スタッフ柿崎社長ブログ

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換気扇は羽根がはずせるタイプがいいです

 毎年、24時間換気扇の掃除をするのが私の担当です。

その換気扇は、下の写真の状態のように、通常羽根に埃がこびり付いています。

この埃を取るのに、タオルで頭を覆い、マスクをし、完全防備の状態で、ホウキなどを使って掃除しています。

特に、天井埋め込み型換気扇の場合、換気扇の周囲は、埃だらけになります。

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 しかし、パナソニックさんの換気扇は、下の絵のように、羽根部分をはずすことが出来ます。

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これは、とっても便利。

換気扇の周りが埃まみれにならないばかりか、とても綺麗に羽根を掃除できます。

換気扇の掃除をしたとき、中途半端に羽根に埃が残るのは、余り気分がいいものではないですね。

弊社は、特別なことがない限り、このはずせるタイプを採用するようにしています。

by kakizaki

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2009年08月18日更新

太陽光発電は何年で元がとれるか?

 7月30日のブログ『太陽光発電は3~5年後を目途に』を書きましたが、もう少し具体的な数字で計算してみたいと思います。

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高畠町に高畠町総合交流プラザが平成19年4月にオープン致しました。このプラザの目的は、

 

高畠町総合交流プラザには、高畠地区公民館、子どもセンター、町民活動支援センターなどの

機能があり、多くの町民が集い、交流することが出来る多目的施設です。

【施設の概要】

構造/鉄骨造2階建 延床面積 約2,060㎡

場所/まほろば通り商店街(旧山形銀行高畠支店跡)

機能/①高畠地区公民館:研修室、調理実習室や音楽練習室があります。

   ②子どもセンター:子育ての応援やファミリーサポートを行います。

   ③町民活動支援センター:交流ルームを設け、町民活動の支援を行います。また、国際・

    地域間の交流活動を支援します。

その他/◎太陽光発電や雨水を利用するなど環境に配慮した施設です。

    ◎安心・安全にお使いいただけるバリアフリーの施設です。

 

その他の項目にもあるように、太陽光発電を設置して、そのデータが公表されています。

財団法人 東北産業活性化センターさんのHPに平成19年度と平成20年度の発電電力量が出ています。

それによると、

平成19年度 9,164kWh

平成20年度 9,453kWh

システム出力が10kWですので、高畠町では、1kw当り900~1,000kWhの発電量と見当をつけることができます。

このデータを基に、私の家を例に試算してみます。

通常家庭用の太陽光発電は3kWですので、1kW当り950kWhの発電量と仮定すると年間2850kWの発電量が見込まれます。

東北電力さんの場合通常1kW当りの電気代が26.75円ですので、2850×26.75=75,435円/年を太陽エネルギーで造ったことになります。

(我が家は、五人家族で、平成19年の電気の消費量は、7057kWですので余剰電力の売電は、ほとんど期待はできません。)

太陽光発電の設備費は、210万~250万円(3kW)程度と言われています。

国の補助金21万円(7万円/1kW)

酒田市の補助金6万円(2万円/1kW)

を利用しても、設備は1,830,000(基の設備を210万円と仮定)となります。

この設備費を発電電力代で割ると1,830,000÷75,435=24.26

即ち、この設備の元をとるためには、24年間かかることになります。

24年もかかるのであれば、私の家では、太陽光発電を設置するのは、難しいですね。

仮に半分の設備費(915,000円)にしても、12年かかることになります。

10年で元を取るためには、陽光発電の設備費が70~80万円程度で出来ないと無理だという計算になります。

太陽光発電の普及は、この辺がポイントのような気がします。

とにかく、設備費を現在の1/2、1/3になるように、努力して頂かないと・・・

by kakizaki

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2009年08月17日更新

長期優良住宅とは

 先日あるお客様より、『御社は、長期優良住宅に対応していますか?』とご質問頂きました。

 ちょうどその時は、建築士会主催の長期優良住宅の勉強会をしている最中でしたので、きちんとた返事ができませんでしたので、ここで今までの情報をまとめておきたいと思います。

