庄内地方の製材業者と森林組合の計11企業・団体が、酒田市宮海の酒田木材工業団地に整備した「やまがたの木乾燥センター」が9月7日に完成した。
木材乾燥施設としては県内最大規模で、高品質な人口乾燥木材の安定供給を通じ、県産木材のブランド確立や地産地消を目指しています。
工場敷地内に、短期間で高品質な乾燥を生産する「高周波装置付き全自動乾燥機」や、木くずを燃料に乾燥熱源をつくり出す「木質燃料ボイラー」、乾燥材仕上げラインなどを備ています。
今回の施設は、県産材を普及させるための大きな一歩になると思います。
以前から県産材、主に杉材を普及させるための、山形県を始め色々な事をやってきました。
しかし、乾燥材がなく、供給体制が整っていなかったのが実態でした。
今回の施設の完成を機に、県産材が少しづつ普及されていく事が期待されます。
県産材を使う事は、下記のような意義があります。
①木材の地産地消になり余分な製造過程でのエネルギーを消費しない済む
②地元の林業産業が栄え、林業に携わる雇用が増える
③地元の森林が再生され、自然保護になる
このように、多くの利点があります。
後は、価格です。
従来と同じくらいであるならば、私は、どんどん県産材に変えて行こうと思います。
by kakizaki
2011年09月13日更新