2020年までに新築すべて省エネ化決定!

ついに2020年までに、住宅を含む全ての新築建築物は、高断熱しなければ建築出来なくなりました。

断熱レベルは、現行の次世代省エネ基準がベースになるようです。

現在、政府の「エネルギー環境会議」(議長:古川国家戦略担当相)は、2030年のエネルギー・環境に関する3つの選択肢(原発依存度を基準

①ゼロシナリオ

②15シナリオ

③20~25シナリオ)

をまとめています。

その結果次第では、省エネレベルはもっと上がるかも知れません。

もうこうなって来ると、高断熱住宅は義務ですから普通のことです。

もう時代は後戻りできません。

高断熱住宅を造れない工務店は淘汰されていきます。

これも時代の流れですから致しかたありませんね。

しかし、ここで気を付けななければならないことは、いくら省エネ住宅といっても国のレベル「次世代省エネ基準」は低く過ぎるのです。

恐らく、このレベルの住宅が増えると省エネどころか増エネになるでしょう。

本当の意味での省エネ住宅「次世代省エネ住宅の二倍以上の省エネ住宅」レベルは、最低限必要ではないでしょうか。

国の二倍程度のレベルであれば、今では技術が十分確立されています。

これからは、いかにこのレベルの住宅を普及させるかです。

ますます、我々住宅会社の技術力と営業力が試される時代が来たようですね。

by kakizaki

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アーキテクトビルダーで知っていますか?

私は、日本建築士会連合会に所属しています。

所属していると毎月「建築士」という月刊誌が送られてきます。

7月号の特集は、『工務店の設計力』という内容です。

最初に紹介された工務店は、 「㈱あすなろ建築工房」さんです。

ここの社長さんは、東京工業大学大学院理工研究科建築学専攻卒業後、㈱日建設計で10年設計された設計士の方です。

最近の工務店は、昔ながらの大工さんが経営しているのではなく、この会社のような形態が増えてきています。

すなわち、設計事務所が工務店を経営しているのです。

最近このような会社を『アーキテクトビルダー』と呼んでいます。

やはり、元々設計事務所ですので、設計には、こだわりを持っています。

すなわち、格好のいい家づくりをする工務店が増えているということです。

私は、弊社もこの類に入ると思っています。

ここの社長の関尾さんが言っていますが、アーキテクトビルダーの最大の利点は、

「施工費を掴みながらの設計作業を行える」

ということです。

これは、私もすごく理解できます。

いくら立派な設計をしても、その建物が建たなければそれこそ絵に描いた餅です。

多くの皆さんは、予算の範囲内で建築しようと考えます。

その時大切なのが、施工費を考えながら設計していく事です。

設計と施工を、同時に考えながら出来る強みは大きいです。

それから、工務店と言っても設計のプロですから、建築基準法やその他の法規も知っていますので、設計業務もスムースに進み易いです。

このように、設計・施工を一緒に出来る工務店には多くの利点があります。

私は、むしろ、今後の工務店はアーキテクトビルダーが主体になっていくのではないかと思っているくらいです。

数年後には、アーキテクトビルダー同志の競争になっているのではないでしょうか。

んーーーーーーん

負けてはいられませんね。

by kakizaki

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夏はやっぱりこれでしょう!