 非常に解りにくいのですが、実は長期優良住宅には、二種類あります。

①長期優良住宅(通称100年住宅という表現をしているようです)〔100万円の補助事業〕

②長期優良住宅先導的モデル事業(通称200年住宅という表現をしているようです)〔200万円の補助事業〕

 

今回は、①の100年住宅について説明します。

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日本の住宅寿命は26年とかなり短いにもかかわらず家を建てるための住宅ローンの返済年数は27年を上回ることが多く、住宅ローンを返し終わる頃には資産価値のない家が残っていることになります。

「つくっては壊す」フロー消費型の社会から、「いいものをつくって、きちんと手入れして、長く大切に使う」ストック型社会へ転換しようという試みが、長期優良住宅のコンセプトです。

このストック型社会を目指すために、2009年(平成21年)6月4日、「長期優良住宅普及促進法」が施行されました。

「長期優良住宅普及促進法」は、「住宅を長期にわたり使用することにより、住宅の解体や除却に伴う廃棄物の排出を抑制し、環境への負荷を低減するとともに、建替えによる費用の削減によって、国民の住宅に対する負担を軽減し、より豊かで、より優しい暮らしへの転換を図る」ことを目的にしています。

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長期優良住宅は、「長期優良住宅普及促進法」に適合する住宅のことで、上の図のように、構造躯体の劣化対策、耐震性、維持管理・更新の容易性、可変性、バリアフリー性、省エネルギー性などの性能が、国土交通省が定めた認定基準をクリアすることが求められます。

この中で特に、大切なのが

②耐震等級2(建築基準法の1.25倍の耐震性)

⑤省エネルギー対策等級4(次世代省エネルギー基準)

です。

国は、このように良質の住宅をつくるように推奨するかわりに、100万円の補助金制度を設けました。(この補助金を受けるためには、2010年2月10日まで建物の完了報告をしなければなりません。)

補助金制度をも設けると、みなさんは、単純に100万円もらえると思うかもしれませんが、そう簡単にはいきません。

国は、上の図のように、認定条件を定めていますので、一般的な住宅を建設する場合より、割り高になります。

その割り高になる分を国が補助しましょうという制度ですので、住宅の建設費のトータルが安くなることはないと考えた方がよいと思います。

むしろ、その条件をクリアし、書類提出も多くなりますので、事務手数料も加算され、結果的には、ちょっと高くなるのではないでしょうか。

但し、税制優遇もありますので、損か得かは、何ともいえません。

しかし、建物その物は、長期優良住宅として、国のお墨付きが付くわけですから、決して悪くはないと思います。

ただ、私としては、省エネルギー対策等級4と次世代省エネルギー基準であるのが不満です。

 

省エネルギー基準 省エネルギー対策等級              地域区分
I  II  III    IV  V  VI
旧省エネルギー基準(昭和55基準) 等級2 2.8  4.0  4.7   5.2   8.3     -
新省エネルギー基準(平成4基準) 等級3 1.8       2.7  3.3  4.2       4.6  8.1
次世代省エネルギー基準(平成11基準) 等級4 1.6  1.9   2.4  2.7       2.7  3.7
平成21年改正省エネルギー基準の算定用シート※1
における断熱性能区分(オ)※2
  1.4    1.4     1.9  1.9  1.9      3.7
 ※3

 

せめて、平成21年改正省エネルギー基準にしてもらいたいと思います。

私は、山形のⅢ地域も北海道なみに、Q値を1.4にしたいくらいです。

この制度も決して悪いとは思いますせんが、長期優良住宅程度の性能の住宅にお金を掛けて補助金をもらい、結果的に価格の高い住宅を建設するよりは、熱損失係数を1.4以下の超高断熱住宅にするためにお金を掛け、省エネルギー住宅にした方が私は、これからの住宅にふさわしいと思います。

もちろん、耐震等級2以上にすることは、言うまでもありません。

あっ、最初の質問の回答をしていませんでした。

弊社も長期優良住宅に対応できます。(補助金制度に対応できます)

但し、完了報告書締め切りが、来年の2月10日ですので、ご要望のある方は、早めにご相談ください。

by kakizaki

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2009年08月11日更新

木造住宅は地球環境に優しい住まい

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上のグラフは、平均的な大きさの住宅一棟(136㎡)(約41坪)を建設時に排出される二酸化炭素の排出量を構法別に比較したものです。

