スタッフ柿崎社長ブログ

庄内地方の活断層講習会に参加

7月19日に建築士会酒田支部主催の研修会に参加してしてきました。

『今後、活断層とどの様に向き合うべきか』というテーマで、鶴岡工業高等専門学校の澤祥(ヒロシ)先生が講義してくださいました。

庄内平野東縁断層帯は、山形県庄内地方の庄内平野と出羽丘陵の境界部に分布する活断層帯です。
庄内平野東縁断層帯は、山形県飽海(あくみ)郡遊佐(ゆざ)町から酒田市東部、東田川郡庄内町を経て鶴岡市に至る断層帯です。

長さは約38kmで、ほぼ南北方向に延びており、断層の東側が西側に対して相対的に隆起する逆断層です。

庄内平野東縁断層帯は、過去の活動時期の違いから、庄内平野東縁断層帯北部と庄内平野東縁断層帯南部に区分されます。
 

庄内平野東縁断層帯北部は、飽海郡遊佐町から酒田市東部を経て東田川郡庄内町に至る断層帯です。

長さは約24kmで、ほぼ南北方向に延びており、断層の東側が西側に対して相対的に隆起する逆断層です。

庄内平野東縁断層帯南部は、酒田市東部から東田川郡庄内町を経て鶴岡市に至る断層帯です。

長さは約17kmで、ほぼ南北方向に延びており、断層の東側が西側に対して相対的に隆起する逆断層です。

活断層の種類は、下の図のような種類がありますが、日本で起こるほとんどが逆断層です。

逆断層とは、両側から圧縮されて起こる現象です。

庄内平野は活断層が起こるところが危険という訳ではありません。

庄内平野そのものが柔らかい地盤ですので、庄内地方全体が地震の際は大きく揺れます。

私が住んでいる富士見町は、特に地盤が悪く、地下約100mくらいは、柔らかいそうです。

「何故あの土地の価格があんなに高いのか理解できない・・・・」

(エエエエエエエエ・・・・・・・どうしよう・・・トホホ・・・)

確かに、冬、除雪車が朝通ると、震動で目が覚めます。

まるで地震のように感じることもあります。

庄内平野東縁断層帯で地震が起こる可能性は、30年確率0~6%です。

この確率が、高いか低いか?

阪神淡路大震災直前の震源断層の30年確率は0.02~8%でした。

ということは、結構高いことを意味します。

日本の約2000の活断層の内14番目の順位です。

我が国の主な活断層の中では高いグループに位置します。

これは、いつ地震が起こってもおかしくない事を意味します。

庄内地方は天災が少なくてとてもいいところだ!なんてウソだそうです。

実は、非常に危険な地域なんです。

さて、どうしたもんでしょうか?

やはり防災意識を高めるしかありませんね。

建物倒壊への対応、津波、火災、ライフラインの切断、防寒、食糧・・・・

ちょっと本気で防災グッツを買おうーーーーーと。

特に富士見町の住民は・・・必要ですよーーーーー!!!

非常に勉強になった一日でした。

トホホ・・・

by kakizaki

2012年07月20日更新

照明器具は日進月歩の発展です!

