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山形県もリフォーム補助金制度新設!

2011年 2月23日(水) 山形新聞

山形県でリフォーム工事に対して、補助金制度を新設します。

都道府県でリフォーム住宅補助金制度を開設するのは、秋田県に続いて全国で2番目になるそうです。

新築工事の着工数が少なくなっていく中で、リフォーム工事に注目が集まっています。

“住み続ける”ために住宅に手を入れたいという需要は底堅いものがあります。

景気対策の一環として、山形県が予算を計上してくれました。

対象は

①耐震化

②断熱や高効率給湯機器設置などの省エネルギー化

③手摺り設置などのバリアフリー化

④県産木材使用

のいずれかを含む工事です。

補助対象は6千戸で、額はリフォーム工事費全体の10%(上限20万円)

耐震化の中でも一定基準をクリアする高度なリフォームについては別枠で40戸を対象に上限60万円の補助を検討しています。

仮に新住協の断熱耐震の改修工事で国から200万円補助に県の補助80万円が上乗せなって、合計280万円頂ける可能性もあります。

(しかし、同時支給はできないかもしれません。)

いずれにしても、行政は、景気対策と名売って、リフォーム工事に力をいれてきています。

日本という国が、成長ではなく成熟社会に突入していることを象徴しているような出来事のように感じるのは私だけでしょうか?

by kakizaki

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2011年03月03日更新

エコキュート騒音問題に波紋

ホームページのアクセス解析にグーグルアカウントというサイトがあります。

それを見ると2010年4月27日に書いた『エコキュート騒音問題』のコンテンツにコンスタントにアクセスが来ていることが分かりました。

エコキュートが良いか悪いかは、別問題として、この問題に多くの方が関心があるようです。

改めて、この問題について考えてみたい思います。

実は、1月31日に東北電力さん主催の

ヒートポンプ電力セミナー『省エネ住宅にベストマッチ!ヒートポンプ暖房』

に参加してきました。

講習の内容は、題名の通りヒートポンプは素晴らしいの一辺倒でした。

テレビでも宣伝しているように

『 ♪ 快適な暮らしが、そのままエコになる ♪』

と一般的には、オール電化に対する印象は、非常にいいのではないでしょうか。

確かに、性能のことを考えると、ヒートポンプ方式の給湯器・暖房器は優れていると思います。

しかし、このブログでも何回も書いているように、ヒートポンプ方式は振動の問題がある事を知っておく必要があります。

この問題が少々厄介なのが、近隣にご迷惑をかける可能性があるということです。

特に、エコキュートは、深夜電力を利用しますので、みんなが寝静まった頃に、運転します。

実は、これが大きな問題になりかねないのです。

この振動や音が一度気になると、多分どうしようもなくなるくらい気になるのだと思うのです。

どんな音かというと、エアコンの屋外機の音です。

『グーーーーーン』

こんな音を、夜中聞かされた多分私も、耐えられません。

省エネも大切ですが、近隣との関係は、もっと大切です

快適な暮らしとは、自分たちだけでなく、近隣の方たちも含めて進めなければいけません。

ヒートポンプ電化が本当によいのか、慎重に検討しなければいけないと思うのですが・・・

皆さんは、どう考えますか?

by kakizaki

2011年02月14日更新

冬の結露いやですね

毎年冬に雪が降るのは、ここ庄内地方では当たり前のはずですが、今年はちょっと違いますね。

今年は、雪が毎日降って解けることが、余りありません。

仕事前に一時間、今日は、夕方も一時間。

北国は、この作業が大変です。

ところで、冬になると気になるのが、室内の結露です。

結露は、カビやダニを誘引し健康に被害をもたらすことがありますので、出来れば起きてほしくないですよね。

結露の起こる仕組みを簡単に説明します。

空気には、目には見えませんが水蒸気が含まれています。

その含まれる水蒸気の量を、湿度という単位で表しています。

空気は、その温度が高ければ、高い程水蒸気を多く含むことができるという特性があります。

仮に、水蒸気を多く含んだ暖かい空気が、そのまま温度が下ると、空気中で水蒸気として含むことが出来る状態がいっぱいいっぱいになり、ついに、水として表面に現れてきます。

これが結露です。

冬の室内の状況は、暖房で、室内温度は、20~23℃位と高くなっています。

室内では、多くの水蒸気のでる原因があります。

①人

②物干し

③開放型暖房機(ファンヒーターなど)