鉄骨造は14,743kg

RC(鉄筋コンクリート造)は21,814kg

木造は5,140kg

木造に比べ鉄骨造は約3倍、鉄筋コンクリート造にいたっては約4倍の二酸化炭素を排出しているのが解ります。

鋼材やコンクリートを製造すること自体が、二酸化炭素を多く排出することになります。

しかし、現代社会にあって、鋼材やコンクリートがなければ、私達の生活が成り立たないのも、事実です。

近代建築の象徴は、鉄・コンクリート・ガラスです。

都市建築においては、そのことが、如実に解ります。

実は、私自身それらの建築材は大好きです。

しかし、オフィスや店舗・マンションなどの規模が大きい建物は、鉄やコンクリートを使用するのは当然ですが、あえて、一戸建て住宅の構造体を鉄骨やコンクリートにする必要性があるのだろうかと疑問に思います。

デザイン性を重んじるために、コンクリート住宅にすることはあるでしょうが、居住性や断熱性などを総合的に考えても一般住宅は、木造が一番向いていると私は思っています。

8月1日のブログにも書いたように、木材は、循環型材料ですので、二酸化炭素排出量は、カウントしなくてもよい事になっています。

そうなると、益々木造住宅の優位性が高まります。

私のような田舎では、コンクリート住宅は、マンションでなければそんなに多くはありません。しかし、鉄骨住宅は、大手住宅会社の進出があるため、結構見受けられます。

どうしても鉄骨住宅でなければならない人は別ですが、そうでない方は、是非木造住宅を検討してはいかがでしょうか。

そして、高断熱住宅にも、こだわって・・・

建築する時も、建築してからも、二酸化炭素排出量の低い、低炭素住宅に住んで頂きたいものです。

by kakizaki

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2009年08月10日更新

自立循環型住宅を知っていますか

6月30日のブログに山形新聞で、県の文化環境部が、「環境共生型モデル整備事業」でエコハウスの普及を狙う記事を載せました。

そのエコハウスの基本となるのが『自立循環型住宅』です。

県が、自立循環型住宅を推奨する背景には、以下のような事情があります。

 温室効果ガスの排出量の増加に対し、日本政府は削減目標を立てています。

①温室効果ガス排出量6%削減

 温室効果ガスの排出量を2010年までに1990年比6%削減することを、京都議定書で国際的に約束しています。

家庭部門の二酸化炭素排出増加量6%へ抑制

 日本政府は、家庭部門について2010年度に1990年度比で6%増加の状態に抑制する目標を立てています。

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 しかし、上のグラフからも解るように、家庭用エネルギー部門における二酸化炭素排出量は、2004年度に1990年度比で31.6%増加しているのが実態です。

これでは、到底2010年度の目標には到達しないのは、目に見えています。2010年といえば、来年のことですよ。

ほとんど、不可能と言ってもよいでしょう。

しかしながら、将来へ向けた山形の家づくりのあり方を研究するために、県で予算を組んだことは、一定の評価に値すると思います。

 

自立循環型住宅とは
  • 気候や敷地特性など立地条件と住まい方に応じて極力自然エネルギーを活用した上で
  • 建物と設備機器の選択に注意を払うことによって居住性や利便性の水準を向上させつつ
  • 居住時のエネルギー消費量(CO2排出量)を2000年頃の標準的な住宅と比較して50%にまで削減可能で
  • 2010年までに十分実用化できる住宅

をいいます。

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一見かなりしんどいように、見えますが、私は、可能性は、十分あると思います。

上のグラフからもわかるように、家庭の主なエネルギー消費は、

①暖房

②給湯

③照明他電力

です。その対処方法として、

①暖房エネルギーを1/2、1/3にすることは、新住協のメンバーであれば、十分可能です。また、ペレットストーブなど、木質バイオマスを利用すれば、CO2ゼロも夢ではありません。