弊社西側の窓。

ついにすだれをしました。

伊藤が取り付けてくれました。

余り、格好良くはありませんが・・・

実は、この窓の内側にはブラインドもしてあります。

しかーーーーし、やはり、外部からの日射を遮るのは、外付けのすだれやよしずが効果があります。

実は、内付けブラインドは、余り遮熱の効果は期待できません。

すなわち、室内に入る前に日差しをシャットアウト。

これが基本です。

複層ガラスだけでは、約60~80%の日射が室内に侵入します。

外で日射を遮ると

約20~40%の日射侵入だけで済みます。

最近は、外付けブラインドというとても利にかなった商品が出てきました。

エーデルジャパンさんがだしている「エーデルヴァレーマ」という商品があります。

このようなデザインでしたら外観を損なわないですよね。

格好は、いいのですが、兎に角値段が高い。

もっと、普及して安くできればいいのですが・・・

夏の間は、いかに室内に日差しを入れない かが勝負です。

朝、家を出る時は、カーテンやハニカムサーモスクリーンなどはしっかり閉めてきてください。

これだけでも、夕方帰宅した時、室内の温度は違います。

是非、出来ることから気を付けてやってみてください。

ちょっとした心遣いで、省エネになりますよ。

by kakizaki

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庄内地方の活断層講習会に参加

7月19日に建築士会酒田支部主催の研修会に参加してしてきました。

『今後、活断層とどの様に向き合うべきか』というテーマで、鶴岡工業高等専門学校の澤祥(ヒロシ)先生が講義してくださいました。

庄内平野東縁断層帯は、山形県庄内地方の庄内平野と出羽丘陵の境界部に分布する活断層帯です。
庄内平野東縁断層帯は、山形県飽海(あくみ)郡遊佐(ゆざ)町から酒田市東部、東田川郡庄内町を経て鶴岡市に至る断層帯です。

長さは約38kmで、ほぼ南北方向に延びており、断層の東側が西側に対して相対的に隆起する逆断層です。

庄内平野東縁断層帯は、過去の活動時期の違いから、庄内平野東縁断層帯北部と庄内平野東縁断層帯南部に区分されます。
 

庄内平野東縁断層帯北部は、飽海郡遊佐町から酒田市東部を経て東田川郡庄内町に至る断層帯です。

長さは約24kmで、ほぼ南北方向に延びており、断層の東側が西側に対して相対的に隆起する逆断層です。

庄内平野東縁断層帯南部は、酒田市東部から東田川郡庄内町を経て鶴岡市に至る断層帯です。

長さは約17kmで、ほぼ南北方向に延びており、断層の東側が西側に対して相対的に隆起する逆断層です。

活断層の種類は、下の図のような種類がありますが、日本で起こるほとんどが逆断層です。

逆断層とは、両側から圧縮されて起こる現象です。

庄内平野は活断層が起こるところが危険という訳ではありません。

庄内平野そのものが柔らかい地盤ですので、庄内地方全体が地震の際は大きく揺れます。

私が住んでいる富士見町は、特に地盤が悪く、地下約100mくらいは、柔らかいそうです。

「何故あの土地の価格があんなに高いのか理解できない・・・・」

(エエエエエエエエ・・・・・・・どうしよう・・・トホホ・・・)

確かに、冬、除雪車が朝通ると、震動で目が覚めます。

まるで地震のように感じることもあります。

庄内平野東縁断層帯で地震が起こる可能性は、30年確率0~6%です。

この確率が、高いか低いか?

阪神淡路大震災直前の震源断層の30年確率は0.02~8%でした。

ということは、結構高いことを意味します。

日本の約2000の活断層の内14番目の順位です。

我が国の主な活断層の中では高いグループに位置します。

これは、いつ地震が起こってもおかしくない事を意味します。

庄内地方は天災が少なくてとてもいいところだ!なんてウソだそうです。

実は、非常に危険な地域なんです。

さて、どうしたもんでしょうか?

やはり防災意識を高めるしかありませんね。

建物倒壊への対応、津波、火災、ライフラインの切断、防寒、食糧・・・・

ちょっと本気で防災グッツを買おうーーーーーと。

特に富士見町の住民は・・・必要ですよーーーーー!!!

非常に勉強になった一日でした。

トホホ・・・

by kakizaki

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照明器具は日進月歩の発展です!