7月10日にパナソニックさんが新商品内覧会『NEW BOX 2012』を仙台会場で開催したので社員全員で行ってきました。

ほんの数年前までシリカ電球型照明は、消費電力が大きいので、蛍光灯に変えようという業界の動きが中心でした。

そしてLED照明は、漸く商品開発され、片隅でコーナー的にやっている程度でした。

それが、なんと今やLED照明がほとんどで、蛍光灯はカタログでしか見れません。

東日本大震災の影響もあるのでしょうが、とにかく、省エネルギーで、寿命の長いLED照明が当分の間、主役であることは、間違いないようです。

その中で、面白い照明が新商品としてでていました。

それは、『シンクロ調色LED照明』です。

これは、一つのLED照明で、電球色と蛍光灯色を楽しめるという商品です。

LED照明ならではの、商品開発です。

照明の色によって、人が受ける印象はかなり違います。

上の写真のように、一つの照明で色々なシチュエーションに合わせて照明を楽しめると、生活が豊かになりますよね。

これは、なかなか面白い商品でした。

上の写真の状況は、日常の生活でよくあることです。

ダイニングテーブルには、最高ですね。

もう一つ、面白い商品がでていました。

それは、クリア電球タイプのLED電球です。

これは、まさに従来型の裸電球のイメージです。

これもいいですね。

実は、私は、ある解体現場でかわいい照明器具を見つけ、どこかの現場で使いたいと思っていましたが、白熱灯の電球が廃盤になるので、どうしようかと悩んでいました。

この電球が使えれば解決ですね。

なんか、昭和の時代を思い出す商品です。

ちなみに、今までは、

曇りガラス型の電球しかありませんでした。

パナソニックさんて、本当に面白い商品を開発してくれます。

ところで、有機EL照明も二年ほど前から出始めていますが、まだまだ一般的ではないようです。

しかしLED照明の前例もあるので、どんどん商品開発されていくのでしょう。

照明器具は、本当に、日進月歩で変化しているので、今後も楽しみです。

by kakizaki

2012年07月11日更新

ついになるか「オール電化割引」廃止!

ついに経済省専門委員会が東京電力にオール電化割引の廃止を要請したようです。

前から、この料金体系がおかしい事は、指摘されていましたが、電力会社は、なんといっても力があるので、強引に進めてきましたが、ついにその時が来た ようです。

当分の間、今までのお客様には、従来料金体系を維持するようですが、今後どのようになっていくんでしょうね。

今回の件は、東京電力だけに要請しているようですが、経済省専門委員会は他の電力会社にたいしてはどうするのでしょう?

今回の決定により、、夏の日中の電力ピークを緩和することができればいいのですが・・・・

ところが、深夜電力が格安だと夜の電気使用量が増え全体的に電力消費量が増えたりしたら、原発再稼働の格好の理由にされたりして・・・

電力会社は、とにかく、原発再稼働ありきで考えていますから今後の動向を注視していかなければいけません。

今回の「オール電化割引」廃止がオール電化住宅の見直しにつながってもらえればと思っています。

by kakizaki

2012年07月06日更新

スマートハウスって本当にスマート(賢い)?

7月3日に、パナソニックさんの『スマートハウス&HEMS研修会』に参加してきました。

スマートハウスについての講習会は初めてでしたの、どのようなものか非常に興味がありました。

スマートハウスとは、

『住宅用太陽光発電や電気自動車の大量普及をにらみ、家庭内のエネルギー機器、自動車、家電機器、住設機器を相互に連携させることで、より効率的なエネルギー利用と機器連携を通した新たな価値を提供することのできる住宅を指す。』

分かったようなわからないような説明です。が、新しいエネルギーを取り入れながら、住宅内のエネルギーの使用を効率良くした住宅ということのようです。

パナソニックの考える「スマートハウス」の

第一の提案は徹底的な「省エネ」。

外気を活用したハイブリッド換気システムや、外光を検知して明るさを制御する照明システムなど自然の恵みを取り込んだ省エネに加え、LED照明、エコナビ搭載のエアコンや冷蔵庫などの高効率家電、大気熱を利用してお湯を沸かすエコキュートなどの設備による省エネを実施します。

第二の提案は「創エネ」。

世界最高水準の発電効率を実現した太陽光発電システム、エネルギーを効率的につくる燃料電池で必要なエネルギーを生み出します。

第三の提案は「蓄エネ」。

創エネで余った電気を蓄え、必要なときに取り出して使う家庭用蓄電池の他、家庭用充電スタンドをつないで電気自動車に蓄電するシステムも将来構想として考えています。

なんていう住宅を目指すそうです。

すごいです。

もう機械だらけの住宅です。

一台一台いくらするんでしょうね?

