけ、開放的にすることがコツです。

④薪ストーブの周りを少し余裕を持って配置する

  薪ストーブの周りに、予備の薪を置く必要があります。ちょっと大きめに・・・

⑤外部煙突周りは、躯体で箱型にし、内部は二重煙突に

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 このような煙突を見かけますが、雪国ではやめたほうがよいです。

雪の圧力で、すぐに煙突が壊れてしまいます。

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写真のように、天井内部及び屋根上部の煙突の廻りを躯体で囲い、内部は二重煙突にしてください。

二重煙突にする理由は、煙突内部の結露防止です。

煙突内部で結露されると、煙突の内側にタールがつき易くなり、煙道火災を誘引しやすくなります。

そして、煙突は、屋根の一番高いところに設置するのが理想です。

煙突の高さは、屋根の棟より、60cm以上高くする必要があります。

何といっても、雨漏れの少ない位置は、屋根のトップです。

⑥煙道火災について

煙突の中を火柱が走ることがあります。

その主な原因は、

ア) 水分を多く含んだ薪を燃やしている(薪を割って二年以上は乾燥させる必要があります)

イ) 吸気を絞り過ぎている

ウ) 煙突の掃除をやっていない(一年に一度は掃除をしてください。)

⑦室内上下の温度差解消用床置きサーキュレーター

お勧めは、ボルネードサーキュレーターです。

使い方は、下記のようにいろいろできます。効果抜群です。詳しくはホームページをご覧ください。

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⑧薪置き場の確保を

薪割りをして、二年間は、乾燥させなければなりません。

即ち、二年分の薪を庭かどこかに確保しなければなりません。

その確保する場所は、あらかじめ、目星をつけておく必要があります。

以上主に、建築と関係するところを書きました。その他にも、薪の燃焼の仕方など、薪ストーブは、注意しなければならないことがあります。それらは、是非「ぜいたく屋」さんのホームページをご参照ください。

by kakizaki

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2010年02月25日更新

次世代型照明有機ELパネル量産化へ

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山形県を代表する最先端技術である有機ELパネルが量産化に向けて動きはじめました。

有機ELは、山形大学の城戸淳二教授が中心に開発が進められています。

有機ELは、パネル全体で光る照明を可能にします。

この照明は、今盛んに開発されているLED照明の次の照明と言われています。

この新しい照明は、今までとはまったく違う発想の照明が開発される可能性があります。

このパネルが量産化されれぱ、巷に今まで見たことがないような照明器具が展示されるのも、そう遠くないと思います。

世界の最先端の技術をここ山形でやっているということは、非常に誇らしいことです。

私自身、この照明が一般化することを心待ちにしています。

是非、住宅建築にも使っていきたいと思います。

下の図ような雰囲気の照明が可能です。

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山形有機エレクトロニクスバレー構想というがありますので、そちらも参考にしてください。

by kakizaki

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2010年01月22日更新

リフォーム工事の消費者保護対策を検討中

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悪質な「訪問販売によるリフォーム工事」による消費者被害が社会問題となっています。

全国の消費生活センターには、毎年年間9,000件前後「訪問販売によるリフォーム工事」の相談が寄せられおり、悪質で巧妙な手口も目立ちます。

そこで、リフォーム工事の消費者保護対策(平成22年4月1日実施予定)が検討されています。

見積り価格の相談、工事内容の相談など多岐に渡って電話相談から始まって、弁護士会の協力を得て、専門的なアドバイスそして、紛争処理まで対応していこうという仕組みです。

私は、是非この仕組みをつくって頂きたいと思います。

まじめに一生懸命やっている工務店やリフォーム会社も多い中で、一部の悪徳業者によってこの業界が、偏見の目で見られるのは、非常に残念です。

気軽に、リフォーム工事を依頼できる社会風土ができることが望まれます。

 

そして、これも検討事項なのですが、新築工事については、昨年の10月1日より、住宅瑕疵担保履行法によって資力確保措置(保険の加入または保証金の供託)が我々業者に義務付けられましたが、リフォーム工事に於いても同じ制度を採用することを考えています。

リフォーム工事は、新築工事と違って、工事内容が複雑になるので、どこまで保証対象になるのかはっきりしませんが、消費者保護という観点から、必ず制度になると予想されます。

 

このように、一般の消費者が安心して、建築の工事を依頼することができる仕組みをつくることは、とても大切です。

その中で、対応できない企業は、淘汰されていくでしょうし、本当に社会に役立つ企業しか生き残れないと思います。

まじめに、一生懸命努力している企業が正しく評価される社会であってほしいと願っています。

 

by kakizaki

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2010年01月09日更新

2009年住宅会社相次ぐ破綻

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2009年も、もうすぐ終わろうとしています。

上の記事は、日経ホームビルダー2010年1月号ですが、今年は、大手の住宅会社の破綻が続きました。

 