④植物

⑤水槽

などなど

これらのものがあると、室内の水蒸気の量は上がっていきます。

そして、通常の住宅は、断熱性能が余り良くありません。

特に窓部分は外気の影響を受けその廻りの空気が冷やされます。

弊社の窓の表面温度は、6度でした。

温度差は、実に15~7℃もあります。

この温度差が、結露を起こす原因です。

写真でも分かるように窓は、もう既に結露しています。

それでは、一体この結露を少なくするには、どうしたら良いのでしょうか。

その対策方法は

①建物の断熱性能を上げる(特に窓は、断熱のペアガラス、トリプルガラスを使用)

②換気をする

③水蒸気を発生しないFF暖房機のようなもので暖房する

などが考えられます。

既存住宅で、対策をすぐにたてるとしたら、窓の内側にもう一枚サッシをつけるのは、結構効果はあります。

これは、エコポイントの対象にもなっていますので、とてもお勧めです。

確かに、換気をすることは有効ですが、冬の寒いときに必要以上換気するには勇気がいりますよね。

暖房機は、是非変えて頂きたいものです。

ファンヒーターは絶対にだめです。

もちろん、植物や水槽など水分を多く発生するものは出来るだけ少なくするのもポイントです。

それでもやはり結露するときは、

これです・・・

やっぱり!

by kakizaki

2011年01月27日更新

太陽光発電の雨漏れ対策

太陽光発電の設置に伴い、屋根の雨漏れが増えているそうです。

太陽光発電の雨漏り対策が各メーカーで顕著な違いがあることが、日経ホームビルダーの2011年1月号に載っていました。

下の図は雨漏れが起き易いイメージを表しています。

垂木という下地材に固定しないで、野地合板という板に直接取り付けると防水紙を破り雨漏れがし易くなります。

だだ、どのメーカーも、ソーラーパネルの固定の仕方は、屋根にビスやボルトで穴を開け、その廻りをシーリングするというやり方のようです。

資源エネルギー省は、施工資格制度を準備しているそうですが、私は、もっと根本的なやり方を考えたほうが良いと思います。

屋根の上は、夏は焼けるように熱く、冬は、氷が出来るほど冷え、過酷です。

そのような状況の屋根の穴をシーリング材で雨水を何年間も維持させることに無理があると思うのです。

太陽光パネルメーカーは、屋根に穴を開けないで架台を取り付ける工法を是非開発して頂きたいものです。

今は、どのメーカーの止水防止方法も不十分だと思うのですが・・・

こう感じるのは、私だけでしょうか。

そうこうしている間も、どこかの屋根に穴が開けられていく。

そして、いつか、ポタポタ・・・

by kakizaki

2011年01月08日更新

甘い言葉には・・・

新年明けましておめでとうございます。

今年も、どうぞ宜しくお願いいたします。

新年そうそう余り嬉しくないニュースが1月5日と6日の新聞に載っていました。

2009年3月に自己破産したアーバンエステートのその後です。

2009年は、富士ハウス、アーバンエステート、サンワホームなど住宅会社の大型倒産が続きました。

これについては、2009年12月22日のブログで内容を紹介しました。

記事によると、会社が破産状態であることがわかりながら、住宅建築の請負契約を結ばさせ、多額の工事代金を前払いをさせていたことが、分かりました。

そのときの甘い言葉が

『値引きする』

『オプションが無料になる』

などと持ちかけていたようです。

これらによって、代金を払ったのに住宅が未完成の世帯が1都8県に約500あり、支払い済み代金は総額35億円に上るようです。

この会社のもっと悪質なのは、

『会社が倒産しても住宅の完成は保証される』

と顧客に説明していたことです。

完成保証会社は、「契約時のアーバンエステート社の決算書類が虚偽だった」として保証には応じていないようです。

ここまで来ると、本当に詐欺です。

このようなことが起こる可能性があるため、住宅完成保証は、10年保証の瑕疵担保と違い義務化出来ないようです。

一般的な保証会社の完成保証は、

①工事を引き継ぐことで生じた工事の割り増し金に対する保証(契約金の20%が上限)

②前払い金に対する保証(契約金の20%が上限)

の二つのようです。

仮に2000万円の請負契約の場合、1000万円を前払いしていたら、最高400万円しか保証されません。

ここは、充分気をつけてほしいものです。

何でもかんでも保証されると思ったら大間違いです。

その点、私たちが加入している家づくり援護会の完成保証は、文字通り当初の契約金で、完成するまで保証してくれます。

仮に前払い金があったとしても、その金額に関係なく保証し、とにかく、当初の契約内容にもとづいて完成させるという画期的なものです。

それも、格安の保証料金で。(2000万円の住宅で保証料金は、1万円)

何故こんなことが可能なのでしょうか。

答えは簡単です。

家づくり援護会に加入するには、厳しい審査があるからです。

そして、この限られたグループで互助会的に、この保証機構を運営しているからです。

この制度は、家づくり援護会で推奨する業者が請け負った仕事は、家づくり援護会が責任を持って完成させるという基本姿勢から生まれたものです。

by kakizaki

2011年01月07日更新

『土地を探す心構え』

『土地を探す心構え』

そんな物はあるのか?

