10月13日山形新聞の記事でちょっと古いのですが、内容は新しいので紹介します。
国は、二酸化炭素に代表される温室効果ガスの排出量を数値(クレジット)に換算し売買できる制度を複数設けています。
大企業や業界団体は京都議定書の目標を達成するため自主行動計画を策定し、CO2排出量の抑制に取り組んでいるが、購入したクレジットも自前の削減分として計上できるようにすることで、国内全体CO2の排出量を減らそうという狙いです。
置賜地方の木質ペレット販売会社で組織する置賜ウッドエナジー組合さんが提案した循環型エネルギー利用促進プロジェクトがこのほどこうした制度のひとつであるオフセット・クレジット(J-VER)の認証を受けました。
このJ-VER制度を説明するのは、簡単ではないので環境省のHPを参照してください。
この中に動画で説明しています。(ちょっと長いです)
すなわち、認証を受けたJ-VER制度を利用して、CO2削減分のクレジットを販売できる制度です。
大企業などが自助努力で削減で出来なかった部分をこのクレジットを買うことによって、CO2を相殺(カーボンニュートラル)できる仕組みです。
すなわち、置賜ウッドエナジーさんの会員になりペレットストーブを使うことのよってCO2を削減し、そのクレジットを販売するということです。
このように、具体的に成果を体験できることは、ペレットストーブを使用する側も励みになると思います。
ここ庄内地方にも、そのようなJ-VER制度の認証を受けた団体があって、そこのペレットを使用すると、カーボンオフセットにつながる仕組みがあると、私たちも、ペレットストーブをお薦めし易いのですが・・・
とても素晴らしい企画だと思います。
by kakizaki
2011年12月19日更新