太陽光発電の設置に伴い、屋根の雨漏れが増えているそうです。
太陽光発電の雨漏り対策が各メーカーで顕著な違いがあることが、日経ホームビルダーの2011年1月号に載っていました。
下の図は雨漏れが起き易いイメージを表しています。
垂木という下地材に固定しないで、野地合板という板に直接取り付けると防水紙を破り雨漏れがし易くなります。
だだ、どのメーカーも、ソーラーパネルの固定の仕方は、屋根にビスやボルトで穴を開け、その廻りをシーリングするというやり方のようです。
資源エネルギー省は、施工資格制度を準備しているそうですが、私は、もっと根本的なやり方を考えたほうが良いと思います。
屋根の上は、夏は焼けるように熱く、冬は、氷が出来るほど冷え、過酷です。
そのような状況の屋根の穴をシーリング材で雨水を何年間も維持させることに無理があると思うのです。
太陽光パネルメーカーは、屋根に穴を開けないで架台を取り付ける工法を是非開発して頂きたいものです。
今は、どのメーカーの止水防止方法も不十分だと思うのですが・・・
こう感じるのは、私だけでしょうか。
そうこうしている間も、どこかの屋根に穴が開けられていく。
そして、いつか、ポタポタ・・・
by kakizaki
2011年01月08日更新