この季節になると、このような記事を良く見かけます。
年間で約17000人の方がヒートショックが原因でなくなっているそうです。
ヒートショックとは、寒い冬暖房の効いていない脱衣室やお風呂で熱い湯船につかり、急激に血圧が上がったりする現象です。
寒いトイレなどでも同じような現象が起きます。
この時期、毎年のようにこのような記事が新聞やネットで話題になります。
是非、ネットでヒートショックというキーワードで検索してみて下さい。
色々な情報が飛び交っています。
それでは、どのようにしたらよいのか?
最近は、皆さんもわかっていると思いますが、家全体を断熱改修したり、新築の場合であれば、高断熱住宅を選ぶことが大切です。
そして、同じ高断熱でもより省エネタイプを求めるべきでしょう。
そんなことは、分かっているのに、現実は、高断熱は未だ家を建てる時に義務にはなっていません。
2020年までには、なるそうですが、まだまだその程度です。
ということは、寒い家の新築住宅が今でもどんどん建っているのです。
建築を設計している建築士でさえ、建物の断熱性に無頓着な方が結構多いのにも驚かされます。
そして、一般ユーザーの方も建物の断熱性に関心が低いのにも驚かされます。
冬の家は寒くてあたり前という感覚がまだまだ残っているようです。
医療的な面から、もっともっと住宅の断熱の重要性を啓蒙する必要がありそうです。
大切なのは、家ではなく人間の体です。
家を長持ちさせることより、人間がいかに快適で健康に過ごせるかが重要です。
私は、これが家の重要な要因の一つだと思うのですが。
皆さんはいかがですか?
by kakizaki
2013年12月19日更新