ないと言えば、ない。

あると言えば、ある。

かなりいい加減のようですが・・・

簡単に言いますと、ある。

それは、何かといいますと

『諦めない』

 と言うことです。

なーんだ。そんなことか。

実に単純なことなのですが、ここがポイントなのです。

今まで、土地探しからお世話させて頂いたお客様も結構いらっしゃいますが、何故かスムースに決まることは、余りありませんでした。

先日も、せっかくお客様が、気に入った土地があって、仲介業者にその旨を伝え、前向きに検討するところまできていました。

ところが、突然、『売ることが出来ません』と連絡。

えっ。なんで。

実は・・・

何でも、相当前に、ある住宅会社から問い合わせがあって、全然連絡がないので、私たちにその土地の購入を検討しても良い、と言ってしまったらしいのです。

しかし、その住宅会社さんでは、話が進んでいて、どうしても、先方に売らないといけないということのようです。

そ、それは、ないでしょ。

と文句を言いたかったのですが。

喧嘩しても始まらないので、弊社のお客様には、その土地は、ご縁がなかったようです。と諦めて頂きました。

こうなると、誰でも、意気消沈してしまいますよね。

しかし、そこで、めげていてはどうしようもありません。

しばらくは、土地探しに奔走。

すると丁度良い大きさの土地があったのです。

しかし、その土地は売り地になっていません。

通常はそこで諦めてしまうのですが・・・

ところが、良く見ると、その土地の隣は売り地になっているのです。

仮に同じ地主さんであれば、ひょっとしたら売ってくれる可能性も・・・(淡い希望を持ちながら)

ダメ元で問いあわせると・・・

なな何と、購入できる可能性が出てきたのです。

購入したい土地は、やはり、隣りと同じ地主さんで、売りに出すか悩んでいたタイミングだったようです。

この土地は、縁があるのかも。

その後は、トントン拍子に話が進んで、何とか、土地契約ができました。

前の土地よりも結果的に良い土地をお客様は、購入できました。

私は、土地購入は、恋愛のようなものだなーといつも思うのです。

実に、縁です。

しかし、その縁は自分から作っていかなければなりません。

諦めないで、探すと必ず見つかるものです。

これは、不思議ですね。

『絶対に諦めない』

これに尽きます。

なんか、自分の若い頃のことを想い出すなー。

ダメ元で・・・?

え?

そんなことが?

え?

by  kakizaki

2010年12月13日更新

消費税は上がるのか?でも焦るな!

政治的なことは、余りコメントしたくないのですが・・・・

12月9日(木)の産経新聞に下記のような記事が載っていました。

『自民党税制調査会(野田毅会長)は9日の総会で、平成23年度税制改正の基本方針を正式決定した。

消費税については夏の参院選マニフェスト(政権公約)に引き続き社会保障の財源として「当面10%への引き上げ」と明記。』

民主党でないので、今すぐにどうこうという事はないとおもいます。

しかし、読売新聞によると、世論調査で、消費税を上げることを、66%の人が賛成している。とも報道しています。

え?。そんなに と思うのですが・・・

いずれにしても、いつかは、上がるのでしょう。

この消費税の問題は、住宅産業に於いては、結構大きな問題なのです。

実は、私が自分の家を建築する大きなきっかけが消費税の上昇だったのです。

その時は、3→5%に上がる時でした。

2%上がるだけでも、多くの駆け込み需要があったのです。

私は、それに、まんまと載ってしまいました。

しかしこの2%は、良く考えると結構大きいのです。

仮に2000万円の住宅であるならば、40万円上乗せになるのです。

住宅業界も、このときとばかり、大々的に宣伝やキャンペーンをし多くの需要を生みました。

しかし、その後どうなったかと言うと・・・

住宅販売は、ガタ落ちでした。

これではいかんと、住宅会社も、建材業界、住宅設備業界も、値下げ合戦です。

なんだ、かんだで、結局2%以上安くなってしまったのです

何と言うことでしょう。

全く焦る必要はなかったのです。

むしろ、消費税が上がるのを待っていたほうが良かったりして・・・?

