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地震保険100%に対するアドバイス!

6月4日に『地震保険100%保証がありました』というブログを書きました。

早速、6月10日に海ボウズさんからコメントを頂きました。

弊社の、ブログを読んで頂いた方全員が、その日のブログのコメント部分まで読む事はないと思いますので、掲載する事にしました。

私は、ご存じのように、保険の専門ではありません。

しかし、コメントの内容から海ボウズさんは、保険のプロと言うことです。

この方のコメント内容も参考にしながら、最終的には、皆さんでご判断下さい。

『はじめまして。

東京海上さん以外では「日本震災パートナーズ」さんでも同じ様な地震保険の上乗せ保険を販売しております。

こちらは火災保険と別に単独でもご加入いただける商品となっております

地震の上乗せ保険で注意していただきたい事は

①火災保険の様に実損を保障するものではない。
②保険料が高い(パートナーズさんで国の地震保険の3倍)東京海上さんのパンフを拝見する限り…
特徴1で火災保険の説明において損害の実損を保障します!事故の際のお客様の負担は一切ありません!と大きく謳ってます。

特徴2でも特徴1と同じ様に100%保障が大きく出てますが、注意してください…「最大100%」ですので。

もちろん津波で完全に流出した場合はパンフのとおり100%の支払いになります。

しかしながら、あれだけテレビ等で報道されてる津波ですが、地震保険における事故報告からみれば極一部である…と言うのが事実なのです。

ほとんどが地震そのものの半壊や一部損なのです。
非難する訳ではありませんが非常に誤解を生みやすい作りのパンフだと感じます。

知ってる人は知ってるかと思いますが今回の震災において全損、半損等の認定は非常に厳しいものです。

上乗せは国の地震保険で支払った額と同じ金額を上乗せでお支払いする…でも保険料は3倍ですよ。

例えば酒田市内で130㎡の木造住宅であれば、再取得の評価を2000万円、地震保険が半分の1000万円とすると火災保険の保障のにもよりますが月の保険料が3000円に地震保険料が1000円で合計4000円さらに1000万円の上乗せ地震保険をかけると合計7000円になってしまします。

住宅ローンをかかえる小生としては厳しいかな…ここまで書くと上乗せ、さらには地震保険そのものが意味が薄く感じられますが決してそんな事はありません。
地震保険は津波だけではないですから。地震を起因とする火災も地震保険から支払いになります。

つまるところどうすりゃいいの?って話になりますが保険のプロとしての私見として…
もし地震の上乗せに加入できる余力があるのであれば、家財保険と家財の地震保険に加入した方が断然、費用対効果が高くなります。

今回の震災において建物地震の査定は激辛だったそうですが、家財地震の査定は激甘だったそうです。(直接査定した人から聞いたので間違いない情報です)

なんだかんだ言っても利益を追求してない国の地震保険は最強です。
これからコスモホームで建てようとしてるみな様にはより良い保険に加入できることを願っております。長文失礼しました。

コメント by 海ボウズ 2011 年 6 月 10 日 10:13 AM』

海ボウズさん、本当に貴重なご意見ありがとうございました。

保険の支払いなどは、実際にその災害に遭わないと分らない部分が多いのですが、海ボウズさんからは、今回に震災の状況を踏まえてのアドバイスまで頂いております。

家財保険という裏ワザがある事までは、知りませんでした。

いずれにしろ、最終的に決めるのは、皆さんです。

いざ、という時に味方になってくれる、保険に多くの方が加入されることをお薦めします。

by kakizaki

2011年06月23日更新

換気扇から異常音が・・・

先日、あるお客様から二階のトイレの換気扇の音がうるさくなってきたという連絡を頂きました。

天井埋め込み換気扇のカバーを開けてみると、下の右側の写真のようになっていました。

(実際の写真を撮って来るのを忘れてしまいました。)

そのトイレの換気扇は、24時間換気扇として使っていますので、約3年半ぐらいで、上の写真のようになったようです。

そこで、箒とごみ箱を使い下の写真のようにして、掃除をしてきました。

(再現写真です)

その当時は、三菱電機の換気扇を採用していました。

換気扇の羽にこびりついた汚れを、埃まみれなりながら取るしかありません。

これで、音は、静かになりました。

しかーし

弊社は、パナソニックの換気扇に変えました。

その最大の理由は

『羽を取り外しできるのです。』

これってすごいでしょ!

