本日の山形新聞に非常に良い記事が載っていました。
『竣工図 お手元に』という、記事です。
竣工図とは、工事が終了した際に、工事の変更部分も含めて、完成した建物の構造などを正確に表した図面です。
このような図面があると、リフォームをするときに非常に役立ちます。
図面があると、改装や増築などをする際でもおおよその検討をたてやすくなり、調査も割合簡単にできます。
これから、住宅の長寿命化を考えていく上で、とても大切なことです。
竣工図の作成は、現在は、義務化になっていませんので、作成していない場合が多いようです。
通常住宅を建築する場合、当然設計図を作成します。
その設計図を作成する前に、実際に設計図を作成する建築士が、お施主様に設計契約の重要事項を説明するように、昨年の11月28日に建築士法が改正され、義務付け られました。
主な内容は、作成する図面の種類、工事管理の方法、設計料と支払時期などです。
これから、住宅を建てようと思っている方は、必ず、このような説明があるはずですですから、その際に、竣工図も提出してもらうように設計士に依頼したほうが良いと思います。
もし、このような説明がなければ・・・
義務化になっていますので、必ずやらなければなりません。
そのような住宅会社とは、契約をしないほうが、良いと思います。
弊社の場合は、竣工図面は、PDFにして変換して渡しています。当然紙でも一部作成しています。
また、施工中と竣工写真もCDに複写しています。
施工中の状況が良く分かりますので、次回リフォームする際は、参考になりますし、家の記録にもなります。
by kakizaki
2009年07月16日更新