いよいよ今月26日(土)、27日(日)に鶴岡市美咲町で完成内覧会を行います。
今回のテーマは
『家族の想いをカタチにした子どもたちが主役の家』
です。
この家族がどんな想いで家づくりをしたかは、“おもしろい家づくり”のコーナーで近日中に紹介致します。
ところで今回の住宅は、実は長期優良住宅の認定を受けた建物です。
最近良く耳にする長期優良住宅ってどんな家なんでしょうか?
ちょっと難しいですが、今後の参考のために・・・
簡単に言うと、下の四つの項目
①地震に強い家(耐震等級2以上)
②省エネな家 (省エネルギー等級4)
③長く住み続けられる家 (劣化対策等級3)
④快適さを保つ計画のある家(維持管理対策等級3)
の性能を有する建物を各地方公共団体が認定する制度です。
この建物に認定されると、いろいろ有利な事があります。
①フラット35Sエコ(金利Aプラン)採用可能で金利が安くなる。
フラット35Sエコ 金利Aプラン 当初5年間年1.43% 6~20年目年1.83% 21年目以降年2.13%
フラット35Sエコ 金利Bプラン 当初5年間年1.43% 6~10年目年1.83% 11年目以降年2.13%
※通常のフラット35は、2.13%で一定(平成24年3月現在)
②地域型住宅ブランド化事業(平成24年度) 100万円補助
※現在まだ決まっていません。
③復興支援・住宅エコポイント 15万pt支給
※太陽熱利用システム設置の場合、2万pt加算
④地震保険の割引 耐震等級2で20%割引
⑤税制優遇 所得税、登録免許税、不動産取得税、固定資産税、贈与税
などがあります。
ここでちょっと気をつけなければならない事は、
A.②、③は国の予算がありますので確定しているものではありません。
B.長期優良住宅にするため、建物の造りを多少変更するため費用が加算したり、手続き書類にお金がかかる場合があります。
補助金については、もらえたらラッキーくらいの考えで予算を組むことをお勧めいます。
ただ、建物は、行政がある一定以上の性能を認めているわけですから、安心感はあると思います。
しかし、長期優良住宅という名前にしては、省エネルギーの性能が低すぎます。
私たちは最低でも現行の2倍、出来れば3倍くらいの性能がないと省エネルギーどころか、増エネルギーになりかねません。
ちなみに、今回の住宅は約3.4倍の断熱性能です。
このような意味からも国で示している長期優良住宅が本当に優良かと問われと・・・?
どうなんでしょうか?
ちょっと疑問符が付きますね。
by kakizaki
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