それでは、実際にやってみましょう

カバーを外します。

羽受けカバーを外します(カメラマンの映し方が悪くて何をやっているかわかりません)

最後に、羽を外します

取り外した部品全部です。

真ん中にあるのが羽です。

このように、外せれば掃除は簡単です。

これが、パナソニックの天井換気扇のすごさです。

ここまで、宣伝していいのか?

換気扇は、最低年一回は掃除してください。

羽を外せなくて埃まみれになる方、申し訳ありません。

機器類も少しづつ進化するもので・・・

by kakizaki

2011年06月19日更新

東村山の夢職人さんを訪問

東むらや~ま

と,ついつい歌いたくなる地名です。

ご存じ、ドリフターズの志村けんさんの出身地だそうです。

右が夢職人さんの社長の渡辺篤さんです。

エ?、どこかで聞いたことがあるような名前で・・・?

左が、HP担当の渡辺典子さんです。

渡辺さんが書くブログは、ブログ村でいつも、ベスト5に入る程の人気の高いブログです。

実は、このお二人、ご夫婦でも何でもなく渡辺典子さんは、夢職人さんのお客様だったそうです。

このことからも、夢職人さんとお客様との関係性がうまくいっていることが伺えます。

『この工務店から建ててほしい』

から

『この工務店で仕事したい』

これはまさしく、企業に裏表がない証拠の表れですネ。

夢職人さんは、 『気持ちのいい家』がキーワードで、無垢の木や自然素材にこだわっています。

家具なども手がけ、職人技がふんだんに発揮されている住宅が特徴です。

同業社にもかかわらず、私に色々なことを正直にお話し下さいました。

実は、夢職人さんの先代の社長さんの薦めで、私は、ブログを始めました。

もう4,5年くらい前ですかね。

今でこそ、住宅会社がHPやブログをもっているのは当たり前ですが、当時は、驚きでした。

しかし、やり始めて本当によかったと思っています。

お互いに、地域密着型の住宅会社です。

大手にはない、特徴ある家づくりをしていることを、これからももっともっと情報発信していきたいと思っています。

非常に刺激を受けた一日でした。

最後に事務所を撮らせて頂きました。

本当にありがとうございました。

by kakizaki

2011年06月18日更新

夏の電力不足なぜ起きる?

 今年の夏は、電力不足になるとしきりにテレビなどで報道しています。

そんなに冷房にエネルギーを使っているのでしょうか?

下のグラフは、一世帯当たりのエネルギー消費量の内訳です。

住宅で考えると、年間でわずか2.1%に過ぎません。

しかし、これが大騒ぎになっているのです。

これは、一体なぜでしょうか?

下のグラフは、一年で最大に電力を使用した日の一日の比較です。

昨年のデータがないのですが、多分それが最高だと思われます。

これを見ても、7月24日~8月29日の夏に最大使用日になっています。

一年間の電気の使用量の推移を見ても、夏にピークがある事が解ります。

年間の全体の冷房に使用するエネルギーは、それほど多くないのに、夏に電力消費のピークがあります。

これは、不思議ですよね。

しかし、これは、当然なのです。

それは、 『冷房は電気でしか作れないからです』

暖房は、いくつかの選択肢があります。

石油、ガス、電気・・・

しかし冷房だけは、そうはいきません。

電気に頼るしかないないのです。

そのため、夏の暑い時に電気の使用量かいっきに上がります。

これが夏の電気の怖さです。

最近は、原発問題あるためか、オール電化住宅の宣伝を見る事がありません。

仮に、電力会社の言う通りにみんながオール電化住宅にしたら、とんでもないことが起こることが想像できます。

それも、ピークは、夏ではなく、冬にきます。

何故ならば、暖房の消費エネルギーは、冷房の11.5倍の24.3%もあるのです。

原子力発電所を何基つくれば、まかなえるのしょうか?

私は、考えたくもありません。

電気は、大変貴重なエネルギーです。

電気でなければ出来ないものは、電気でやるしかないのです。

しかし、電気なくてもいいものを、発電所を効率よく稼働するためといって、価格を異常に下げてまで消費する必要があるのでしょうか。

電気は電気の良さがあり、石油は石油の良さ、ガスはガスの良さがあります。

私は、それぞれの良さを最大限生かす工夫をするのが、これからのエネルギー政策に欠かせないと思います。

今すぐに、脱原発も非現実的だと思います。

だからこそ、それぞれが持つエネルギーの良さを見極めていかなければならないのです。

といいつつも、いずれは、オール電化になると思っています。

しかし、大前提があります。

エネルギー全てが、再生可能エネルギーに代わる事が条件です。

私は、そのような社会に進んで行かなければならないと確信しています。

by kakizaki

2011年06月14日更新

地震保険でも100%保証がありました!

