スタッフ柿崎社長ブログ

2019年4月

高気密高断熱の定義は?

高気密高断熱と謳っている住宅会社は多いですが、その定義は?

と問われると実は、その答えはありません。

ですから、いくらスカスカ住宅を造っていても我が社は

「高気密高断熱住宅だ」

と言えばそれまでです。

しかし、国は地域毎に一定の基準を設けています。

酒田、鶴岡は4地域に所属しますので、

断熱性能は、外皮平均熱貫流率UA値は0.75W/㎡・K以下になります。

気密については、基準を設けていませんのでお任せ状態になってます。

この基準を国は2020年まで義務化しようとしていましたが、どうも見送られたようです。

すなわち義務化しないという事になったようです。

何故か?

恐らく業界内からの反対の圧力があるからでしょう。

ようするにこの基準をクリアできない工務店が非常に多く、断行したら大きな混乱が生じるからだと思います。

このようなに、基準があいまいな状態なので、勝手に

高気密高断熱ですよ!

これからも販売していける訳です。

一般ユーザーには、キチンと見極める目が問われています。

2019年04月17日更新