スタッフ柿崎社長ブログ

住宅性能

省エネルギー性能、断熱等級6,7創設

省エネルギー性能の断熱等級6,7が創設されました。

国土交通省で示した等級と新木造住宅技術研究協議会で提唱しているQ1.0(キューワン)住宅を鎌田紀彦先生が比較してくれました。

それに寄ると、

①省エネ7等級は、概ねQ1.0住宅レベル4と同等です。このレベルは相当ハイスペックになると思われます。

②省エネ6等級は、Q1.0住宅レベル2~3と同等です。弊社で施工している付加断熱をしているQ1.0住宅は、概ねこのレベルになります。

③省エネ5等級は、Q1.0住宅レベル1より少し低く、準Q1.0住宅レベルに近いと思われます。省エネ5等級はZEH基準に該当します。国はこのレベルを目指すように指南しています。

④省エネ4等級は、国で2025年に義務化するレベルです。義務化しようとしているレベルはチョット低めです。

この比較は、あくまでも、外皮平均熱貫流率UA値でやっています。

しかし、現在のUA値の計算方法には、省エネ性を大きく左右する換気計算が含まれていません。

という事は、正確な省エネ性を表現できていないと私は思うのです。

何れ、換気計算も含めたUA値で比較するようになって欲しいもです。

 

2022年09月19日更新

鶴岡の現場は、外壁周りの工事

西方設計さん設計の鶴岡市みどり町の現場は、外壁周りの工事へと進んでいます。

東側

南側

南正面

付加断熱高性能グラスウール20K105mmもやり始めました。

建物全体がこの付加断熱材で覆われます。

2022年09月17日更新

土地セミナー開催しました。

9月10日

『失敗しない土地選びのコツセミナー』を開催しました。

現在は、コロナ禍という事もあり、毎回一組限定で行っております。

今回は、ご夫婦での参加です。

お二人とも勉強熱心で、色々な物件をもう既に見ていましたが、今回のセミナーで、土地を見るポイントを理解して頂きました。

アンケートにもしっかり回答して頂きました。

きっといい物件が見つかりますので、諦めないで一緒に探していきましょう!

 

2022年09月13日更新

脱炭素社会実現に向けた住宅の性能基準が変化します

脱炭素社会実現に向けた住宅の性能基準が変化していきます。

2020年に省エネ基準の義務化を目指していた政府は、5年先延ばしを2025年と決定しました。

但し義務化の数値は、それほど高くはなく

断熱等級4以上、一次エネルギー消費量6

です。

実は今回、断熱等性能等級(2022年10月施行予定)は等級7まで創設されました。

そして政府は。

断熱等級5以上、一次エネルギー消費量6

をZEH基準とし、2030年から新築する住宅は、全てこのレベルで建てるように促しています。

いずれは、ZEH水準が日本の住まいの断熱性能の標準ということになりそうです。

2022年09月10日更新

【フラット35】S(ZEH)が始まります!

9月6日、鶴岡の阿部多さんで「フラット35」の講習会を受けてきました。

2022年10月より、新しく【フラット35】Sの基準にZEHタイプが新設されます。

ZEHとは、net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略語で、「エネルギー収支をゼロ以下にする家」という意味になります。

つまり、家庭で使用するエネルギーと、太陽光発電などで創るエネルギーをバランスして、1年間で消費するエネルギーの量を実質的にゼロ以下にする家ということです。

実は、ZEH区分も三つあります。

『ZEH』      再生可能エネルギーを加えて、基準一次エネルギー消費量から 100% 以上の一次エネルギー消費量削減

『Nearly  ZEH』  再生可能エネルギーを加えて、基準一次エネルギー消費量から 75% 以上 100%未満の一次エネルギー消費量削減

『ZEH Oriented』 再生可能エネルギーの導入なし。

ここ庄内地方は、多雪地域に該当するので、必ずしも太陽光発電を屋根に上げなくてもZEH申請が出来ます。

 

金利A、Bプランも下記のように変わります。

 

これによって、住宅性能で選ぶZEH、金利A、Bプランの三つ区分を基準に金利引き下げ方法が変わります。

 

例えば、【フラット35】S(ZEH)と長期優良住宅を組み合わせると、当初の10年間金利を0.5%下げることが出来ます。

(荘内銀行2022年9月30日までの金利)