4月27日に、 『地震保険の必要性を再認識しよう!』というブログを書きました。

そこでも、説明しましたが、地震保険は、最高でも、50%しか補償されません。

これは、どこの保険屋さんも一緒だと思っていました。

ところが、東京海上日動さんに、超保険というものがあって、地震保険に加えて「地震危険等上乗せ担保特約」をプラスすることで、最大100%保証できるということです。

100%保証が出来るのは、恐らく、東京海上日動さんしかないと思います。

私は、以前から地震保険が最大50%までしか保証されないのは、困ったものだと思っていました。

地震は、ひとたび起きると災害が甚大ですので、保険会社としても大変大きなリスクになるのでしょう。

しかし、補償という意味に於いては、不十分だと思います。

そういう意味に於いて、これは、ずいぶん思い切った保険と言えると思います。

東日本大震災によって、地震保険に加入する人が、増えているそうです。

それはそれで、大変結構なのですが、どうせ加入するのであれば、自分たちの生活が再建できるような保険に加入しておくべきではないでしょうか。

火災保険は、通常融資期間を一括で掛けますので、途中で保険会社を変更するのは、やっかいです。

ですから、最初にどこの保険屋さんを選ぶかが重要になっています。

今後は、保険会社選びも、家づくりにとって重要な要素になってきました。

保険なんてどこも一緒だと思っていましたが、違うんですね。

by  kakizaki

2011年06月04日更新

日本が変わり始めている・・・

日本が変わり始めている・・・

と少しづつ感じています。

もちろん、東日本大震災後の日本がです。

ついに、菅首相が、25日パリで開かれた経済協力開発機構(OECD)設立50周年式典で

日本の電力全体に占める自然エネルギーの発電比率(現在約9%)について「2020年代のできるだけ早い時期に20%とするよう大胆な技術革新に取り組む」

と表明しました。

これは、とても大きな意義があります。

脱原発までは、言及しませんでしたので、この辺は注視していきたいと思います。

折しも、ソフトバンクの社長は、私財を投じて、自然エネルギー財団を設立しました。

いよいよ日本が変わろうとしています。

今まさに、その転換期が来ています。

これからの子供たちに、未来ある日本を引き継ぐことが出来るかは、ここ一、二年にかかっているような気がいたします。

それは、なんといっても、エネルギー政策です。

私は、日本は、いち早く脱原発路線を謳ってほしいと願っています。

今すぐには、もちろんできません。

しかし、脱原発路線に道筋をつけることが、大切です。

その路線が決まれば、国民一人一人が、努力すれば、何らかの道が必ず拓けると信じています。

私は、建築を通じて、この問題に取り組んでいきたいと思っています。

ライフワークである、エネルギーを出来るだけ消費しない家づくりの研究をより一層進めていきたいと思っています。

そして最終的には、生活上の二酸化炭素発生がゼロもしくは、マイナスの家づくりです。

私が目指しているのは、高級な住宅ではなく、一般の住宅の話です。

24日の私のブログでも書きましたが、そう遠くない将来、住宅は、このレベルまで技術が進むのではないかと期待しています。

約30年前の大学のころ、未来型住宅の屋根に、ソーラーパネルが普通にのっていました。

それが、現実のものに、なりつつあります。

時代は本当に変わりつつあります。

もし、この大震災をきっかけに日本が大きく変わることできれば、世界の見本になるのではないでしょうか。

日本が、第二次世界大戦後、奇跡的な復興を遂げたように、日本人には、潜在能力は十分あると信じて疑いません。

そして、子供たちに、将来ある日本を示すことができます。

私は、日本は、ここ一・二年が本当に勝負の時だと思いますが、みなさんは、どう感じますか?

by kakizaki

2011年05月26日更新

ついに無暖房住宅の研究に着手

今月19・20・21日と京都で新木造住宅研究協議会の総会があり参加してきました。

ついにと言うか、やはりと言うか、住宅の断熱性能は、無暖房レベルの研究へと進んできました。

新住協では、 『Q1X住宅』という表現をしています。

Q1Xは、4つのグレードになっています。

ここ酒田・鶴岡にあてはめると、

グレード1   次世代省エネ基準(国に基準)の1/3の暖房エネルギー

グレード2   次世代省エネ基準(国に基準)の1/4の暖房エネルギー

グレード3   次世代省エネ基準(国に基準)の1/6の暖房エネルギー

グレード4   次世代省エネ基準(国に基準)の1/10の暖房エネルギー

仮に36坪の大きさで計算してみると、年間の灯油の消費量は、

次世代省エネ基準         1,232リットル

グレード1             411リットル(1/3)