これは、ちょっと言いすぎですか・・・

いずれにしても、住宅を建てようと思っている方は、絶対に焦らず、自分のペースで進めて頂きたいと思います。

いい家を建てるコツは、これに尽きると思います。

エコポイントが終わった車業界もこれと同じようなことになる様な気がするのですが・・・どうなんでしょう?

by kakizaki

2010年12月10日更新

ますます格差社会になります。

主に住宅会社を中心に支援している、 「ツタエル」というちょっとユニークな会社があります。

その会社が定期的にメルマガを送ってきてくれます。

その岡田社長さんが書いた内容に非常に感銘しましので、紹介したいと思います。

以下その文章です。

『あるセミナーで3~4年前に聴いた話しです。
 

 「これからの時代、さらに格差がどんどん広がります。」
 「この格差、勝ち組・負け組はどうやってできていくのでしょうか?」

 「この格差、“収入格差”ができる原因は、“情報格差”です。」
 
 
 「では、なぜ情報格差が生まれるのでしょうか?」

 「以前は、民より官のほうが情報を持ってました。中小企業より大企業
  のほうに情報が集まりました。」
 
 「でも、インターネットの時代になってどうでしょうか?」
 
 
 「誰でも、検索すれば情報に近づくことができます。」

 「それなのに、情報格差ができる原因はなんでしょうか?」
 

 「“情報格差”の原因は、“希望の格差”です。」
 
 
 「希望のある人は検索して、なんとしても必要な情報を見つけ出します。
  希望のない人は検索すらしません。」
 
 
 
 「この“希望の格差”が“情報格差”を生み、“情報格差”が“収入格
  差”を生むことになります。」
 
 
 ……………………………………………….

 
 これと似たような話しを、
 爆笑問題の太田光さんが、以前テレビのゲストで出ていたときにしてい
 ました。
 
 現在、爆笑問題の事務所で働いている方、元・お笑い芸人が不治の病に
 かかった時の話しです。
 
 名前がわからないのでAさんとさせていただきます。
 そのAさんの告白です。
 
 
 Aさんは、昔ボキャブラで駆け出しの頃の爆笑問題なんかと一緒に若手
 のお笑いとして出演していて、当時の仲間たちとその後も交流があった
 そうです。
 
 ところが、ある時から飲み会などでAさんの姿が見えなくなってしまっ
 たのです。
 
 心配した太田光さんが訪ねたところ、Aさんから衝撃の告白が。
 
 「体調が悪くて、お医者さんに診てもらったところ、肝臓の(なんとか
  という)病気で、あと半年の命…。」
 
 
 Aさんは、30代にして、半年の余命を宣告され、毎日悲嘆にくれた生
 活をしていたそうです。

 その話しを聴いた太田光さんの最初にした行動はなんだったでしょうか?
 
 
 
 家に帰って、
 パソコンを立上げ、
 ヤフーで検索。
 
 
 検索のキーワードは、「肝臓の(なんとかという)病気 治療法」
 ↑※テレビでは実際の病名を言っていましたが、覚えていません。
 
 
 そして、またAさんのところへ引き返して言った言葉。
 
 
 「半年後におまえが死ぬのは、肝臓の病気で死ぬのではなくて、バカだ
  から死ぬんだ。」
 
 「ヤフーで検索したら、1行目に治療法がちゃんと書いてあった! 
  アメリカで肝臓移植したら、助かるんだ!」
 
 「それを、医者の話しを鵜呑みにして、嘆いているだけで無駄死にする
  のは、バカだから死ぬ!」
 
 
 まさに、
 希望のある人間は検索する。
 希望のない人間は検索すらしない。
 
 答えを手繰り寄せようと思った人にだけ、答えは出てくる。
 夢と希望を自分の手で手繰り寄せようと思った人にだけ、夢と希望は近
 づいてくる。
 
 
 このAさんは、現在、爆笑問題の事務所で裏方として働いてられます。
 彼が当時を振返りながら楽しそうに話されているのを、太田光さんが照
 れくさそうに聴いていたのが印象的でした。』

このように、情報の格差社会になるということです。

知っていると、知らないでは、天と地ほどの差になってしまう時代になってしまいました。

どんな時でも、希望を捨ててはいけないのですね。

by kakizaki


 

2010年12月08日更新

『努力は人を裏切らない』

日本電産㈱社長  永守重信氏

12月1日の「報道ステーション」で、司会の古館氏からインタビューを受けるのを、偶然見ました。

私は、初めてこの社長のことを知ることができました。

いやーーーーすごい人ですね。

一例を挙げると

デジタルカメラや光ディスク装置用のモーターなどを製造している三協精機が平成14年間から3年連続の大 幅赤字で倒産寸前の状況だったのを、日本電産が資本参加し、 永守社長が経営指導をすることで、最初の一年目から黒字に転換さ せました。