1月16日 富士ハウス破産(静岡県浜松市)

3月30日 アーバンエステート破産(埼玉県川口市)

11月18日 サンワホーム民事再生申し立て(山梨県中巨摩郡昭和町)

 

サンワホームは、一頃無暖房住宅を一生懸命宣伝していた会社ですが、最近は、余りテレビコマーシャルも見なくなったなと思っていた矢先でした。

サンワホームは、前の二社と違いあくどい着工前の多額の集金は、やっていないようです。

 

富士ハウスとアーバンエステートの共通点は、着工前の前受金として、総事業費の70%以上を多くの施主から受け取っていたことです。

この二社の被害者は、集団提訴に踏み切りました。

しかし、返還されるのは、被害額300万円以下の場合で20%、同300万円超の場合で被害の40%というのが実態です。

また、破産時点である程度建物が出来上がっていた仕掛かり物件の顧客は、別の住宅会社に依頼してほぼ完成にこぎつけていますが、二重ローンに苦しんでいるそうです。

この二重ローンで、自己破産に追い込まれるのではないかと懸念されているそうです。

 

このように、契約している住宅会社が破産するようなことに巻き込まれると大変なことになりかねないのが、実情です。

静岡県の弁護士会は、

『個人住宅の請負契約について前受金の比率を一定以下にするか、完成保証を義務付けるべき』

と声明を出しています。

 

弊社は、実は両方やっています。

というのも、私共は、NPO法人家づくり援護会(イエンゴ)という団体に所属してます。

この会では、1000万円以上の物件については、完成保証を付けることを義務づけているのです。

この会の規定で、契約金の

契約時10%

着工時30%

木工事完成時30%

引き渡し時30%

以上の金額を受け取ることを禁止しています。

会社経営からすると、ちょっとつらい面もあるのですが、消費者保護という観点からは、歓迎されることだと思います。

 

また、この会の特徴は、完成保証金が安い上に、バックアップ体制が万全であることです。

保証料金は、契約金の0.05%即ち、2000万円の住宅でたった1万円です。

この会は、互助会方式ですので、もし一社そのような会社が発生すれば、その他の会員全員でその責任を負うことになります。

 

とにもかくにも、会社が大きいからと言って安心できるご時世でない事だけは、確かのようです。

住宅を建てようと予定していらっしゃる方は、十分気をつけて会社選びをやってください。

 

by kakizaki

2009年12月22日更新

窓の結露が換気のバロメータ

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これから冬に向け窓や壁の結露が、気になる季節になります。

結露が起こる仕組みは、室内室外温度がある一定以上のがあるときに起こります。

水蒸気の含まれている空気の量によっても違うのですが、余り難しい話は止めましょう。

 

室内に結露を起こさないようにするためには、

の 断熱材を厚く する(断熱材の性能にも左右されるのですが、一番は断熱の厚みが重要です)

に、樹脂サッシや木製サッシなど 断熱性の高い ものにする

24時間換気扇を取り付ける

があります。

 

弊社の建物は、上記の三つをきちんとやっていますが、時々、③の換気扇がもったいないと思い止める人がいます。

従来型のスカスカ住宅であるならば、それでも結構なのですが、気密性の高い住宅は、基本的に換気扇は24時間つけていることが基本です。

建築基準法でも、二時間に一回その部屋の空気全体を換気するように決めています。

 

確かに、冬に換気するということは、暖かい空気を捨てていることになるので換気量が少ないほうが省エネルギーになることは確かです。

そこで、熱交換型の換気扇(弊社のQ1住宅は、この換気扇を使用)をつけるほうがよいのですが、予算の関係上通常の排気だけの換気扇を付ける場合が多いのも事実です。

 

通常の換気扇を使う場合は、省エネルギーを考えて、換気量は弱運転にし、もし、室内が結露するようであるならば、中又は強運転することを薦めています。(換気の風量を変えられない換気扇は、通常運転しかありませんが、弊社は、必ず風量調整できるものを選定しています。)

そういった意味で、窓の結露は換気のバロメータといえるかも知れません。

換気の運転を止めてしまうと、人間・台所などの水周り・物干しなどの水分で、必ずといっていいほど窓は結露します。

換気扇を止めることは、衛生上も芳しくありませんので、必ずつけるようにしてください。

 

by kakizaki

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2009年12月18日更新

住宅の独自工法にご用心!