7月10日にパナソニックさんが新商品内覧会『NEW BOX 2012』を仙台会場で開催したので社員全員で行ってきました。

ほんの数年前までシリカ電球型照明は、消費電力が大きいので、蛍光灯に変えようという業界の動きが中心でした。

そしてLED照明は、漸く商品開発され、片隅でコーナー的にやっている程度でした。

それが、なんと今やLED照明がほとんどで、蛍光灯はカタログでしか見れません。

東日本大震災の影響もあるのでしょうが、とにかく、省エネルギーで、寿命の長いLED照明が当分の間、主役であることは、間違いないようです。

その中で、面白い照明が新商品としてでていました。

それは、『シンクロ調色LED照明』です。

これは、一つのLED照明で、電球色と蛍光灯色を楽しめるという商品です。

LED照明ならではの、商品開発です。

照明の色によって、人が受ける印象はかなり違います。

上の写真のように、一つの照明で色々なシチュエーションに合わせて照明を楽しめると、生活が豊かになりますよね。

これは、なかなか面白い商品でした。

上の写真の状況は、日常の生活でよくあることです。

ダイニングテーブルには、最高ですね。

もう一つ、面白い商品がでていました。

それは、クリア電球タイプのLED電球です。

これは、まさに従来型の裸電球のイメージです。

これもいいですね。

実は、私は、ある解体現場でかわいい照明器具を見つけ、どこかの現場で使いたいと思っていましたが、白熱灯の電球が廃盤になるので、どうしようかと悩んでいました。

この電球が使えれば解決ですね。

なんか、昭和の時代を思い出す商品です。

ちなみに、今までは、

曇りガラス型の電球しかありませんでした。

パナソニックさんて、本当に面白い商品を開発してくれます。

ところで、有機EL照明も二年ほど前から出始めていますが、まだまだ一般的ではないようです。

しかしLED照明の前例もあるので、どんどん商品開発されていくのでしょう。

照明器具は、本当に、日進月歩で変化しているので、今後も楽しみです。

by kakizaki

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ついになるか「オール電化割引」廃止!

ついに経済省専門委員会が東京電力にオール電化割引の廃止を要請したようです。

前から、この料金体系がおかしい事は、指摘されていましたが、電力会社は、なんといっても力があるので、強引に進めてきましたが、ついにその時が来た ようです。

当分の間、今までのお客様には、従来料金体系を維持するようですが、今後どのようになっていくんでしょうね。

今回の件は、東京電力だけに要請しているようですが、経済省専門委員会は他の電力会社にたいしてはどうするのでしょう?

今回の決定により、、夏の日中の電力ピークを緩和することができればいいのですが・・・・

ところが、深夜電力が格安だと夜の電気使用量が増え全体的に電力消費量が増えたりしたら、原発再稼働の格好の理由にされたりして・・・

電力会社は、とにかく、原発再稼働ありきで考えていますから今後の動向を注視していかなければいけません。

今回の「オール電化割引」廃止がオール電化住宅の見直しにつながってもらえればと思っています。

by kakizaki

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スマートハウスって本当にスマート(賢い)?

7月3日に、パナソニックさんの『スマートハウス&HEMS研修会』に参加してきました。

スマートハウスについての講習会は初めてでしたの、どのようなものか非常に興味がありました。

スマートハウスとは、

『住宅用太陽光発電や電気自動車の大量普及をにらみ、家庭内のエネルギー機器、自動車、家電機器、住設機器を相互に連携させることで、より効率的なエネルギー利用と機器連携を通した新たな価値を提供することのできる住宅を指す。』

分かったようなわからないような説明です。が、新しいエネルギーを取り入れながら、住宅内のエネルギーの使用を効率良くした住宅ということのようです。

パナソニックの考える「スマートハウス」の

第一の提案は徹底的な「省エネ」。

外気を活用したハイブリッド換気システムや、外光を検知して明るさを制御する照明システムなど自然の恵みを取り込んだ省エネに加え、LED照明、エコナビ搭載のエアコンや冷蔵庫などの高効率家電、大気熱を利用してお湯を沸かすエコキュートなどの設備による省エネを実施します。

第二の提案は「創エネ」。

世界最高水準の発電効率を実現した太陽光発電システム、エネルギーを効率的につくる燃料電池で必要なエネルギーを生み出します。

第三の提案は「蓄エネ」。

創エネで余った電気を蓄え、必要なときに取り出して使う家庭用蓄電池の他、家庭用充電スタンドをつないで電気自動車に蓄電するシステムも将来構想として考えています。

なんていう住宅を目指すそうです。

すごいです。

もう機械だらけの住宅です。

一台一台いくらするんでしょうね?

