8月10日は、弊社の創立記念日です。
2000年に創業しましたので、今年で18回目の記念日になります。
2002年12月には、自分の自宅に繋げて事務所を増築しました。
青い玄関ドアが特徴で、その時の事務所内部の様子が下記の写真です。
今の事務所には、2008年9月に完成して引っ越ししましたので、今年で丁度10年になりますね。
いよいよ19年目に突入です。
8月3日(金)鶴岡市下川の現場
テーマは、
「室内から雄大な自然を感じる家」
の遣り方をしました。
この日も日差しがとても強く、熱中症に気を付けながらの作業でした。
遣り方とは、建物の配置と高さを決めるとても重要な工程で、この作業をすると、いよいよ工事が始まるんだなと心が引き締まります。
この角度に月山が見えるのですが、この日はあいにく雲隠れ。
ちょっと残念ですが、とても気持ちいい風景ですね。
しかし・・・腕時計の後がはっきり分かるくらい陽に焼けてしまいました。
いつも現場の炎天下で作業している職人さんたちは、本当に大変です。
この天気何とかしてほしい・・・
来週から基礎着工です。
7月25日(木)鶴岡市下川の現場
テーマは、
「室内から雄大な自然を感じる家」
の施工説明会を開催致しました。
この施工説明会は、現場が始まる前に、協力業者の方たちに集まって頂き、その現場の注意事項などを確認致します。
集まっている協力業者の方たちは、毎回同じ顔ぶれですが、仕事の内容が毎回変わります。
ここが、建築業界の難しいところでもあり、また面白いところでもあります。
業者の方たちと会議をすると、社内で気が付ないことが見えてきます。
「三人寄れば文殊の知恵」
これだけのメンバーが揃えば、必ずいい方向に向かいます。
いよいよ工事着工です。
毎年恒例の酒田市立第六中学校の
「職場体験学習のお願い」
が10月4~5日の日程で依頼がきました。
今では、どこの中学校でもやっている学習だと思いますが、子供たちにとって貴重な体験になると思い、弊社でも7年前からこの行事を引き受けています。
(クリックすると拡大します。)
今年は、自己PRがとても上手な生徒がくるようです。
いかに自分を上手く表現できるか、これからの社会ではとても大切な事です。
もちろん先生のご指導もあると思いますが、この生徒の文章には何故か引き付けられるものがあります。
10月の上旬は、弊社も色々な行事が重なっているので、上手く調整して迎え入れたいと思います。
安藤忠雄氏の
「仕事をつくる」
を早速読みました。
彼の建築に対するひた向きな思いが、仕事へと繋がっているのだと思います。
建築のコペティションは、並大抵な事では勝ち得ません。
負けても負けても前に進む。
負けたことを次の糧にする。
そんな繰り返しです。
「仕事というものは、与えられるものではなく、自分でつくっていくもの」
ということを今一度考えさせられました。
多くの人は、学校を卒業し、会社に入社し、会社から仕事が与えられ、それをこなすことが仕事だと思っています。
かれが言っている仕事の概念が違います。
お客さまが要求することを、きちんと理解し、それを自分なりにどう応え回答して行くか。
ゼロから全てを作り上げて行く。
まさしく、仕事そのものを作っていくのです。
これは、建築だけでなく全ての産業で言えることですね。
そのために必要な知識と技術は、とても重要です。
本当の意味での仕事を、私たちにするように鼓舞している本です。
酒田市緑ヶ丘のテーマが
「シンプルな動線がつくる居心地の良いリビング空間」
の家の足場が解体されました。
ほぼパースのイメージと同じようになりました。
大きな窓から、この家のメインとも言える階段が少し見えます。
これからは、いよいよ内部の仕上げ工事になります。
鉄骨の手摺が付き、廻りも少しづつ出来上がってくると、テーマにあるような居心地の良いリビング空間になります。
完成が楽しみです。