スタッフ柿崎社長ブログ

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その姿が見えてきました

酒田市亀ヶ崎に建築中の、テーマが

「やさしい色に包まれ思い出を重ねていく家」

(外観パース)

の足場が外れてその全貌が見えてきました。

若干デザインを変えたところがありますが、ほぼ予想通りのイメージに完成しました。

現場は、内装仕上げ工事の段階に入っています。

ここはテーマにもあるように、仕上がりの色使いにこだわっています。

特に正面のポーチの屋根は、3色の素焼き調のS瓦をランダムに並べることにより、色の不規則性を楽しんでいます。

その下は、アールの下がり壁にし、正面から見ると、おとぎの国に出てきそうなとても可愛いイメージの外観になりました。

完成までもう少しです。

2017年07月20日更新

高断熱住宅は夏は暑いか?

良く質問を受けることがあります。

「高断熱住宅は夏は暑いのですか?」

高断熱という言葉のイメージからそのように感じるのだと思いますが、実情は全く逆です。

夏の住まい方を適切に対処すると、十分涼しく過ごすことが出来ます。

そのポイントは、まず窓です。

弊社の建物は、冬の太陽の光を取り入れるために南の窓は出来るだけ大きくするようにしています。

しかし夏は、その窓からの光が冷房負荷になるのでこれをいかに食い止めるかが重要です。

その窓から光を遮る方法は、主に2つ程考えられます。

①窓の内側で遮る方法

①の代表がカーテンやブラインドです。

弊社では、

ハニカムサーモスクリーンをお勧めしています。

蜂巣状にダブルで空気層があるので、断熱性能に優れています。

しかし、内側に取り付ける方法は、一旦室内に入った日射を遮るので、やはり効果には限界があります。

②窓の外側で遮る方法

上のようなブラインドを窓の外に取り付けます。

先日ブログでも紹介した秋田県能代市の西方設計事務所の所長さんの自宅はこの外付けブラインドを採用していました。

この方法は、外で日射を遮り室内に入れないようにするので効果が期待できます。

しかし、価格が高いのが難点ですね。

その効果を期待して、弊社事務所の西側の窓にすだれを設置しました。

こういう昔ながらの方法が安くていいですね。

新住協の会沢氏のご自宅の2017年7月8日(土)の温度の様子の写真が送られてきました。

部屋の窓を閉め、日中の日射を上手く遮ると外気温より涼しく過ごすことが出来ます。

外気が34.7℃でしたが、エアコンなしで27.3℃で過ごせましたという報告でした。

キチンと対策を立てるとこのような状況にもなります。

2017年07月18日更新

住宅ローンは14年で完済!!!