手数料定率型で、融資率9割以下、返済期間21年以上の金利が1.53%ですので、この金利が当初の10年間0.5%差し引かれるので1.03%のなります。

これは、なかなか大きいですね。

最近の円安状況が続くと、金利の上昇もあるのかも知れません。

社会の状況を見極めながら、融資を受ける必要がありそうです。

 

 

2022年09月09日更新

鶴岡の住宅建て方

お盆明けから、西方設計さんが設計した鶴岡の現場で建て方が始まりました。

東側

南側

下屋の天井上には、高性能グラスウール20K 105×3=315mmを敷いています。

今漸く屋根が出来上がり、外周りの木工事にかかっています。

Q値=1.003

UA値=0.335

で、Q1.0住宅のLevel-2の超高断熱住宅です。

 

2022年09月07日更新

8月10日は、会社創立22年目!

8月10日は、弊社創立22年目の記念日です。

アッと言う間の22年。この22年の間に住宅業界も変化してきています。

特に、ネット社会になってお客様とのかかわりが大きく変わりました。

住宅の性能、デザイン、価格など色々なことをSNSを通じて知ることが出来るようになりました。

そして、新型コロナウィルス感染拡大による行動制限により、その傾向はますます強くなっているように思います。

しかし、余りにも多い情報に惑わされ、お客様自身が、迷子になっているケースも多々伺えます。

お客様が専門的な事を、断片的な知識で判断するのはチョット難しいと思われます。

自分が理解している知識が正しいのか、間違っているのか?

それを、確認できる会社であるかどうかが見極めのポイントだと思います。

ある一定の技術的な事が賛同出来れば、あとは細かい事に捕らわれずに、家づくりを楽しんで頂きたいと思います。

大切な事は、お客様とその会社が同じ方向を向いているかです。

今期も、22年間やってきたことが、次へと繋がる有意義な年にしたいと思います。

2022年08月10日更新

住宅設備メーカー比較ツアー開催!!!

7月30日(土)

地元に展示場がある住宅設備メーカー3社の協力を得て、比較ツアーを開催しました。

新型コロナウィルス第7波の感染が広がりづつありましたが、感染対策をしっかりやりながら、予定通り開催致しました。

弊社にとっては、久しぶりの行事開催です。

先ず最初に

TOTOさんを見学

TOTOさんと言えばやっぱり便器ですよね。

便器も時代と共にどんどん変化し、デザインにもこだわっています。

タンクレス便器、超節水タイプ便器・・・機能も一長一短あり、決めるのに迷ってしまいます。

次にクリナップさんを見学、

クリナップと言えば、ステンレスのキッチン。

ステンレス流しの音や傷の問題など、クリナップさん独自の方法で解決しています。

10年間ファンの掃除がいらないキッチン換気扇の説明を受けました。

ショールームで説明を聞くと、えらく納得してしまいますね。

昼食は、鶴岡の創作日本料理店“すず音”で会食。

最後は、パナソニックさんです。

パナソニックは、リクシルと並ぶ日本の住宅の総合建材メーカーです。

水廻りを始め、住宅に関する建材の殆どを揃えています。

電化製品を使った水廻り商品は、やはり進んでいますね。

各メーカーさんは、それぞれ特徴があり比較をすると色々な事が分かってきました。

何を基準に選ぶか?

後は、好みで選ぶしかないのかも・・・

最後に参加者からアンケートの回答を頂きました。

参加頂き本当にありがとうございました!

私たちも、久々のイベントで、とても充実した一日でした!!!

 

2022年08月01日更新

基礎打ち施工完了

7月26日

鶴岡市みどり町の現場の基礎コンクリート打ち施工を行いました。

西方設計さんの特徴であるコラム基礎(基礎の中にある丸い基礎)が見えます。

これは、床下エアコン運転した際の風道の障害物となる基礎を出来るだけ少なくする工夫です。

盆前に基礎完了し、盆明けよりいよいよ建て方です。

2022年07月26日更新

配筋工事が完了

鶴岡市みどり町の現場の配筋工事が完了し、検査を受けました。

基礎はベタ基礎で、基礎断熱仕様になっています。

構造計算によって、配筋の間隔が違うのが分かると思います。

来週は、いよいよコンクリートの打設工事を致します。

2022年07月15日更新