グレード2             308リットル(1/4)

グレード3             205リットル(1/6)

グレード4             123リットル(1/10)    

一軒の家で年間の灯油の消費量が123リットルとは、ほとんど無暖房住宅と言えるのではないでしょうか。

暖房設備が不要になりますので、ちょっと寒いときは、取り付けてあるエアコンで暖房するだけで十分。

もしくは、厚いセーターを重ね着するだけでOK。

こんな住宅に一般の方が住む時代が、すぐ目の前まで来ています。

実は、このような住宅は、冬より夏対策が重要です。

冬は、少し暖房すれば良いのですが、夏は、いかに直射日光が室内に入り込まないようにするための、きちんとした対策が重要です。

やみくもに断熱性能だけをあげて、夏対策をしないと、とんでもない住宅になって暑くて住めたものでは、ありません。

このクラスの住宅になると、 『環境デザイン』という考え方が、大切になります。

ただ形がカッコイイという理由だけでは、家を設計できなくなります。

住環境を配慮しながらデザイン性を上げていく努力が重要になっていきます。

さらに、新住協では、Q1X住宅にソーラーパネルを併設し、CO2発生がマイナスの住宅にしていくことも、視野にいれています。

確か、21日(日)のニュースで、菅首相が、2020年までに、ソーラーシステムの価格を現在の1/3、2030年まで1/6にしたいと述べていました。

仮に価格が1/3になってくれると私の計算では、約6年で、設備投資がペイ出来ます。

こうなってくると、ソーラーシステムを設置する事が、がぜん現実味を帯びます。

自宅で消費するエネルギー(照明・調理などの家電、暖房、冷房など)は、自前でまかなえる住宅、すなわち私が最終的に目指したいカーボンニュートラルハウス(実質二酸化炭素を排出しない住宅)が本当に可能になってきます。

夢が夢でなくなってきたかも・・・

by kakizaki

2011年05月24日更新

小名浜復興計画に賛同

新建ハウジングの5月10日号に新住協仲間の豊田善幸さん(豊田設計事務所代表)(福島県いわき市)が提案する

『小名浜復興計画』

が掲載されていました。

「あたらしい小名浜をつくるための三策」ということで、三つのポイントを上げています。

①持続可能なエネルギー政策の立案

②環境負荷の小さな暮らしの提案、普及

③いわきらしい街並みの保存と再生

内容については、リンクされている計画書を見て頂きたいと思います。

基本的に、私は、豊田さんの考え方に賛成です。

持続可能なエネルギーの代表は太陽です。

その太陽の使い方は、建物南側の開口部から直接日差しを取り込むダイレクトゲイン、あるいは集熱パネルでお湯をつくる太陽熱温水器です。

太陽が出ないときのエネルギーを薪やペレットなどの木質燃料に求めています。

そして、いわきらしさ街並みのデザインを再生していきたい。

大きく要約するとこんな計画のようです。

福島第一原子力発電所の問題で日本のエネルギー政策の見直しをせまられています。

今後どのような展開になるか、まだはっきりしませんが、多くの国民は、根本的な大転換を望んでいるように感じます。

出来るか出来ないかではなく、やらなければならない事だと思います。

豊田さんの提案は、何もいわき市に限ったことではありません。

そのまま、全国の街に言えることではないでしょうか。

3年前に、友人に会いに九州の大分に行って来ました。

私は、街並みを見て驚きました。

ここは、酒田か?

と思えるくらい街並みが同じです。

特に、大通りの看板は見慣れたものばかりです。

これでは、どこを観光しても同じです。

その街らしさが見える街づくりが必要だと思います。

そういう意味で、小名浜は、新しい小名浜らしい街づくりをする絶好のチャンスです。

この機会を逃したら、もう二度とありません。

豊田さんの今後の活躍を期待したい思います。

by kakizaki

2011年05月11日更新

地震保険の必要性を再認識しよう!