②給湯は、太陽熱給湯を利用するのが、一番効果がありそうですが、雪国対策が必要ですので、この当りを調べる必要があります。

③照明は、LEDにするならば、白熱灯に比べて、約80%、蛍光灯に比べても50%以下の省エネルギーになります。

私は、2009年の技術でも、これらの住宅は、十分可能だと思います。

但し、建物自体は、少々高くになるとは思いますがね・・・

しかし、まさしく、これは、プリウスの住宅ですね。

私達は、これからは、このような家づくりを目指さなければなりません。

世の中が置かれている状況は、『待ったなし』だと感じるのは私だけでしょうか。

by kakizaki

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2009年08月05日更新

木は循環型社会の優等生

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木は、皆さんも知っているように大気中の二酸化炭素を吸収し、成長していきます。

即ち、大気中の二酸化炭素を吸収することによって木材という形にして、二酸化炭素を固定化しているのです。

私達は、その木材を利用して、木造住宅をつくり、生活しています。

そして、古くなった住宅の木材は、一部再利用し、また、不要な廃材は燃焼することによりエネルギーとしても活用していきます。

その際、木材に固定されていた二酸化炭素は、大気中に放出されます。

しかし、その放出量は、元々大気中に存在していたものを吸収していた量ですので、全体としての二酸化炭素の量は変わりません

このように、木は、循環型材料ということができます。このような材料をバイオマスと言っています。

通常、住宅の種類は、

①木造

②鉄骨造

③コンクリート造

にわけられます。

そして、鉄骨住宅やコンクリート住宅を造る際は、木造住宅の約3~4倍の大量の二酸化炭素を排出しながら、その量を再度吸収することは、ありませんので、これらの建物は、建設する段階で、省エネルギーとは言えません。

即ち、木造住宅は、循環型社会に最適なスタイルと言えます。

もっというならば、木材を暖房の燃料にすると、暖房の際の二酸化炭素発生量はゼロですので、二酸化炭素排出量を極端に減らすことができます。

石油の価格が上がったときは、薪ストーブやペレットストーブなどが話題になりましたが、価格というより、木質バイオマスとして、今後益々注目を集めると思われます。

ただ、取り扱いが少々面倒であるのが難点です。

これからの社会は、多少の使い易さを犠牲にしながらも、環境に優しい快適な住空間を目指さなければならないと思います。

by kakizaki

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2009年08月01日更新

太陽光発電は3~5年後を目途に

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2009年7月26日(日曜日)山形新聞

山形新聞など東北6県の主要7新聞社は、地域の活性化策を多角的に提案する新たなプロジェクト『東北発 ニッポン元気会議』を展開していくそうです。

記事の内容は、そのままHPに載っていましたので、参考にして下さい。

初回のテーマが「産業・新エネルギー」です。

太陽光発電について、渡辺昇治氏(経済省資源エネルギー庁新エネルギー対策課長)は、設置コストの課題について、「3~5年後には、250万円前後の現在の半分程度となるよう取り組む」と明確なターゲットを示しています。

現在の補助金制度は、9万円〔7万円/kw(国)+2万円/kw(酒田市)〕×3kw=27万円ですので、実質223万円かかります。

それを10年で元をとるためには、18600円/月を太陽光発電で稼動しなければなりません。

この金額は、私の家の一ヶ月の電気代にだいだい相当しますので、10年でペイするためには、全て太陽光発電で賄わなければならない計算になります。

これは、現実的に無理ですね。

しかし、設置コストが半分の125万円ならば、10400円/月を太陽光発電で稼動すればよいので、かなり現実味が帯びてきます。

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2009年7月24日(金曜日)

太陽光発電の余剰電力の買取制度が来年の4月からいよいよスタートする予定です。この制度の運用と設備の10年以降のメンテナンス代がどのくらいかかるのかが大きなポイントだと思います。

いずれにしても、私達の家の屋根に太陽光パネルが設置される日は、そう遠くないようです。

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2009年07月30日更新

『竣工図 』 お手元に

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本日の山形新聞に非常に良い記事が載っていました。

『竣工図 お手元に』という、記事です。

竣工図とは、工事が終了した際に、工事の変更部分も含めて、完成した建物の構造などを正確に表した図面です。

このような図面があると、リフォームをするときに非常に役立ちます。

図面があると、改装や増築などをする際でもおおよその検討をたてやすくなり、調査も割合簡単にできます。

これから、住宅の長寿命化を考えていく上で、とても大切なことです。

竣工図の作成は、現在は、義務化になっていませんので、作成していない場合が多いようです。

 