しかも、この間に、一人もリストラしていません。

すなわち、同 じ人々が同じ設備で同じ製品を作り、景気の波もそれほど変わっていないのに、平成16年の純損益ベースの赤字額が287億円だったのが、17年には150億円の黒字になったのです。

永守社長率いる日本電産グループはこのような人を切らない企業買収や合併を23件も成功させてきています。

この社長が、28歳で会社を起業する時、母親から、 『人の2倍働くんだったらいいんじゃない』と言われたそうです。

『人と同じ仕事量で成功しようとしても、無理だろうけど、人の倍働けば何とかなるんじゃない。』

それ以来、彼は、忠実に実行しているそうです。

言われたことを、やり続けるということは、簡単ではありません。

すごい。

昨日のインタビューの中で、心に残った言葉が、

『人は人を裏切るかもしれない。国家も国民を裏切ることがあるかもしれない。ただ、努力は人を裏切らない

さすがですね。

この言葉は、私の心にビンビン響きましたね。

まさに、その通りと拍手喝采でした。

その時、大学受験の息子が、丁度休憩して、

『必ずそうとは限らないんじゃない』とボソッと

いや、確かに目先のことだけを見れば、結果がでないこともあります。

しかし、長い人生の中で考えれば、永守社長の言葉は、間違いなく当てはまります。

この言葉は、彼の人生からでた言葉そのものだと思います。

私は、息子に言いました。

『仮に、自分が進みたい大学に進学できなくても、何も悲観する必要はない。

大学は、将来自分が何をするかの為の準備であって、目的ではない。

大切なのは、自分は将来なにをして、社会に貢献しながら生きて行くかだ。

それが、なんなのかを見つけることが大切だ。』

実は、この番組の前に、NHK歴史秘話ヒストリア『絶対に裏切らない男!高山右近』を見ていました。

彼はまた彼ですごい人生を生きました。

昨日は、裏切りという言葉を考えさせられる日でした。

by kakizaki

2010年12月02日更新

人生に起こる『公式』

 前に私のブログでも紹介しましたが、私は、この公式は、非常に気に入っているので、事あるごとに話をします。

その公式は、京セラの稲盛和夫名誉会長の言葉からでたものです。

 

その公式とは、

 人生に起こる結果=能力×熱意×考え方

 但し  能力   0~10    
      熱意   0~10    
      考え方 -10~10
ここでよく、見て頂きたいのですが、考え方だけには、マイナスがあるのです。しかも-10もあるのです。

  最高得点は  10×10×10=1000
  最低得点は  10×10×(-10)=-1000
 
 即ち最低は、0ではなくて、-1000点ということになるのです。

 この公式は一体なにを言いたいのでしょうか。

 一見仕事というのは能力で全てが決まると思いがちだがそうではない。

熱意があるから頑張れる。

熱意が一番大事かというと、それも違う。

どんなに能力があって熱意があっても、考え方というリーダーがダメなら成功しない。

人間でも企業でも考え方が全ての行動をコントロールしているのです。

能力や熱意も考え方が左右しているのです。

思想が正しければプラスの結果になるし、マイナスならマイナスの結果になるのです。

噛み砕いていえば、自動車にたとえるとわかりやすいかもしれません。

能力はエンジン、熱意はアクセル、そして考え方がハンドル(ステアリング)と考えればいい。

たとえ、スーパーカー並みのエンジンを持った車に乗って突っ走っても、ハンドルが違う方向を向いていたらいつまで経っても目的地には着かない。

それどころか猛スピードで走れば走る程、どんどん目的地から遠く離れていくことのなります。

まるで、懸命にやればやるほど赤字を出してしまう経営者を連想させます。

それほど、考え方というのはが大事だということです。

私は、常常この公式を念頭に置きながら仕事をしています。

今やっていることは、本当に正しいのだろうか?

これからやろうしている事は、間違っていないのだろうか?

常に、私が出す答えが正しいとは限りません。

もしそのときは、勇気を持ってき軌道修正すればいいじゃないか。

この考え方は、仕事だけでなく、その人の、人生そのものにもあてはまると思います。

皆さんの人生感に役立てば良いのですが・・・

実は、稲盛会長は、もちろん多くのメッセージを、私たちに発信しています。

下記のアドレスにアクセスしてみてください。

人生の多くのヒントが・・・

http://matome.naver.jp/odai/2126336670643283101

by kakizaki

2010年11月10日更新