2009年9月4日のブログで地震保険への加入を呼びかけました。

加入率は、2009年度末で、全国で23%、山形県はもっと低く12.41%で、まだまだ低いのが実態です。

東日本大震災を機に是非とも、地震保険の必要性を再認識し、加入することをお勧めします。

(私は、決して保険屋の回し者ではありません。)

ここで地震保険について復習してみたいと思います。

地震保険とは、地震を原因とする火災・損壊・埋没・流失による建物や家財を補償する保険です。

火災保険とあわせて契約する必要があり、地震保険の単独契約はできません。

既存住宅でも、火災保険に契約していれば、追加で地震保険の契約ができます。

ですから、現在掛けている火災保険屋さんに問合せ下さい。

地震保険の主な補償対象は、

①地震による倒壊・破損

②地震によって生じた火災による焼損

③地震によって河川の堤防やダムが決壊し、洪水となったために生じた流失・埋没

④津波によって生じた流失・倒壊

⑤噴火に伴う溶岩流、噴石、火山灰や爆発によって生じた倒壊・埋没

⑥地震や噴火の結果生じた土砂災害による流失・埋没

などです。

住宅に掛けられる保険金額は、火災保険金額の30~50%の範囲でのみ設定する必要があり、限度額が5000万円、家財が1000万円までとされています。

たとえば、住宅新築時に火災保険の保険額2500万円で契約した場合、地震保険の保険額は1250万円まで設定できます。(このように、半分までしか掛けられませんので、注意が必要です。地震保険に加入しても、安心とまでは、言えませんね。)

保険金の支払いは、損害の程度によって下記のようになります。

  建物・家財
全損 ご契約金額の100% (時価が限度)
半損 ご契約金額の50% (時価の50%が限度)
一部損 ご契約金額の5% (時価の5%が限度

 

保険料は、地域によって違います。

ここ山形県は、契約金額100万円あたり保険料は、1000円です。(東京の保険料は、高く3130円です。)

仮に2000万円の住宅であれば、山形県であれば、年間2万円です。

是非、この機会に・・・

この震災の機会を逃したら多分ずーーーーーと加入しませんね。

まずは問い合わせよ!

だいたい火災保険を掛けているかどうかも知らなかったりして・・・(融資を受けている方は、必ず掛けています。)

by kakizaki

2011年04月27日更新

庄内地震に備えよう!

今回の東日本大震災で、ここ庄内地方は、それほど大きな被害はありませんでした。

しかし、この地震を機に、私たちに起こりうるであろう将来の災害対策を今から準備しておく必要があります。

とりあえず、ここ庄内地方にまつわる地震について調べてみました。

850年 出羽地震- M 7.0、死者多数。

1706年1月19日 規模不明 湯殿山付近のきわめて局地的な小被害。家屋の破損や地割れがあった。

1780年7月20日 規模不明 土蔵倒れかかって小屋一軒潰れ、死者2名、亀ヶ崎城内で被害。余目・金浦でも小被害。

1804年7月10日  象潟地震- M 7.1、死者500~550人。象潟で2mの地盤隆起と3~4mの津波。

 1833年12月7日 出羽・越後・佐渡地震-M 7.4、死者40~130人。東北・北陸の日本海沿岸に津波。 1964年新潟地震の津波よりも規模が大きい。

1894年10月22日庄内地震 – M 7.0、死者726人。

この庄内地震は、震度7位の揺れがあり別名酒田地震と呼ばれ酒田市が局地的に被害を受け、市内の約8割の家屋が焼失したようです。

すなわち、被害は1976年(昭和51年)に起きた酒田大火の比ではないようです。

酒田市全体が壊滅的な状況であったことが、伺えます。

酒田市は、震度6~7の大きな揺れを伴う地震が起きる地域であることを認識するべきです。

これらのデータから言っても、東日本大地震の被災地と同じような状況になっても何らおかしくないのです。

そして一番の問題は、その庄内地震から120年近く経っていることです。

過去の、地震が起きる周期から言っても、もうそろそろ酒田辺りを震源とする地震が起きてもいいように思います。

いつ地震が起きるかは、分りませんが、今回の震災を機に、今から災害のための準備をしておくべきです。

まずは、身近なところから始めましょう。

防災については、折を見て、書きたいと思います。

ところで、酒田市のハザードマップを知っているでしょうか?

自分が今住んでいる地域に災害が起きた時に、どのようになるかを記した地図です。

酒田市のHPに繋がる下記にリンクしてください。

酒田市民防災ガイドブック 保存版

参考になりますよ!

by kakizaki

2011年04月13日更新