梅雨時期は、湿度が高くカビが生えやすくなります。
しかし、カビの生える条件はこれだけではありません。
実は、カビの生える条件は三つあります。
①温度
発生しやすいのは20~30℃です特に25℃前後で活発に発生します。
但し30℃以上になると発生は衰え始め36℃以上では発生が殆ど止まります。
また、低温度でも生えます。
(好冷菌)冷蔵庫の中でもカビは生えます。
②湿度
空気中の水分が多いほどカビは発生します。
空気中の相対湿度が80%から生えやすくなります。
③栄養素
カビはタンパク質、炭水化物、アミノ酸、脂肪、無機塩類等でできています。
これらの物質となる栄養物を外から自力で摂取してカビとなります。
何となく、これらの条件を見ると、今時期のお風呂の状態にぴったしのように思いませんか?
①人間が、裸になっても寒く感じないこの時期の温度は、25℃前後。
②お風呂の湿度は、当然高く100%近い。
③お風呂では体を洗うので、人間の垢がいっぱいあって、栄養満点。
まさしく、カビさん生えてくださいと言わんばかりの条件がそろっています。
しかしカビは、上の三つの条件が全てそろわないの生えません。
そこで、風呂にカビを生えさせないためのポイント。
お風呂から直ぐに上がってお掃除をする人は、少ないと思います。
そこで、③対策は無理。
お風呂の温度を強制的に下げるが上げることは、エアコンでも使わないと難しいので①も無理。
最後に残ったのが②の湿度対策。
湿度を下げるには、換気が一番。
これなら、換気扇のスイッチを点けるだけですから、非常に簡単です。
お風呂から上がった最後の人は、換気扇を必ず点けてください。
そして、少なくても翌日の朝までは、点けっぱなしにしておいてください。
電気料がもったいないと止める方がいますが、換気扇の電気料などたいした事ありません。
そんなことより、お風呂がカビだらけになって家族の健康を害する方が、よほど問題です。
ここは節電するべきではありません。
我が家も、夏冬関係なくお風呂の換気扇は、朝まで点けっぱなしです。
実は、それでも、年に何回かは、カビ取り掃除をやっています。
あの塩素の臭いが、鼻にツンツンきますが・・・
お父さん頑張っています。
by kakizaki