3月25日(木)に東北芸術工科大学で山形エコハウスの「エコハウスシンポジウム」あり、参加してきました。
そこには、何と、先日このブログでも紹介した本の『世界基準の「いい家を建てる」』の作者の森みわ さんもパネリストとして参加されていました。
実は、森みわさんは、東北芸術工科大学客員教授だそうです。
森さんの話によると、
2009年11月に行われたEU議会では、2021年以降に新築されるオフィスや住宅について、CO2排出ゼロ(カーボンニュートラル)を義務付けることが決定しました。
ちなみに森さんがつくった鎌倉のパッシブハウスでさえ、ゼロカーボンは実現していないそうです。
一方で日本の次世代省エネ基準は、一番優れたものでもその3分の1程度です。
ということで、今回の山形のエコハウス(カーボンニュートラルハウス)は、今後世界が標準としている住宅と考えていいと思います。
EU諸国が今後10年間で、山形エコハウスのような住宅しか造ってはいけないという、非常に大胆なことが決定したということは、今後の日本の住宅の造り方も、当然影響すると思われます。
諸外国からの圧力は高まり、日本もCO2削減の法整備が進むと思われます。
これから、建築業界は、激変していくことは、間違いありません。
それも、ものすごいスピードで・・・・
by kakizaki
2010年04月05日更新