スタッフ柿崎社長ブログ

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事務所のトイレにエコ4登場!

今まで事務所のトイレの便器は、和式でした。

弊社に女子社員も入社したことですので、思い切って洋式便器に交換しました。

と言いつつ、一番は、弊社に来社して頂く、お客様のことを考慮してのことです。

ジャーーーーーーン

と、勢い良く登場してきましたが、なんと普通の便器です。

しかーーーーし

足元を良くみると、ECO4タイプです。

ECO4とは、大洗浄4ℓ、小洗浄3.3ℓの超節水タイプの便器です。

事務所に採用したのは、リクシル(INAX)さんのアメージュZです。

上のグラフからもわかるように、約10年前の便器に比べ約73%の節水になります。

実は、確か3~4年目前だと思ったのですが、INAXさんでECO6をだしたので、これはすごいと思い、会社で工事する便器は全部このタイプに切り替えました。

そして、私の家のトイレも交換しました。

しかし、なんと、今年は、4ℓタイプが登場です。

これには、感服です。

さすがINAXさんです。

少々、注意が必要です。

多くのトレットペーパーを一度に流すと、詰まりの原因になりますので充分気付けて下さい。

そして、便座は、パナソニックのビューティ・トワレです。

弊社は、便器と便座は別々のメーカーのものを採用しています。

それぞれメーカーによって得意分野がありますので、いいとこ取りをするように心がけています。

決して、このメーカーでなければならないということは、ありません。

この便座の特徴は、やはりW瞬間方式です。

使う時だけ、便座を温め、使う時だけシャワーを温めるという、実に理にかなった方式です。

但し、室内温度が15℃以下の場合は、約15℃で便座を保温しています。

最近まで、この温度は18℃でした。

またまた、節電効果をアップしています。

年間の消費電気代は、約1360円で、8年前の商品の約半分の消費量だそうです。

くしくも、今年は、東日本大震災があり、これから益々節電を要求されてきます。

これは、まさしく、時代にあった商品と言えると思います。

by kakizaki

2011年12月06日更新

パナソニック電工で一粒タイプのLED発売

パナソニック電工さんが一粒(ワンコア)タイプのLEDを、今年の4月21日より、順次発売をしています。

従来のLED照明は、一つの照明器具から複数の光が出ていました。

従来品の照明から6個の光が出ているのが解るでしょうか。

新商品は、真ん中に一つだけです。

従来品は、複数の光を集めて、一つの光のように似せている のです。

その時、何が問題かと言うと、その照明の光が多重の影をつくるのです。

初めて、LED照明の光を見た時、私は、目が疲れてどうしようもありませんでした。

その時説明されたのが、多重影のことでした。

その時は、LED照明とは、そういうものだと思い込んでいました。

しかし、その時から、何とかならないかなー。とずーっと思ってもいました。

というのも、ダイニングの照明や、勉強用のスタンドなど顔の近くに来る照明は、目がうるうるして、私には我慢できる商品ではなかったのです。

メーカーでもその問題は大きいと思ったようで、解決すべく開発をしているという情報だけは入っていました。

パナソニックさんによってついにその時がきたのです。

一粒タイプのLEDです。

これは、もう白熱灯のような光です。

いやーーーーー待ってました。

これは、使えますね。

実にいい。

しかし、価格はもっと抑えて頂きたい。

何とかお願いします。

でも、それも時間の問題でしょう。(大きな期待を込めて・・・)

光が均一でとても綺麗です。

世の中ってどんどん前に進むものなんですね。

by kakizaki

2011年07月19日更新

屋根に穴を開けないでソーラーパネル搭載!