数年前、ある方から、増築をしたいので、見に来て欲しいという依頼がありました。

行ってみると、有名な某ハウスメーカーの建物でした。

構造体は、軽量鉄骨で、外壁もその会社固有のものでした。

『とても、弊社では、できないので、造ってもらったハウスメーカーにお願いしたらどうですか?』

とアドバイスしました。

すると、お客様は、

『実は、見積もりをもらったのですが、余りにも高くて、地元の業者でできないか相談しているんです。』

という回答でした。

んーーーーーん

これには、困ってしましました。

このようにその会社特有の工法ですと、使っているものが一般的なものでないので、私達では、資材の調達がまず出来ません。

そして、つくり方も一般的ではないので、下手に手を出すこともできません。

 

営業的には、弊社独自工法とか、弊社オリジナリ仕様とかは、聞こえはよいのですが、今回のように、増改築をするときは、厄介です。

特に、大手ハウスメーカーのようなオリジナル商品は、非常に困ります。

住宅を、最後まで当初の状態で使用するのであるならば、このような工法でもよいのですが、家族構成が変わったりして、増改築する予定があるならば、やはり従来型の在来工法をお薦めしたいと思います。

最近は、大手といえども会社が倒産する時代です。

独自工法の住宅は、その会社が倒産すると、どうすることも出来ません。

その辺のことも考慮して、住宅会社選びをしたほうがよいと思います。

柱を使わない2×4工法も増改築しずらいやりかたです。

 

一般的な柱のある在来工法であるならば、仮に施工会社がなくなっても、増改築は、何とでもなります。

住宅選びの一つの要素として、参考にしてください。

 

結果的に、このお客様は、別棟で、小さい小屋を建てました。

 

by kakizaki

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2009年12月03日更新

男の約3割が「オシッコは座って」

イタリア旅行に行ってもトイレが気になってしまう私ですが、またまたトイレの話で恐縮です。

 

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建築業界新聞の親建ハウジングvol.493号に面白い記事が載っていました。

20代から60代の男性500人へのアンケートで、「自宅でトイレで小用をするときどのような姿勢でしているか」という質問に対して、33.4%が「洋式便座に座って」と回答。

5年前の23.7%の1.4倍に増加したそうです。

今回の調査に、その理由までは記載されていませんが、私が知っている情報では、

「立って小用をすると、便器の廻りが汚れるから」

という理由が主だったと思います。

特に、子供に対しては、便器が汚れないように、座って小用するように、しつけているお母さんが多いとか・・・

我が家は、子供三人とも、男の子で、立って小用しています。

確かに、便器の廻りと床も汚れていることが多いようです。

実は、ティシュペーパーで、時々私も拭いています。

ムー・・・確かに汚い・・・

しかし今のところまだ座って小用する気にはならないのですが・・・

但し、汚したときは、自分で綺麗に掃除するように心掛けるようにしていきます。(宣言)

 

by kakizaki

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2009年10月28日更新

イタリア紀行5

下の写真はなんだかわかるでしょうか?

大きい丸と小さい丸があるのがヒントです。

答えは、一番最後の写真でどうぞ。

 

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レストランの入り口

このポーズをとっているボーイさん達の写真を撮りたくて、カメラを向けた訳ではありません。実は、入り口の上のオーニングを撮りたかったのです。

街角のあちらこちらで、このオーニングやパラソルの下で、ローマっ子は、お茶や食事をしています。

 

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 レストランの内部の様子

 

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 イタリア人の夕食時間は遅く、通常8時半ごろから9時半ごろから始まるそうです。それも、ながーい時間をかけて。

で終わるのはいったい何時になるのでしょうね。

しかし、朝は、結構早起きで、日本人と変わらない時間帯で出勤するそうです。

 

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 イタリアらしい造形が飾られています

 

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 最後の夜は、カンツォーネを楽しみました。

マイクを使わないで歌うのですが、とても迫力があります。

 

質問の答え

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答えは、トイレの水を流すボタンです。

洗練された形でしかもユニバーサルデザイン。

ちょっとした部分にもこだわっていますね。

なんて思うのは、私だけ・・・?

 

旅行の終わりに

今日本の建築界は、ビルドアンドスクラップ型社会からストック型社会へ移行するように求められています。

ローマの街をみると、ストック型社会の原型のような気がします。

確かに古い建物が多いのですが、街並みに合わせてそれぞれを上手く改装しています。

イタリアの玄関口として、テルミニ駅がありますが、デザインが新し過ぎて余り人気がないそうです。

新しいといっても、第二次世界大戦のムッソリーニの時代の建物です。

ローマの人たちと、私達の時代の認識が相当違うような気がします。

古いものが良くて、新しいものが悪いと言う訳ではりませんが、私達日本人ももう少し長いスパンで建物を考える必要があると思います。

日本の木造住宅は、新築後25年で、資産価値が殆どなくなります。

木造だから資産価値がなくなるというのであれば、アメリカなどの2×4住宅も同じような現象がおこるはずです。

しかし、アメリカの場合は、中古住宅のほうがむしろ高く取引されるケースが多いそうです。

 これから起こるであろう日本のストック型社会の解決策の糸口が、ローマの街並みの中にヒントが隠されているような気が致しました。

 

by kakizaki

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2009年10月26日更新