んーーーーーん。複雑過ぎます。

私は、もっと単純に、家づくりを考えています。

その地方の気候を考慮しながら、冬は出来るだけ太陽の光を取り入れ、いくらかでも、暖房エネルギーを少なくし、夏は、可能な限り、風通しを良くし、エアコンに頼らない。

しかも、メンテナンスがそれ程面倒でなく。

年がら年中同じ温度と湿度なんて考えていません。

多少の暑さ寒さは、我慢、我慢。

そのためには、まずは、建物自体を性能良くしなければなりません。

機械的な部分はその後です。

今の住宅の省エネ性能が十分かというと、まだまだと言わざるを得ません。

まずは、ここが最重要です。

ただ、上記のような建物を全く否定している訳ではありません。

太陽光発電などの取り入れていける技術はたくさんあるでしょう。

将来は、スマートハウスとパッシブデザインハウスが融合していくのかもしれませんね。

メーカーさんで提案されているシステムが今の段階でスマート(賢い)かと問われると、チョットどーかな?

と疑問に思います。

by kakizaki

2012年07月05日更新

何故夏に電力使用のピークが来るのか?

巷では、節電節電と大騒ぎをしています。

冬の間は、それ程問題なかった電力需要が何故これほど騒がれているのでしょうか?

それは、もちろん冬より、夏に電力を多く使うからですよね。

じゃー何故夏なの?

それは冷房するからです。

冬だって同じように暖房しているのに何故夏だけ問題になるの?

実は、暖房の方法は沢山選択肢ありますが、冷房は、電気の一種類しかないからです。

暖房の方法は、

灯油

ガス

電気

薪(木材)

などあります。

しかし、冷房は電気でしかできません。

すなわち一極集中してしまうのです。

それじゃー、電力会社さんが進めてきたオール電化住宅に全国の建物になったらどうなるのでしょうか?

電力ピークは冬に来ます。

冬の節電運動が必要になるでしょう。

年がら年中節電です。

じゃーどうしたらいいでしょうか?

答えはすごく単純で、

消費エネルギーの少ない住宅。

電気の消費量の少ない住宅。

ということになります。

しかし、これを実現するのは、そう簡単ではありません。

私は、できるだけ、自然のエネルギーを利用した電気も含め消費エネルギーの少ない住宅を目指していきたいと思っています。

その一つの答えが、新住協で薦めているQ1X住宅です。

新住協で研究している住宅は、ほぼ無暖房住宅で、夏でも冷房期間を出来るだけ少なくする家づくりです。

コストの問題も含め今研究中です。

家づくりも世の中に合わせ、どんどん変わっていかなければなりません。

by kakizaki

2012年07月03日更新

住宅は燃費で選ぶ時代になります!

久しく言われいますが、トヨタのハイブリッドカープリウスの売り上が好調です。

何故これほど好調なのでしょうか?

何といっても燃費でしょうし、環境にも相当関心が高いことの表れだと思います。

車の燃費にこれほど関心があるのに、住宅の燃費に無頓着であるはずがありません。

住宅だって、燃費で選ばれる時代が必ず来ます。

というより、もう始まっていると言っても過言でもないかもしれません。

東京電力の電気料金の値上がりが問題になっています。

ますます、光熱費に対する関心が高くならざるを得ません。

そして光熱費が上がって打撃を受けるのは、低中所得者です。

すなわち、低中所得者ほど燃費のいい住宅が必要だということになります。

そうなると、コストを上げないで、高断熱住宅を造る技術が要求されていることになります。

これは、私たち、技術屋に課せられた大きな課題であります。

しかし、実現していかなければ、生き延びて行けないことも事実でしょう。

本当に難しい大きな課題です。

いつまでたっても、挑戦し続けなければならないもなんですよね。

『住宅を燃費で選ぶ時代』

もう目の前まで来ています。

by kakizaki

2012年07月02日更新

スマートハウス?パッシブデザインハウス?

