昨年の11月2日のブログにスマートグリッドについて書きました。
そして5月10日日本テレビNEWS ZEROという番組で、櫻井翔イチメンコーナーで、スマートグリッド構想に必要なスマートメーターが私たちの住宅全てに設置される可能性のあることを報道していました。
電力は大量に作り置きすることはできないので、電気利用が過度に集中すると、発電容量が足りなくなって供給がストップするという事態が起こらないように常に供給過剰に電力を提供しています。
そして発電施設はピーク時にあわせて設備されているため、ピークと平常時の差が大きければ大きいほど、ピーク時以外には利用されない無駄な設備をしています。
電力網とIT技術を組み合わせることで、双方向の情報のやりとりをし、発電量を平準化でき、無駄な電力を供給する必要もなくなり、より効率的な電力利用を実現することが可能になります。
このようなシステムが、スマートグリッド(賢い電力網)です。
上の図のように、家庭のスマートメーターで各家庭の電気エネルギー利用状況をリアルタイムで把握することにより、電力事業者は、電気の供給量を調整できます。
こうなってくると、どの家庭がどのぐらいの電気を使っているかが直ぐにわかりますし、各家庭でもチェックできます。
これは、非常に良いことです。
今後、CO2削減のために電気の使用量を抑えていかなければなりません。
私たちは、生活で消費をしている『エネルギーの見える化』を益々推し進めていかなければなりません。
そして、本当の意味の省エネルギーを実現していかなければならないのです。
時代はどんどん変わりますね。
by kakizaki
2010年04月14日更新