先日、ある方の紹介で、隣町の鶴岡市馬場町にある、ステンドグラスを造っている工房を尋ねました。
お店の名前は、 『遊』と言います。
場所はカトリック鶴岡教会の真ん前にあります。
建物もとてもお洒落で、つい入りたくなる工房です。
美味しいコーヒーも飲めます。(もちろん有料です)
玄関ドアを開けると、2階の窓からの真っ赤な花の形のステンドグラスが目に入ります。
とてもインパクトのとあるデザインで、思わず目が釘づけにされました。
太陽の光を浴びて室内に入るステンドグラスは、中世の雰囲気を室内に漂わせます。
ステンドグラスも大きくなるととても存在感を感じます。
こんなデザインのものを間仕切りなどに使ったらどうですかね。
ステンドグラスをあしらったオリジナルの建具
通常、絵の黒い線は、ハンダを使うらしいのですが、この作品は、鉛を使用しているとのこと。
黒い線が太くくっきり見えます。
この壁灯の笠は、何とも言えない影をつくり上げています。
まさしく、オリジナル物が成せる光です。
ステンドグラスは、太陽の光を通して室内に明かりを提供してきました。
しかし、この作品は、まったく光を通さないガラスを使用しています。
まさしく、ステンドグラスの絵と言えるでしょう。
これは、本来のステンドグラスではないという人がいるそうですが、ここのオーナーは、誰かが楽しんでくれればそれでいいんだという遊び心も持って造っているそうです。
そういえば、この工房の名前も
『遊』
でした。
ステンドグラスを建物に組み込むと、また新しいデザインになります。
どこかの現場で取り入れたいですね。
また、遊びに行きたくなる工房でした。
by kakizaki
2010年01月13日更新