これから家を建てようという方は、これから住宅がどのように発展していくかを知って頂きたいと思います。

もちろんこれからの住宅は、環境に重点に於いた建物になることは間違いありません。

その環境という大きなテーマの課題に向けて、この業界は、大きく二つに分かれていくと思われます。

①大手住宅メーカーが目指すスマートハウス

②地元に根差した住宅会社のパッシブデザインハウ

スマートハウスとは、エネルギーの使用状況を「見える化」しながら創エネ・蓄エネ・省エネ設備を最適制御することで省エネ・快適を実現するものです。

スマートハウスの最終目的は、電力からの自立です。

そのためには、創エネ設備が不可欠です。

その一番有力なものは、太陽光発電ですが、発電が不規則ですので、蓄電設備も必要になります。

それと同時に、電力の使用量や太陽電池の発電量などをデジタル化・見える化し、ネットワーク繋ぐスマートメーターを設置したり、HEMS「ホーム・エネルギー・マネジメント・システム」を導入したりと、結構設備が大掛かりになります。

※HEMS・・・・太陽電池や蓄電池、エコキュートやIHクッキングヒーターなどの住宅設備、エアコンや冷蔵庫など電力使用が大きい家電を有線・無線・電線などで結び、エネルギーの状況を見える化しながら最適化する機能。

スマートハウスは多くのハウスメーカーが参入しています。

その理由を揚げると

①売りやすい

営業マンが「最先端設備の・・・」「省エネ・節電が自発的に・・・」的なフレーズで特徴やメリットを説明しやすい。

②単価をアップできる

光熱費の削減を切り口にすればスマート化を説明しやすく、設備分だけ単価をアップできる。

③導入が手軽

一棟ごとに複雑な設計をしなくても導入できるため量産に向く

④スケールメリット・企業力を生かせる

基本的に設備費の集合体の為スケールメリットを出せる大手の方が調達に有利。異業種との連携も系列や大手同士で話を薦められるため強みが出る

※最近大手家電量販店のヤマダ電機が住宅業界に参入してマラソンの高橋尚子さんを使ってスマートハウスを盛んに宣伝しています。

これは、まさに、異業種からの参入です。

⑤分譲戦略に使える

スマートハウス→スマートシティの流れは大手の分譲事業に最適です。

単価の下落に歯止めをかけられ、顧客層の引き上げも可能になりなる。

このように、大量生産型の大手ハウスメーカーが取り組みやすい条件が整っています。

それに対してパッシブデザインハウスとは、地域の気候や敷地の魅力・メリットを最大限に生かしながら、太陽などの自然エネルギーを活用することで、快適で省エネ、ナチュラルな暮らし を実現することです。