 通常住宅を建築する場合、当然設計図を作成します。

その設計図を作成する前に、実際に設計図を作成する建築士が、お施主様に設計契約の重要事項を説明するように、昨年の11月28日に建築士法が改正され、義務付け られました。

主な内容は、作成する図面の種類、工事管理の方法、設計料と支払時期などです。

これから、住宅を建てようと思っている方は、必ず、このような説明があるはずですですから、その際に、竣工図も提出してもらうように設計士に依頼したほうが良いと思います。

もし、このような説明がなければ・・・

義務化になっていますので、必ずやらなければなりません。

そのような住宅会社とは、契約をしないほうが、良いと思います。

 

弊社の場合は、竣工図面は、PDFにして変換して渡しています。当然紙でも一部作成しています。

また、施工中と竣工写真もCDに複写しています。

施工中の状況が良く分かりますので、次回リフォームする際は、参考になりますし、家の記録にもなります。

 

by kakizaki

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2009年07月16日更新

ハニカムサーモスクリーン

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ハニカムサーモスクリーンは、弊社の場合、南側の窓にカーテン代わりに断熱戸として取り付けています。

南の窓は、その他の窓と違い普通ガラスを使い冬期間日中の光を最大限に取り入れるようにしています。

その代わり、夜は、この窓から熱が逃げ易いので、このハニカムサーモスクリーン(断熱戸)で、熱損失を抑えるようにしています。

また、夏は、太陽の直射日光をさえぎる役目もしてくれる優れものです

サーモグラフィでその効果を見てみると、

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 冬の温度の様子

 

 

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夏の温度の様子

 

ハニカムサーモスクリーンを取り付けたときには、明らかに色の違いが出ています。

ハニカムサーモスクリーンの欠点は、カーテンのレースのように日中全部閉めると、部屋が狭苦しく感じることです。

そこで、私は、ツーウェイ方式を採用しています。

日中、直射日光を入れたくないときは、窓の上部のみを開放し、窓の下部に当たる直射日光をさえぎるようにしています。

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写真は、上と下の両方開けていますが、このように、自由に開閉できます。

この断熱戸の良さは、使ってみないとなかなか解っていただけないと思いますが、効果抜群です。

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2009年07月13日更新

サッシは重要です!

住宅で熱が逃げ易いところは、いったいどこでしょうか。

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上のグラフは、一般的な住宅の熱の逃げかたの割合を示しています。

このように、窓から逃げる熱がいかに多いかが分かります。

よって、住宅の断熱性能を向上させるためには、窓対策が重要であることが、理解できると思いのます。

弊社の窓の仕様は、

①樹脂サッシを基本(準防火地域は、アルミ樹脂サッシ)

②東・西・北向きガラスは、アルゴンガスいりLow-E

③南向きガラスは、普通ガラス(断熱戸付き)

を基準にしています。

東・西・北窓は、熱の損失を極力少なくするようなガラスを選択し、南は、冬太陽の熱をいっぱい取り入れる工夫をしています。

南の窓から熱が入り易いガラスは、裏を返せば、熱が逃げ易くもあります。そのために、夜は、断熱戸でしっかり閉めておくことが重要です。

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上のグラフは、1地域の次世代省エネルギー基準をクリアしたときの熱に逃げかたの割合です。

このように、窓、換気、外壁がだいだい三割づつになっています。

高断熱住宅の暖房エネルギーをさらに減らすためには、

 
1.第1の手法 換気の熱損失を減らす
2.第2の手法 開口部の強化と太陽熱利用
3.第3の手法 断熱の強化

の三つを工夫する必要があることが分かります。

これらもことを具体的にどのように対策をたてたらよいか、私達は、いつも新木造住宅技術研究協議会を通じて、勉強しています。

その結果、国の基準である次世代省エネルギーの1/2、1/3以下の暖房エネルギーの住宅を建設することが可能になりました。

by kakizaki

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2009年07月09日更新