省エネルギー性能の断熱等級6,7が創設されました。
国土交通省で示した等級と新木造住宅技術研究協議会で提唱しているQ1.0(キューワン)住宅を鎌田紀彦先生が比較してくれました。
それに寄ると、
①省エネ7等級は、概ねQ1.0住宅レベル4と同等です。このレベルは相当ハイスペックになると思われます。
②省エネ6等級は、Q1.0住宅レベル2~3と同等です。弊社で施工している付加断熱をしているQ1.0住宅は、概ねこのレベルになります。
③省エネ5等級は、Q1.0住宅レベル1より少し低く、準Q1.0住宅レベルに近いと思われます。省エネ5等級はZEH基準に該当します。国はこのレベルを目指すように指南しています。
④省エネ4等級は、国で2025年に義務化するレベルです。義務化しようとしているレベルはチョット低めです。
この比較は、あくまでも、外皮平均熱貫流率UA値でやっています。
しかし、現在のUA値の計算方法には、省エネ性を大きく左右する換気計算が含まれていません。
という事は、正確な省エネ性を表現できていないと私は思うのです。
何れ、換気計算も含めたUA値で比較するようになって欲しいもです。