んーーーーーん。複雑過ぎます。

私は、もっと単純に、家づくりを考えています。

その地方の気候を考慮しながら、冬は出来るだけ太陽の光を取り入れ、いくらかでも、暖房エネルギーを少なくし、夏は、可能な限り、風通しを良くし、エアコンに頼らない。

しかも、メンテナンスがそれ程面倒でなく。

年がら年中同じ温度と湿度なんて考えていません。

多少の暑さ寒さは、我慢、我慢。

そのためには、まずは、建物自体を性能良くしなければなりません。

機械的な部分はその後です。

今の住宅の省エネ性能が十分かというと、まだまだと言わざるを得ません。

まずは、ここが最重要です。

ただ、上記のような建物を全く否定している訳ではありません。

太陽光発電などの取り入れていける技術はたくさんあるでしょう。

将来は、スマートハウスとパッシブデザインハウスが融合していくのかもしれませんね。

メーカーさんで提案されているシステムが今の段階でスマート(賢い)かと問われると、チョットどーかな?

と疑問に思います。

by kakizaki

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何故夏に電力使用のピークが来るのか?

巷では、節電節電と大騒ぎをしています。

冬の間は、それ程問題なかった電力需要が何故これほど騒がれているのでしょうか?

それは、もちろん冬より、夏に電力を多く使うからですよね。

じゃー何故夏なの?

それは冷房するからです。

冬だって同じように暖房しているのに何故夏だけ問題になるの?

実は、暖房の方法は沢山選択肢ありますが、冷房は、電気の一種類しかないからです。

暖房の方法は、

灯油

ガス

電気

薪(木材)

などあります。

しかし、冷房は電気でしかできません。

すなわち一極集中してしまうのです。

それじゃー、電力会社さんが進めてきたオール電化住宅に全国の建物になったらどうなるのでしょうか?

電力ピークは冬に来ます。

冬の節電運動が必要になるでしょう。

年がら年中節電です。

じゃーどうしたらいいでしょうか?

答えはすごく単純で、

消費エネルギーの少ない住宅。

電気の消費量の少ない住宅。

ということになります。

しかし、これを実現するのは、そう簡単ではありません。

私は、できるだけ、自然のエネルギーを利用した電気も含め消費エネルギーの少ない住宅を目指していきたいと思っています。

その一つの答えが、新住協で薦めているQ1X住宅です。

新住協で研究している住宅は、ほぼ無暖房住宅で、夏でも冷房期間を出来るだけ少なくする家づくりです。

コストの問題も含め今研究中です。

家づくりも世の中に合わせ、どんどん変わっていかなければなりません。

by kakizaki

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住宅は燃費で選ぶ時代になります!

久しく言われいますが、トヨタのハイブリッドカープリウスの売り上が好調です。

何故これほど好調なのでしょうか?

何といっても燃費でしょうし、環境にも相当関心が高いことの表れだと思います。

車の燃費にこれほど関心があるのに、住宅の燃費に無頓着であるはずがありません。

住宅だって、燃費で選ばれる時代が必ず来ます。

というより、もう始まっていると言っても過言でもないかもしれません。

東京電力の電気料金の値上がりが問題になっています。

ますます、光熱費に対する関心が高くならざるを得ません。

そして光熱費が上がって打撃を受けるのは、低中所得者です。

すなわち、低中所得者ほど燃費のいい住宅が必要だということになります。

そうなると、コストを上げないで、高断熱住宅を造る技術が要求されていることになります。

これは、私たち、技術屋に課せられた大きな課題であります。

しかし、実現していかなければ、生き延びて行けないことも事実でしょう。

本当に難しい大きな課題です。

いつまでたっても、挑戦し続けなければならないもなんですよね。

『住宅を燃費で選ぶ時代』

もう目の前まで来ています。

by kakizaki