今年の1月8日に『太陽光発電の雨漏れ対策』というブログを書き、ソーラーパネルの搭載の仕方が、屋根にビスやボルトで穴を開けその廻りをシーリングするやり方が主流であると書きました。

そしてそのやり方は、将来雨漏れの原因になるので、穴を開けない工法を開発してほしいとも書きました。

実は、あったのです。

ジャジャーン

それは、セキノ興産という会社で『キャッチ工法』というものを、開発していました。

やっぱりあるものなのですね。

下の写真は、ガルバリウム鋼板葺きの横葺きの施工状況です。

屋根勾配が緩い場合の工法の瓦棒葺きの場合の施工状況です。

このように、雪止め金具を取り付ける工法を利用して、架台を固定しているようです。

これなら、雨が降っても大丈夫ですね。

んーーーーーーん。

さすがです。

この工法は、主に、シャープさんがやっているそうです。(三菱さんにも取り扱える商品があるそうです。)

サンヨーさんやパナソニックさんにはまだないようです。

あったら御免なさい。

是非教えてください。

下の写真は、瓦屋根の場合です。

日本瓦のサイズにあった模擬瓦(素材アルミダイキャスト)という特別な部品を使うことによって、瓦そのものに穴を開けることを避けています。

この工法は、シャープさんです。

瓦屋根は、それぞれ形があるので、その形にあった模擬瓦があれば良いのですが、ない場合は、やはり瓦に穴を開けるしかないようです。

私の知る限りでは、屋根の施工の仕方は、シャープさんが一番進んでいるように思います。

後は、太陽光発電の効率の問題です。

こちらも調べて行きたいと思います。

by kakizaki

2011年07月05日更新

地震保険でも100%保証がありました!

