酒田市が、誇る名誉市民の写真家土門拳の作品を展示している『土門拳記念館』が、日本建築家協会の「25年賞」を受賞しました。
この賞は、完成から25~30年経過した建物対象です。
建築物が果たす役割や意義を伝え、現在も美しさを保ち続けている作品を表彰しています。
この建物は、土門拳と交友があった谷口吉郎氏の長男谷口吉生氏が設計をし、中庭の彫刻がイサム・ノグチ氏、 銘板・年譜が亀倉雄策氏、造園設計・オブジェが勅使河原宏氏と、各々の分野で我国を代表する人々の手によって建造されています。
本当に、メンテナンスが行き届いていて27年経った建物とは思えません。
私は、個人的に下の庭がお気に入りです。
地元の人は、殆んど来場したことがあると思いますが、これをきっかけに、再度訪れてはいかがでしょうか。
まだの人は、是非一度。
建物と写真と両方楽しめますよ。
by kakizaki
2010年07月02日更新