安藤忠雄氏の
「仕事をつくる」
を早速読みました。
彼の建築に対するひた向きな思いが、仕事へと繋がっているのだと思います。
建築のコペティションは、並大抵な事では勝ち得ません。
負けても負けても前に進む。
負けたことを次の糧にする。
そんな繰り返しです。
「仕事というものは、与えられるものではなく、自分でつくっていくもの」
ということを今一度考えさせられました。
多くの人は、学校を卒業し、会社に入社し、会社から仕事が与えられ、それをこなすことが仕事だと思っています。
かれが言っている仕事の概念が違います。
お客さまが要求することを、きちんと理解し、それを自分なりにどう応え回答して行くか。
ゼロから全てを作り上げて行く。
まさしく、仕事そのものを作っていくのです。
これは、建築だけでなく全ての産業で言えることですね。
そのために必要な知識と技術は、とても重要です。
本当の意味での仕事を、私たちにするように鼓舞している本です。
2018年07月18日更新