漸く、ここ庄内地方にも、春の気配が見え始めました。
今年の冬は、雪が多くてみなさん大変だったと思います。
こういう年は、建物も痛んでいますので、自主的に家の周りを点検されることをお勧めします。
そして、雪害がありましたら、多くの場合、火災保険で改修が可能ですので、その制度を上手く使って頂きたいと思います。
(通常20万円の免責があるようです。)
良くある雪害を紹介します
①雪止めの崩落(特に瓦屋根)
下の写真は、雪止めがあちらこちら取れています。
状況としたは、雪と共に雪止めが落下していますので、すぐに気付くはずです。
このような雪止めは、通常銅線で固定されています。
残った雪止めの銅線も相当伸びきっていますので、改修する際は、雪止め全体を見てもらった方がいいです。
②雨樋のはずれ
③落雪により壁や庇の崩壊
落雪により、物置き小屋が壊れたという場合も保険の対象になります。
このようなことが起きたら何はともあれ、御相談下さい。
雪害の多い年は、保険屋さんも大忙しですので、早めの対応が宜しいと思います。
先ずは、家の周りをじっくり見渡して点検をして見て下さい。
by kakizaki
2012年03月05日更新