4月27日に、 『地震保険の必要性を再認識しよう!』というブログを書きました。

そこでも、説明しましたが、地震保険は、最高でも、50%しか補償されません。

これは、どこの保険屋さんも一緒だと思っていました。

ところが、東京海上日動さんに、超保険というものがあって、地震保険に加えて「地震危険等上乗せ担保特約」をプラスすることで、最大100%保証できるということです。

100%保証が出来るのは、恐らく、東京海上日動さんしかないと思います。

私は、以前から地震保険が最大50%までしか保証されないのは、困ったものだと思っていました。

地震は、ひとたび起きると災害が甚大ですので、保険会社としても大変大きなリスクになるのでしょう。

しかし、補償という意味に於いては、不十分だと思います。

そういう意味に於いて、これは、ずいぶん思い切った保険と言えると思います。

東日本大震災によって、地震保険に加入する人が、増えているそうです。

それはそれで、大変結構なのですが、どうせ加入するのであれば、自分たちの生活が再建できるような保険に加入しておくべきではないでしょうか。

火災保険は、通常融資期間を一括で掛けますので、途中で保険会社を変更するのは、やっかいです。

ですから、最初にどこの保険屋さんを選ぶかが重要になっています。

今後は、保険会社選びも、家づくりにとって重要な要素になってきました。

保険なんてどこも一緒だと思っていましたが、違うんですね。

by  kakizaki

2011年06月04日更新

足元が温かいのは最高2

前回に引き続き足元の話です。

最近弊社で、床材に良く採用しているのが、無垢のパイン(松)材です。

この床の特徴は、

①非常に柔らかく足ざわり良く、温かく感じる

②柔らかい分キズが付き易い

③無塗装材に自然塗料を塗るが、年数とともにアメ色に変色していく

この床材の最大の特徴は、歩いた時に、ヒヤッとしないところです。

この材料を使うと、時々床暖房を使っているのですか?と言われるくらいです。

そしてこの材料は木の匂いがするので、木の家に住んでいるという感覚を味う事ができるのもいいですね。

もう一種類が、カバ桜の無垢材です。

この床の特徴は、

①木がかたいので、キズ付きにくい

②表面が最初から塗装されているので、変色しにくい

③メンテナンスが容易

しかし、かたい木に既製塗料のため、パインのような足ざわりの温かさを感じることは出来ません。

しかし、モダンな雰囲気の室内空間には、持って来いの商品です。

水廻りの床には、ビニール系のクッションフロアや、タイルを使用します。

クッションフロアは、それほど冷たさは感じませんが、床タイルは選定に気をつけなければいけません。

従来型の磁器タイルはどうしても冷たいので、最近では、サーモタイルという商品をお勧めしています。

今までの家で一番足が冷えるのは、タイルのお風呂の床でした。

特に、冬お風呂に入るときは、一度湯船からお湯を汲んで床に流して温めないと立ってもいられないくらいです。

このように、床材になにを選定するかによって、温かみが違ってきますので、そこは、注意する必要があります。

by kakizaki

2011年02月05日更新

足元が温かいのは最高

実は、これペチカ(瀧野コルク工業)という足用の保温グッズです。

電気を使っていません。

中には細かいビーズが入っているため抜群の保温力があります。

生地が伸縮するため、ビーズの柔らかな刺激が足裏には心地よく、汚れたら家で洗うこともできます。

我が事務所は、断熱性能が悪く、暖房をしても、足元まで暖気が行き渡りません。

今年は、例年になく寒く、足元が冷えるのと、昨年秋に、右足にヒビが入った部分が少々うずき、困っていました。

そうしたら、新聞でシニア良い品というコーナーで紹介されていたのが、この商品です。(別にシニアでなくても良いような・・・)

すぐに、インターネットで購入。

使ってみると、もーーーーー最高。

手放せません。

人は、足元があったかいと何故かほっとするものです。

家の中も同じように、足元が暖かくならないかなーー

で開発されたのが弊社でも採用している 『床下暖房システム』です。

上の図は、そのシステムのイメージ図です。

床の下に、温水パネルヒーターを設置し、家中を温める仕組みです。

この暖房の利点は、

①ファンを使わないので、空気の流れがゆっくりと自然である。

②床の表面温度が約20℃前後になり、床の上に肌が直接ふれても低温やけどの心配がない

③窓際の冷気(コールドドラフト)を緩和させる

などがあります。

よく床暖房ですかと尋ねられることがありますが、全然違うものです。

床暖房は、床その物を、温水や電気で温めます。

床暖房の大きな欠点は、床の表面温度が高いため、最初のうちは、心地よいのですが、長時間皮膚をつけていると、低温やけど をする可能性があるのです。

窓際の冷気を抑えることも出来ません。

この暖房システムが一番優れているのところは、なんと言っても床の下からゆっくりと温まっていくことです。

正確にいうと、寒くないという表現のほうがあっているかも知れません。

一番寒いこの時期にこの暖房のありがたさが身に沁みる季節です。

是非みなさんにお勧めしたい暖房システムです。

by  kakizaki

2011年01月29日更新

有機EL照明を体験

3月25日山形県庁に行って、有機EL照明を実際に見て来ました。

照明器具メーカーオーデリックさんが商品開発されたものが展示してあります。

器具の面全体が等しく光っているのが上の画像でわかるでしょうか。

この器具は、一つ一つが小さいので、その特徴をうまく表現していないように感じました。

もっと大胆に大きな面の照明が良いような気がします。

例えば、曲面の壁全体が照明とか・・・

もしくは、大きな丸の照明とか・・・

消費電力など詳しいことは、解りせんでした。

なんか、もっと特徴のある商品開発をしていかないと・・・上手くいくのかな・・・・?

今後の成り行きを見守りたいと思います。

by kakizaki

2010年03月31日更新

トイレの音消し、携帯版が好評

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トイレの使用中の音を聞こえにくくする流水音が鳴るミニサイズの携帯の売れ行きが好調だそうです。

最近は、オフィスビルやデパートなどの商業設備の女子トイレには、消音装置は、『標準装備』になっています。

実は、弊社の前の事務所のトイレにも、付けていました。

前の事務所のトイレは、事務所とトイレの仕切りがドア一枚しかなく、排泄音が聞こえる場合あったので、改装時に設置しました。

 

日本は、よく『恥じらいの文化』といわれます。

山形新聞の記事の写真にも載っていますが、江戸時代には、既に排泄音を消す「音消しのつぼ」があったようです。

しかしながら、『排泄音が恥ずかしい』という感覚は世界的には珍しいそうです。

「外国の方から『不思議な商品』といわれます」とTOTOの広報の方が言っています。

文化が変われば、売れる商品も変わるものなんですね。

最近は、男性も気にするとか・・・

むむむむ・・・

草食男子か・・・

 

by kakizaki

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2010年01月27日更新

久々の松杭打ちの地盤改良

9月17日に日経ホームビルダーで、兼松日産農林さんが新しい木杭の工法『環境パイル』を開発した記事を載せました。

以前にもブログの中で何回か意見を述べているのですが、セメント系を使っての地盤改良をすることに対して、私は、少なからず抵抗があります。

セメントという産業廃棄物(言ってみれば、コンクリートガラと同じです)を土地の深くに注入することが何らかの環境汚染に繋がるような気がしてならないのです。(セメントは強アルカリ性です。)

