皆さんが、『さあー、家を建てようと思ったときに、まず何をしますか?』
一般的に多いのは、
①近くの住宅展示場を見学する
②インターネットで、知っている住宅会社の情報を取り寄せる
③住宅雑誌を購入して地元にどんな住宅会社があるかを調べる
④知人(親戚)に住宅会社を紹介してもらう
だいだいこんな感じではないでしょうか。
住宅は、その家族の夢の一つでしょうから、希望もいっぱい膨らみます。
これは、これで非常に大切です。
家を建てる原点は、『あんな家がいいね』『こんなスタイルの家もいいね』という感覚が非常に大切です。
しかし、住宅は、一生で一番高い買い物です。
そんなことは、皆さん重々解っているのに、案外自分達の生活を十分検討しないで、住宅会社と契約している場合があるようです。
その心理の裏には、『きっと、何とかなるだろう』という何ら根拠のない憶測ですすめているケースが多いようです。
最近の不況のせいもあり、支払いができなくなった住宅の競売物件が増えているとテレビで放送していました。
こうなると、最悪のパターンになりかねません。
①住宅の借金は残る
②住む家はなくなる
③住むアパート代は、支払わなければならない
このようにならないために、住宅を検討するとき、自分達の将来の生活の設計をしてくれる方がいます。
それは、ファイナンシャル・プランナー(FP)です。
自分のことは、自分が一番良く知っている思っていても、自分の体と同じように、案外分からないものです。
住宅建設は、一生の生活の中で大きなイベントではありますが、生活の一部でしかありません。
自分の全体生活設計(住宅・保険・教育・娯楽・車代・生活費・・・・・・)をシュミレーションしてもらうことは、非常に参考になります。
住宅を建築される方は、モデルハウスに行く前に、FPのところへ行って、『実際、自分たちは、いくらぐらいの住宅の住むことが可能か』を検討してもらったほうがよいと思います。
但し、『住宅会社のFPには、絶対に相談しないこと』
その住宅会社の建設に有利なシュミレーションがでてきます。
いろいろな住宅会社があるように、いろいろなFPがいます。
そこは、十分気をつけてください。
資金計画は、とても大切です。
家を建てたことによって家庭崩壊に繋がったなどということがないようにしなければなりません。
by kakizaki