すなわち、一棟一棟その土地の地域気候に合った躯体性能を採用し、自然エネルギーを生かした設計をしていきます。

これには、一棟一棟設計検討していかなけれいけませんから、とても煩雑な仕事になります。

このような仕事は、地元の設計事務所や工務店がに向いている言えるでしょう。

こういう建物は、それぞれの会社の特徴を生かした住宅を建てることが出来ます。

但し、それぞれの会社のレベルの差、デザイン力の差が出てくることは否めないと思います。

すなわち、これから益々それぞれの住宅会社の個性や技術力が問われることになります。

でも、これって、やりがいに繋がりますよね。

もちろん、弊社は後者に該当します。

頑張ります。

by kakizaki

2012年06月29日更新

表参道散策3

表参道からちょっと離れたところにも面白い建物がいくつかありますので紹介します。

プラタ ブティック 青山

設計 ヘルツォーク&ド・ムーロン

竣工 2003年

何といっても、建物全体が垂直ではなく、斜めに歪んでいる形が特徴です。

独走的な菱形のガラスで、外装が出来ています。

良く見ると、菱形のガラスのところどころは、膨らんでいるのです。

下の写真で分かりますかね。

中は、外部からの構造そのまま360度見えますのでとても明るいです。

まさしく高級ブティックです。

hhstyle.com 原宿店

設計 妹島和世

竣工 2000年

もともとは、下の写真のようにガラスのファザードがとても綺麗な建築です。

しかし、キティーランドの貸店舗として使われていて、見るも無残な装飾になっていました。

キティーランドは現在休業中で7月1日に表参道にオープンする準備を進めていました。

私は、看板デザインは規制をするべきだといつも思っています。

折角、いいデザインの建築を造っても看板で建物が台無しになってしまいます。

とても残念です。

特に、表参道とか、青山とか、このような都市は美しく使ってほしいものです。

hhstyle.com/casa

設計 安藤忠雄

竣工 2005年

ここは、今パンツ専門店になっていました。

内部はスキップフロアーになっています。

内装は、デッキプレートで、外観の形がそのまま内側に出てきていますので、複雑な躯体である事が良く分かります。

お店の人には、申しわけなかったのですが、建物しか目に入りませんでした。

今回の東京出張で表参道界隈を益々好きになってしまいました。

満足満足・・・

by kakizaki

2012年06月19日更新

表参道散策2

今回も表参道散策です。

TOD`S 表参道

設計 伊藤豊雄

竣工 2004年

表参道の欅の木に合わせたデザインです。コンクリートで、木そのものを表現しています。

コンクリート躯体の自由さを上手く利用していますよね。

建物はL字型になっています。

この建物の前に新しい建築を今工事していましたが出来れば何も建ってほしくないですね。

何でこんなこと出来るんでしょうね。

夜になると、こんな風になるそうです。

巨大な欅ですね。

実は、このビルの横に、モリハナエビル(丹下健三氏設計)がありました。

というのも、2010年に解体されてしまいました。

非常に残念です。

そして、今は、こんなビルが建っていました。

テナントのようですが・・・

ONE 表参道

設計 隈研吾

竣工 2003年

ビルの外壁の化粧に木製板を使っています。

とても珍しい組合せですよね。

現代建築の素材の三要素は、

コンクリート  鉄  ガラス

です。

そこであえて木を使う。

こんな使い方も出来るんですね。

私が、表参道が好きな理由が他にもあります。

それは、どこでも休憩できるのです。

上の写真は、女性がクネクネまがったような長椅子に腰掛け、携帯電話で会話しています。

このクネクネ椅子(勝手に命名しました)は、表参道の街道全域にあります。

木陰になってとても気持ちいいです。

私みたいに少々年をとると、このちょっと座れるスペースは非常に有難いのです。

表参道は、われわれ中高年に優しいのです。

by kakizaki

2012年06月18日更新

表参道散策

13、14日に東京に行く機会がありましたので、表参道を散策してきました。

表参道は、私が学生だった30年以上前からファッションの街です。

街並み全体がお洒落でとても大好きな街です。

そのファッションの街に相応しく、有名建築家たちが競うように多くの建物を設計しています。

実は、多くの建物が2000年以降で結構新しいのです。

この街道を歩いているだけで幸せな気分になります。

この欅の並木道がとてもいいんです。

写真の奥は、建築家安藤忠雄(竣工2006年)が設計した表参道ヒルズです。

下の建物は、ディオール 表参道

設計 妹島和世(せじまかずよ)+西澤立衛(にしざわりゅうえ)

竣工2003年

この建物を良くみると、各階の階高がそれぞれ違うように見えます。

各階によって天井高を変えその天井部分にも床があるようにしているそうです。

これは、とても面白い発想ですよね。

階高が違うと不思議な建物のように見えます。

この写真なんてビル全体が炎のようですね。

階層の高さの違いが際立って見えます。

クリスチャン・ディオールのようなファッション界を代表するショップに相応しい建築のように思えます。

日本看護協会

設計 黒川紀章

竣工2004年

ここが、看護協会の入口のクリスタルコーンと呼ばれるところです。

中に入ると円錐形の形が良く分かります。

正面左側には、階段があります。(男性2人が座っている所です。)

登って行くと、コーヒーショップがあり、突き抜ける事が出来ます。

この造りで、我母校、芝浦工業大学の豊洲キャンパスを思い出しました。

建物の真ん中に穴が開いたようなデザインです。

発想が大胆ですよね。

豊洲キャンパス

by kakizaki

2012年06月16日更新