今、テレビで話題になっていますが、民主党が、温室効果ガス排出削減率を2020年までに1990年比25パーセント削減を目指す方針を表明しました。
産業界は、一斉に反発しているようですが、この流れは、途中頓挫することはあっても、変わらないと思います。
もうすでに、世界全体が、温室効果ガス排出量を大きく削減する方向で動いています。
あのアメリカでさえ、オバマ政権になって、環境対策を重要課題にあげています。
住宅産業では、いったいどんな方向に進むと、推測されるでしょうか。
私は、今まで以上に、住宅に対する省エネルギー基準が厳しくなっていくと思います。
もう既に、来年の3月18日から300㎡以上の建物については、『省エネルギー措置に届出』が義務化になります。
私は、今回のこの記事を読んで、住宅を含め全ての建物に省エネルギー対策をすることが義務化になるのは、時間の問題だと思いました。
今、現在は、国の次世代省エネルギー基準の断熱をすることは、義務ではありません。したがって、今でも、スカスカ住宅が、ローコスト住宅として、建築されているのが実態です。
こんなことが、いつまで続けられる訳がありません。
そして、記事の最後の方に書いてあるように、環境税の導入も早まりそうです。
私は、前から言っているように、この環境税は賛成です。
但し、 『二酸化炭素を多く排出している人が、多くの環境税を支払わなければならない』仕組みをきちんと作ってもらいたいと思います。
二酸化炭素を多く排出しているが、意図的に、価格が安いなどという矛盾が生じないように、監視して頂きたいと思います。
私は、『温室効果ガス排出量の見える化』をすすめ、それに、きちんと、『環境税』を課税していったら、日本の二酸化炭素は、間違いなく削減すると思います。
そんな時代が、すぐそこまで来ています。
今後の動向に注目してゆきたいと思っています。
同じ日の新聞の裏側に下のような記事が載っていました。
石油会社が太陽電池を生産するなんて、時代の変化を感じますね。
時代は、どんどん変わります。
私達も、『変わり続けなければならい』と改めて感じました。
by kakizaki