住宅ローンを借りている多くの方は、繰り上げ返済をし、結構短い期間で完済している実態が分かりました。

2017年6月21日に

驚くことに、住宅ローン完済までの平均期間はわずか14年だった

という記事で住宅ジャーナリストの山下和之さんが掲載していました。

是非一度読んでみてください。

私は、月1回のペースで、
賢いお金の借り方・返し方セミナー
を開催し、その講義の中でも繰り上げ返済の話もしています。

しかし、その実態までは、なかなか把握できてはいませんでしたが、この記事で多くの方が、実際に実行されている事が良く分かりました。

そして上記表からは、約4割の方は、住宅ローンを10年以内で完済しているという驚くべき結果がでいます。

全体平均では、約14年で完済できているという結果でした。

住宅ローンを借りて家を持つ人は、一生懸命働いて出来るだけ借金を早めに返し、将来に備えている、そんなまじめな人柄像が見えてきます。

この山下氏は、この記事でもっと大切なことを指摘していました。

これからは、年金を頼れない時代だからこそ、若い内に家を建て、「老後の無借金経営」する事が大切であると仰っています。

そして事実、総務省の調べでは、若い内は住宅ローンの負債を抱えているが50代くらいからは、貯蓄が上回っていくようです。

賃貸住宅に住み続け、退職して年金から家賃を払っていく方が大変だろうということです。

そして

「住宅ローンは決して小さな負債ではない。

そのことのリスクを意識することは重要だが、あまりに慎重になりすぎることで却って未来を不幸にしたのでは意味がない。

大切なのはいかにリスクをマネジメントするか。

思い切る時は思い切ることが、実は将来のリスクを減らすこともよく理解して欲しい。」

とも言っています。

私も、まったく山下氏の意見に賛成です。

それから、少し付け加えると、住宅ローンを借りる時は、団体生命保険を掛けるために健康であることがポイントになってきます。

健康でなければ借金もできません。(※借金することも可能な場合もあるが、債務者に何かあった場合、家族に借金だけが残ってしまうので要注意)

このことからもある程度若い内に家を建てる事は重要であることを知って頂きたいと思います。

このような実情であることを踏まえながら、将来設計を立てて頂きたいですね。

2017年07月15日更新

「燃費半分で暮らす家」の勉強会

7月12日(水)新木造住宅技術研究協議会の鎌田紀彦理事長監修の

「燃費半分で暮らす家」

の勉強会を新庄会場で行いました。

今回の講師は、新住協の理事の会沢氏です。

この本は、我々家づくりの専門家だけでなく、一般の方も読めるように工夫した高断熱住宅を建てるための教科書と言える本です。

特に私たちが勧めているQ1.0(キューワン)住宅を施工するためには、この本を理解することは欠かせません。

弊社からは、高橋、西村、柿崎が出席しました。

私は、この本を読み返すたびに高断熱住宅の面白さと奥深さを感じます。

すなわち、高断熱住宅は、理論に基づいて実証されている事が良く分かってくるのです。

日本列島は南北に長く、その地域で気候や気象条件が違います。

それゆえ、私たちのような小さい住宅会社は、費用対効果を検証しながらその地域に一番合った家づくりを模索して行く必要があります。

量産ハウスメーカーの場合は、大枠の仕様を決め、それを広範囲の地域に当てはめていきますので、その地域特性に必ずしも合うとは限りません。

我々とは、まったく逆の発想です。

まだまだやらなければならない事は、沢山ありますね。

2017年07月13日更新

最近の暑さで外工事は大変!

現在鶴岡に同時進行している現場が二つあります。

その一つである鶴岡市砂田町の

テーマが

「家族の大きな夢が実る家」

-家族を照らす高窓のあるリビングー

の現場は、基礎工事の工程に入っています。

夏場は、とても暑いので外部工事は大変です。

それでも職方さんからは、一生懸命作業をして頂いております。

写真は、水道工事の配管施工中の状況です。

熱中症対策を万全にして、この夏も乗り切っていきたいと思います。

2017年07月12日更新

ガス器具も進化しています。

更新する予定の記事を忘れていました。

6月10日(土)に荘内ガスさんの感謝祭に行ってきました。

今回は、創立60周年ということで、社員の皆さんも気合が入っていました。

大勢のお客様が来場しています。

さすが、地元で60年も継続できる会社は、地名度が違いますのでこのような催しをしても迫力が違います。

その中でチョット気になったのが、ノーリツさんの新商品の『マルチグリル』です。

今までの商品との一番の違いは、魚を焼くグリル部分の炎が、サイドからではなくセンサー付きの下火バーナーになっていることです。

センサーが料理の素材の温度を正確にとらえ、温度管理が細かくでき、色々な料理に対応できるそうです。

グリルの代わりにプレートパンを使ってフレンチトーストを作るとか・・・

従来のような網ももちろん使えます。

ガス器具も少しづつ進化して行くものですね。

2017年07月11日更新

セミナー受講ありがとうございました!

7月8日(土)

「建てる前に受けるセミナー」

を開催致しました。

今回の参加は、2組です。

このセミナーは、家づくりの初歩の初歩、家を建てようと思った時の心構えを中心にお話をしています。

「闇雲に展示場を回っていつの間にか契約をしてしまった。」

「自分が思っていた家づくりが出来なかった。」

という事がないようにするための、とても大切なセミナーです。

今回もアンケートにコメントを頂きました。

建ててからではもう遅い!