そして、この産業廃棄物は、地中深いため、撤去することは、まず不可能です。

しかし、これをやらないと、地盤の保証を受けることが出来ないので、ここ1~2年は仕方なく採用していました。

(それ以前は、保証はありませんが、通常の松杭を打っていました。)

 しかし、ようやく、兼松日産農林さんが新しく、すばらしい工法を開発してくれました。

 

木杭の薬剤処理について、問題がないかというと何ともいえませんが、これで耐久性を持たせているのでこの処理はどうしようもありません。

コンクリートを地下深くまで注入することを思えば、環境に対する負荷は、数段に軽減できます。

この松杭は、将来引き抜くことも可能です。(仮に地中にあったとしても、材質は木ですので、もともと自然界にあるものです。)

 

今回の鶴岡の現場は造成地で、地盤改良が必要であったため、早速この『環境パイル』を採用することにしました。

環境パイルの説明については、兼松日産農林さんのHPを参照してください。

 

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 材料は唐松で長さは、6mの最大のものを使用

 

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 工場からの保証刻印が押されています。

 

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 径は140㎜

 

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 パドラという重機を使って作業。

振動が少ないのが特徴です。

 

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 杭を打つ場所によって杭の止まる高さが違います。

一本の杭には、18トンの荷重を掛けています。(設計では8トンでOKだそうです)

 

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 杭の高さを揃えるために、チェーンソーでカット

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切り口を防虫処理をします。

工期は2日間(11月22・23日)で、50本の杭を打ちました。

私は、この工法は、是非今後も続けていきたいと思っています。

 

しかし、問題点もあります。

①杭の長さが最大6mまで

 それ以上は、従来の工法しかありませんので、何とか6m以上にも対応できるように研究開発をして頂きたい。

価格が高い

 研究費にお金がかかったのは解りますが、この工法をどんどん採用して頂いて、せめて、柱状改良ぐらいの価格でできるように努力して頂きたい。

 

願っているとほしいものが見つかるものですね。

また、ほんの少し理想の家づくりに近づいたような気がします。

このように弊社の家づくりは、『進化』 し続けて行きます。

 

 by kakizaki

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2009年11月25日更新

ついに出たか地盤改良の切り札?

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建築雑誌の日経ホームビルダーの2009年10月号に

『丸太を打ち込む地盤改良工法』が載っていました。

もし、これができるとしたら、待ちに待った工法です。

2007年10月9日『地盤改良は、地盤改悪だ?』でも書いているように、基本的に、地盤の中に、セメント系を埋設する方法は、余り好きではありません。

しかしながら、近年、姉歯問題を筆頭に、建築に対する色々な問題が発生しました。

それと共に、建物に対して保証を要求する声が高くなり、私の想いだけでは、なかなか判断しきれなく、結果的に、地盤保証されるセメント系を選択せざるを得ませんでした。

しかし、ようやく、私が、待ちわびていた工法が、ついに認可されたようです。

この工法を提供しているのは、兼松日産農林さんです。

材料は、杉などの間伐材です。

間伐材を利用することにより、森林保全や二酸化炭素の固定化に貢献できます。

これは、正しく、一石二鳥です。

一つ気になるのが、防腐処理剤の油を使用していますので、この薬の環境に対する影響です。

この工法の最大の欠点は、杭の長さが最大6mまでということです。

それ以上の深い場合は、やはり、従来の方法を採用するしかないようです。

ただし、今後の研究により、杭の接続の仕方が開発されれば、将来は、もっと深い地盤改良に対応可能?・・・(これは、かなり難しいかもしれませんね)

とにかく、近く、兼松日産農林さんと会い、詳しく調べてみたいと思います。

私としては、是非やってみたいのですが・・・

by kakizaki

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2009年09月17日更新