建てる前に必ず受けて頂きたいセミナーです。

次回は、7月29日です。

https://cosmohome-inc.jp/info_seminar

2017年07月10日更新

上棟の儀おめでとうございます。

7月4日(火)、酒田市亀ヶ崎のテーマが、

「リビング階段を中心に家族が程良くつながる家」

の上棟の儀が執り行われました。

私たちは、この上棟の儀でいつも「地の家八誓」を唱和しています。

その地域に根差した家づくりをするための八つの誓いです。

当たり前な事を愚直にやって行く。

われわれ住宅建築に携わるものは、常に心に刻んでおく必要があります。

しかし、それが中々実行できないのも世の中。

上棟の儀の機会を通して時々姿勢を正していきたいと思います。

上棟の儀の後は、現場の説明を致しました。

子供たちも一緒に図面で打ち合わせです。

自分の部屋が一番気になるようでしたが、二階に上がる階段が出来ていませんので今回は見ることができませんでした。

儀式には、おじいちゃんとおばあちゃんも参加して頂いたので子供たちは、大はしゃぎ。

とても楽しい上棟の儀でした。

完成までもう少し待って下さいね。

2017年07月04日更新

“イエンゴアワード2017地の家金賞”受賞報告!

7月2日(日)に

遊佐町吹浦に建築したテーマが

「気の合う仲間と賑やかに語り合う家」

の先日表彰された“イエンゴアワード2017金賞”の受賞報告に行ってきました。

ご自宅で、記念の楯を授与させて頂きました。

丁度その時に、娘さん御一家もいらっしゃったので、私と一緒に記念写真を撮って頂きました。

しかし、私よりも、お孫さんとの一緒がやはり記念になりますよね。

という事で、

「ハイ チーズ」

お孫さんの目線は,しっかりパパの方を向いているせいか、とっても可愛い笑顔で撮れました。

今回の住宅で特に気を付けたのが、南側の窓配置です。

(ソファに座った時の目線)

(アプローチの目線)

南側が隣地の玄関へのアプローチになっているので、いかに南の光りを取り入れながら、通る方の視線を遮ることが出来るかが大きな課題でした。

その応えとして南面の窓を上下に分けることを提案致しました。

「実際住んでみて視線を感じますか?」

「実は、お隣のお婆ちゃんは、かなり腰が曲がっているので、結構目線は下にあるんですよね。」

成る程、そこまでは、私も頭が回りませんでした。反省。

話が盛り上がり、あっと言う間に1時間半経っていました。

お休みの日、長居してすみませんでした。

2017年07月03日更新

ご契約ありがとうございます!

7月1日(土)酒田市坂野辺新田のテーマが

「開放感のあるLDKで、のびやかに暮らす家」

ー見せる収納で保つ美しさー

の建築請負と設計の契約式がありました。

外観は、敢えて2階部分を少し持ち出すことにより、シンプルさの中にも何気ない変化を持たせました。

「2階リビングで、ダイニングとキッチンとも繋がり一体感のある開放的な空間にしてほしい。

明るい室内で子供たちがのびのび成長してくれたら嬉しいわ。

キッチンは、オープンスタイルにし、背面に見せる収納棚を設置しそこに好きな食器を並べて眺めて見たいですね。

外観は、凸凹を余り出さないで、すっきりとしたシンプルなデザインで、どこかしら、店舗のようなお洒落な雰囲気に見えたらいいわね。

内装は、ぬくもりのあるナチュラルな感覚にしたいわ。」

そんなご要望から生まれた住宅です。

この家の特徴は、何と言っても2階の開放感があるLDK。

できるだけ余分な壁を設けず、視覚的に広がりをもつ空間にし、南の大きな窓からは、冬場太陽の光が室内の奥まで侵入するようにしてあります。

夏の厳しい西陽を避けるため、西側には窓を設けていません。

その代わり、キッチン裏の北窓から間接光がリビングに入るように高窓を設置し室内の明るさを確保。

いよいよ工事が始まります。

このワクワクドキドキの緊張感がたまらないですね。

2017年07月01日更新